ブルベSR達成に向けた今年最初のブルベ「BRM314近畿200km近江八幡」を完走し認定を受けてきた^^ 寒の戻りで気温7℃、かつ、冷たい雨で修行色濃厚な12時間となった。
■行程 2020年3月14日(土)雨→曇り、7℃
■メンバ 単独
■バイク tarmac/specialized
今シーズンはブルベでSR(Super Randonner=スーパーランドナー=1年で200、300、400、600kmを認定)を目指している。6月達成を狙いつつ、保険で秋にリベンジ出来るようにする作戦。今回はその200kmだった。
日本各支部で活発に行われているブルベだが、同じ距離でもルートによって難易度は様々である。難易度は獲得標高で評価される。目的が「SR達成」なので、難易度の高いブルベは避けて、金沢に近く低難易度のブルベを狙った。
で今回エントリしたのが『BRM314近畿200km近江八幡』である。
選定理由
・金沢から高速で片道2時間半、200km程度と比較的近い
・獲得標高が2200mと200kmブルベとしては難易度低め
概要
主催:オダックス近畿
ルート:近江八幡 → 草津 → 城陽 → 伊賀 → 亀山 → 安楽峠 → 近江八幡(反時計回りの周回)
クループ:6:00 / 7:00 / 8:00の3グループ各30名
参加費:1700円
集合 5:30、出発6:00、制限時間14時間
結果
所用時間 12時間20分、212km走行、認定
平均走行速度 21.3km/h
平均ケイデンス 74 rpm
獲得標高 2283m
05:30 集合
05:40 ブリーフィング
05:50 車検
06:00(0km)近江八幡市液南第二児童公園 START
07:10(24km)琵琶湖博物館前 PC1
09:27(66km)セブイレ山城大橋東店 CP1
12:09(107km)御斉峠 QuisPoint
14:33(147km)ファミマ国1関宿店 CP2
16:11(164km)安楽峠 PC2
18:20(212km)ローソン近江八幡駅南店 GOAL
05:50 ブリーフィング
この時点では雨は降ってなかった。悪天&低温予報からか6時STARTは30名中19名がDNSとなり出走は11名。
06:26 雨ライディング
6時のSTARTと同時にプツリポツリの雨が。。 そして傘が必要なレベルの雨量に。。
今日は大変な1日となる予感…。
06:34 PC1まではグループ化したり離れたりで。
07:10 琵琶湖博物館前 PC1(Photo Control 1)
時計台の時計と自分のバイクを1枚の写真で撮影しこれを証拠とする。証拠はGOAL後にスタッフに提示し確認してもらう。
09:25 セブイレ山城大橋東店 CP1(Check Point 1)
手袋の中とシューズの中が洪水と…。上半身と下半身は汗で湿る程度でずぶ濡れ感は無し。というか手がかじかむ寒さで全身濡れたらDNF確定だった。。
写真は昨年SRを達成したというご夫婦のバイク。
09:26 各自バラバラに走っているがCPで顔を合わせるという状況
09:52 SR夫婦
ペースが速いわけではなく淡々と走る感じ。坂も「極力頑張らない」意識だそうだ。
09:53 私バイクのコックピット
ハンドルの白き物体は手の衝撃をやわらげるためのクッション。「ないよりはあった方がいいかな」レベルの効果だった(汗)
10:11 林道
10:21 茶畑
10:31 京都やましろ茶いくるライン
11:32 山間部はこの気温
11:53 悪路
太い道路からこんな細道へ曲がるルート設定もある。気を付けてないとルートミスする。
12:14 御斉峠(Quis Point)
ブルベカードに記載されている「クイズ」の答えがこの看板に書いてあるという。答えをブルベカードに記載しGOAL後、チェックを受ける。
12:34 亀山市方向
12:42 服部川
14:33 ファミマ国1関宿店 CP2
手足が冷えたのでCPでは暖かい肉まんとホット紅茶を食べた^^ 参加者が多いブルベではCPで人気商品が品切れになることもあるらしい。
15:29 新名神高速道路
この高架橋撮影中に引っ越し屋から電話がかかりしばし対応^^(3月末に仙台に帰任する)
16:07 安楽峠 PC2
峠看板と自分バイクの写真を撮影し証拠とする。
ここからゴールまでは40kmちょい。峠を下ったあとのラスト17kmは気が折れそうになる逆風でシンドカッタ。「うぉー勘弁してくれー」の叫びが数回。。
這う這うの体でローソンゴール。ルートミス引き返しが何度かあり合計212km、12時間20分と長い1日が終わった。
まとめ
[準備編]
走行ルートの下準備。これが最も重要!
