6.大日ヶ岳スキー

大日ヶ岳

白川郷エリア開拓は今週も続く。土日ともフリーな今週末は車中泊で大日ヶ岳(1708m)、三方崩山(2058m)を攻める。まずは初日の報告。金曜夜が飲み会だったため当日朝4時半アパート出発し7時半にラッセルを開始した。

■メンバ 単独
■用具  アンペレージ175cm/BD、TLT Speed/Dynafit、TLT5Mountain/Dynafit
■行程  2012年2月11日(土) 晴、無風、-10~-2℃

07:29( 950m) 駐車場発
09:14(1362m) 一ぷく平
10:44(1708m) 大日ヶ岳山頂着
11:07(1708m) 大日ヶ岳山頂発
11:20(1521m) かます谷
12:32(1016m) 林道合流
13:14( 950m) 駐車場着

距離 12.3km
時間 5時間44分
累積標高差 ±925m
0211map.jpg
0211park.jpg07:29( 950m) 駐車場発
予報通りの風の無い晴天、放射冷却(-10℃)で雪も締まり最高のコンディションである。
0211tozanguchi.jpg07:32( 955m) 登山口
今回は山頂東側尾根の夏道ルートである。距離があるが全体的に斜度は緩く標高差800m程度で比較的楽な方。ダイナランドスキー場ルートはゲレンデを歩き上げても物足りないのと駐車場1000円で却下した。
0211skiview.jpg07:39( 980m) ダイナランドスキー場と大日ヶ岳
山頂が真っ白な大日ヶ岳は遥か彼方である。
0211updown.jpg08:50(1274m) ブーツラッセル
先行トレースは無し。写真では浅く見えるが膝下10cmのブーツラッセルだった。
今週は雨が降り雪崩れの危険があるため同じ尾根のピストンの予定だが、地図で見るかます谷は斜度が緩く両サイドも急峻ではないため現地確認で危険が少なければ谷を滑る。
0211view1.jpg09:09(1344m) 眼下にはひるがの高原
尾根はアップダウンが多い。帰りの登り返しが無い様に頑張ってトレースを残すが小ピークが多くカニ歩きは免れそうもない。。
0211taira.jpg09:14(1362m) 一ぷく平
広大で水平な尾根は2km続く。雪は相変わらず深く帰りは下りラッセルの可能性大。
0211peakview.jpg09:48(1479m)
山頂はまだ遠い。左手のかます谷はイメージ通りで雪崩の危険は低そうだった。
0211peaktemae.jpg10:26(1636m) 山頂手前
先着が何人かいるようだ。山頂直下と右手オープンバーンに複数のシュプールがあり、人影も確認できる。さぁもう一息ガンバです。
0211sancho.jpg10:44(1708m) 大日ヶ岳山頂着
出発から3時間15分随分早く着いた。ブーツ、急登は膝ラッセルだったが意外と楽に感じたのは飲み会の酒パワーのせい? いやいや斜度が緩かったからでしょう。
0211north.jpg山頂から北方向(白山方向)の眺め。残念ながら白山は見えず。。
0211west.jpg同じく西方向、水後山(1558m)への尾根。
0211kamasutani.jpgかます谷
適度な斜度は山頂から標高差100mぐらい。その先は平で遠方のS字で谷が細くなっているがこの感じなら谷滑走で問題ないでしょう。
山頂には続々とバックカントリの人々が到着。30名以上の大賑わいとなった。スキー場ルートなら距離が短く手軽で山頂ではパウも楽しめ天気が良ければ白山も見える。人気があるのも分かる気がする。
11時7分山頂出発。
0211paw.jpg11:14(1680m) かます谷上部
激パウを堪能と言いたいところだがあまりにも短い。。5分、いや3分ほどだった。物足りない感は否めない。
急斜面を降りると二人の山スキーヤーが休憩中だった。それぞれ単独。お一人は九州から名古屋に引越したての方で、山スキー出来る山を探し中とのことだったのでお節介ながら本サイトを紹介した。
0211kamasu2.jpg11:41(1251m) かます谷は、、、
雪が深く低速滑走2割、8割はブーツラッセルだった。下山は滑走が当然と思っているため下りラッセルは気分的に疲れますな。
1177m付近からは川の音が聞こえ始めた。谷は雪崩れの危険は感じなかったが、注意すべきはスノーブリッジの横断だろう。
0211kamasu3.jpg12:15(1041m) kamasu3
雪は次第に重くなりラッセルとカニ歩きが辛い。スノーブリッジは積雪豊富な今シーズンでも完璧ではなかった。

12:32(1016m) 林道合流
山頂出発から1時間半近くかかった。ここからはビンディングのヒールをフリーにして歩行する。板とブーツの間に挟まる雪がゲタとなりプチ難儀。

13:14( 950m) 駐車場着
山頂から2時間、長距離下りラッセルは気分的に疲れた。パウが目的ならスキー場ルートが手っ取り早いと思う。尾根ルートは尾根、谷どちらを滑っても登り返しやスノーブリッジ横断が付いて周る。

備忘録
・登山口は分かり難いので事前確認要。また急勾配かつ車一台ギリギリ通れる細い雪壁の道があるので圧雪時は四駆じゃないと厳しそう。また山行中に大量降雪すると駐車場から出れなくなるリスクあり。
・尾根の登山道はアップダウン多いので下山滑走時は登り返しが多そう。
・しかし、かます谷も大部分は平坦なので雪深い日は下りラッセルになる。滑走出来るのは山頂から標高差100mのみ。
・かます谷は雪崩れリスクが少なそうだがスノーブリッジ横断リスクがある。

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