EMONDAケイデンス不調原因調査と修理の記録

山道具DIY

状況
・ロードバイクEMONDAにおいて、Garminウォッチにケイデンスが表示されなくなった
・別のバイク(Tarmac)ではGarminウォッチに問題なく表示される
・EMONDAのケイデンスセンサはスピードセンサとのデュアル構造なのだが、スピード表示は問題なし
・試しに電池交換した際、ライド数回は正常復旧したがその後は不安定
・ライド開始時は正常、途中から不調に変わったりする

→デュアルセンサ自体の破損を疑い、買い替える意識で、ダメ元で原因調査することに
 2020年5月のDIY経歴

センサシステムの構造(推測)

状況から推定されること
・Garminウォッチ本体、ブルートゥース設定、電池切れ、無線通信回路はおそらく無実
・ケイデンス側のマグネット、ケイデンスセンサ付近、ケイデンス側のセンシング回路が怪しい

確認、修理内容
①クランクを回してマグネットをケイデンスセンサに近接させたとき、反応音(カチッという音)がするか確認
 →よく分からない。音はしていない?
②クランクのマグネット、デュアルセンサをEMONDAから取り外し、手にもって①を確認
 →音を確認出来た
③デュアルセンサをEMONDAに装着し、手にもったマグネットをフレーム越しにケイデンスセンサに近接させ、反応音を確認
 →音がする。近接位置を左右にズラしたり、距離を離すと音がしなくなる。
  つまり ①では音はしていない状態だった!

原因

何らかの理由でマグネットとセンサの距離が離れたことが原因
・ごく一般的な原因だった(-_-;)
・センサを買い替え
ても問題が解決しないため、確認してよかった(^_^)

④ケイデンスセンサをマグネットになるべく近接させるため、デュアルセンサをEMONDAフレームに深く押し込み、ネジ固定
⑤③を再確認
⑥クランクのどの位置にマグネットを設置すると、最も感度が高いか確認
 →ベスト位置に設置すると、マグネット取付ゴムがフレームに接触
  マグネット取付ゴムの薄化が必要
⑦マグネット取付ゴムをヤスリで薄化
⑧SKバンドでベスト位置に取付
⑨クランクを回して、Garminウォッチにケイデンスが表示されることを確認

まとめ
電池交換で一時的に問題が解消したり、ライドの途中で不調になったりという状況から、デュアルセンサ故障に違いないと思い込んでしまい、危なく買い替えるところだった。この手の不具合は、マグネットとセンサの位置ズレ要因が多そうなので、今後はまずここを疑おうと思う。
買い替えをても解決はしなかっただろう。金銭的だけでなく精神的なダメージがデカイ。回避できてマジよかった(^_^)

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