BDヘッドライトの電源ケーブルの被覆が劣化して脱落し、シールド銅線がむき出しになっている箇所があった。昨年、応急処置したが劣化が拡大し広範囲で被覆が脱落してしまった。
今回も「修理して長期使用するポリシー」に沿ってDIYすることに。
完成写真
2か所をカットし、新しいケーブルに置き換えた。
正規の電源ケーブルは螺旋(らせん)構造のため伸び縮みする。DIYで螺旋化は困難なため、長めにして側面で「ひと巻き」余らせる構造にした。これにより帽子、ロードバイクヘルメット、山行ヘルメットにおいて「電源ケーブルに無理な負荷がかかることなく」使用できる。
ライト側の付け根は樹脂で固めることで密封し銅線の露出を防いだ
電池側も同様。
また、ガーゼを用いることで樹脂の固着量と面積を増やし強度をUpした
電源ケーブルは2芯でシールド線で覆われているタイプ。オーディオ用。
430円/m 仙台のムサシにて
熱収縮チューブはφ3mmとφ4mmを購入
φ4mm、φ3mm 200~300円
接続図
熱収縮チューブを被せられない部分(銅線が露出)がどうしても存在してしまい、この対策に苦労した。
樹脂で固めて密封するにしても、
・ケーブルの1点に負荷が集中しないような固め方に出来るか
・照明角度調整、電池交換などに影響ない範囲の密封で、目的が達成されるか
を十分検討した上で、樹脂固めを選択している。
山で使うライトなので、過酷環境、雑な取り扱い、で問題が起きない事が極めて重要と考えている。銅線の露出は0.5mmほどなので短期的には問題ないし、負荷集中についても、実際に断線しそうになってから対応する手もある。ただこの不安を頭の片隅に置くことが嫌なので、上記としている。
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