山スキー道具の手入れ(2012/13シーズン)

山道具DIY

先週の白山ヒルバオ雪渓滑走で2012/13シーズンを終えたということで、山スキー道具の手入れを行った。

・山スキー
水洗いと乾燥。freerideとSTIGMAはソールの傷が激しいが、シーズン始めの石が多い時期用にfreerideを使うことにして、STIGMAをチューンナップする予定。幅広のアンペレージは傷はあるが滑走に問題ないレベルなのでチューンナップせず来シーズンも使用する。

・パンツ
自宅洗濯機での洗濯と乾燥。丸3シーズン使用しアイゼン引っ掛けによる痛みも増えたが、性能に衰えが無いため来シーズンも使用予定である。このパンツはモンベル製だが雪に腰を下しても冷えず、山行中の濡れも殆どない。私はパンツの下にタイツは履かない派だが-20℃近くても脚が冷えたことはなく非常に信頼のおける製品であった。

・アウター
汚れ付着部分の水拭きのみ。3シーズン目突入のMarvel Peakの濡れが激しくなりメンテナンスしても回復しなくなったため、シーズン途中でCivetta GORE-TEX Pro Jacket/berghaus に買い換えた。berghausはベンチレータが開け難い、フードが口に干渉し呼吸し難いことが気になっていたが、使っているうちに気にならなくなった。

0706kuto.jpg・クトー
ヒールアップ対策を行ったSTIGMA用クトーは、シーズン初期に止めネジが緩み、防止策として2液接着剤で硬化させていたが、1シーズンを終えた今もナットとネジは硬化状態が維持されていた。Good!
また『硬い雪面ではゴムがブーツ底のラバーブロックを強く圧迫するためラバーブロックが疲弊し易い』という懸念についても、ブーツ底を見る限り問題なかった。

0706bootssole.jpg・ブーツ
水洗いと乾燥。ブーツ底は「縁」の痛みが激しいが雪の無い夏道を歩くことも多いので止むを得ないでしょう。因みにTLT5Mountainはソールの張替えは不可である(つま先部分のみ交換出来ると購入時に聞いたが、ここだけ交換できてもあまり意味がない)

0706bootstpae.jpgインナーブーツの踵補強。昨シーズンガムテープで補強し1.5シーズン経過して写真の状態。ブーツ履脱に特に気は使っていないが剥がれも少なく良好であった。インナーに穴が空いた形跡はなく、ちょっとした手間で強化出来るメリットは大きいと思う。

0706grove.jpg・グローブ
洗濯機で洗濯し乾燥。グローブの補修で穴に皮を接着し補強していたが1シーズン剥がれることもなく十分に機能した。写真では分かり難いが補強した皮に穴が空きグローブ生地が見えている。補強しなければ穴が拡大し使用出来なくなっていたに違いない。シーズンオフに張替えを行おう。

0706zack.jpg・ザック(code38/ospray)
汚れ部位の水拭きのみ。スキー取り付け状態でエッジと干渉する部分に穴が空いてしまった。逆サイドにも同じ擦れがあり時間の問題。このまま使用し続けると来シーズン中には指2、3本入る大きさに拡大する可能性が高い。背面長が長くザックの底面に尻が干渉し歩行し難い問題もあり選択ミスという印象。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

コメント