キューシートとコマ図を頼りに走行する人もいるが、ネットでオススメとされるGPSで準備した。GPSはスマホ+ナビアプリでもいけるのだが(前回はこの方法)、600kmまでを想定した時、バッテリ充電の課題が解決出来なかったためetrex20x/garminを購入しDIYした。
etrexは「VISTA HCx」というモデルを登山、山スキーで10年近く使用しているがトラブル無く信頼性の高いツールと感じていた。etrex20xはこの後継機にあたる。「単3電池2個で連続稼働25時間」ここがポイントだった。単3電池なので予備電池を持てるしコンビニで購入することも可能。
etrex20xは5万円の日本語版ではなく、19800円の地図なし英語の海外版を購入。ファームウエア書き換え、日本語化、フリーの日本語地図組み込み等をネット情報(これとかこれ)を駆使して準備した。かなり大変…。
ルート情報はオダックス近畿のサイトにリンクが貼られているルートラボのGPXデータをパソコンにダウンロードし、etrexに取り込み可能な形式に変換してアップロード。この軌跡をトレースするように走行する形。
念のためキューシートとコマ図、また印刷したルートマップにCPや距離を手書きしたものも準備しジップロック入れて濡れないようにして持参した。
[気象編]
1週間前から予報チェック。当初「日の出3時間が雨」だったが2日前は「午前中雨」に悪化、前夜には「全国的に気温が下がり冬に逆戻り」となり、気温7℃前後、17時まで雨と厳しい条件となった…。
コロナ蔓延の今、私が勤務する会社ではコロナ感染に関わらず「熱が出たら正常体温に戻ってから2日間まで出社不可」となっている。
DNSとすべきが悩みまくるが結論が出ず「翌朝の天候で最終判断」とし、起床5時時点で雨が降ってなかったため出走とした経緯である。
[服装]
冬装備とした。
半そで(速乾性)、長袖サイクルジャージ(裏起毛)、長丈ビブス、普段履いてる靴下、アウター(ストームクルーザ/モンベル ゴアテックス素材)、サイクルキャップ、ヘルメット、手袋(テムレス)、シューズ、防寒用シューズカバー、反射ベスト
[自転車装備]
tarmac/specialied、フロントライト、リアライト、サイコン、ベル、GPS(etrex20x)、フェンダー(フロント、リア)
[持ち物]
ウエストバック、サドルバック、パーツケース(※1)、行動食(※2)、水筒、デジカメ、スマホ、キューシート、コマ図、手書きルートマップ、ブルベカードケース、ボールペン、現金、クレジットカード、車キー、ワイヤー鍵、単4予備電池2個(リアライト用)、単3予備電池2個(etrex20x用)、ガーミンウォッチ
※1 パーツケース
いつもの一式を持参 『予備チューブ2本、タイヤ外しレバー、ボタン電池、パンク修理パッチ・糊、マルチツール、タイラップ、チェーン油、シャーミークリーム、アミノバイタル、空気入れ』
※2 行動食
カロリーメイト4個、おにぎり2個、パン1個、塩熱サプリ5個
[当日の状況]
「気温一桁の雨日」ということでDNS多数となった。これだけ多数の棄権は珍しいとのこと。
6時スタート30名エントリ中19名DNS、11名出走
7時スタート30名エントリ中11名DNS、19名出走
8時スタート30名エントリ中11名DNS、19名出走
18時20分時点で3クループトータルで11名がDNF。この難易度のブルベとしてはかなり多いらしい。12時間20分を要した自分だが、6時スタート11名の中では3番目の順位だった。
※DNS 棄権(出走せず)、 DNF 途中リタイヤ
初めてのブルベは同じ200km、獲得標高は2500mと今回の2200mよりも難易度は高かったが11時間を切っていた。今回は12時間20分。
手がかじかむ冷え、雨スリップリスクでスピード出せない、水の抵抗、これらに伴う体力の消耗と休憩の長時間化などが要因だろうか。
こちらは同じ日に開催されたランドヌールオダックス中部主催のBRM314中部200kmに出走されたYouTuber「358tv」さんのツイート。
昨年SR達成されている強い方だが路面雪&手が凍傷で制限時間10分前の「軌跡のゴール」とかなりやられたようだ。「手が冷たくて動画撮影出来ない」とのツイートもあるが、このあたりも含めて動画に注目したい。
【ブルベ後】
超泥んこのバイク。ブレーキ時の「擦れ音」はヤスリでゴリゴリ削るような音と感触でブレーキシューが激減りした(後述)。
車中泊の様子。夜は冷えたので冬用寝袋持参で正解だった^^
シューズはソールの通気孔とクリートの取り付けねじ穴から浸水しずぶ濡れへ。シューズカーバは防水こそ出来なかったが防寒の効果はあったと思う。テムレスも中が濡れたが冬用ライド手袋よりは良い選択だったと思う。
足濡れ対策としては防水ソックスが良いらしい(ブルベスタッフから聞いた情報)。ソールの穴からの浸水は防ぐのが難しいので浸水する前提で「ソックス」を防水にして対応する。浸水しても足は濡らさない作戦。足自体の通気性は無くなるので汗で濡れる可能性はありそうだが。

フェンダーは効果高いが結論! フロントは顔への跳ね上げは無く快適。リアは尻や背中への跳ね上げと後続への跳ね上げが防げる。リアフェンダーが無いと3~5mはシブキが飛ぶのでトレインで風よけ効果が得られない。
泥まみれブレーキシュー
シューが半分ほど削れてしまいブレーキレバーの握りシロが無くなってしまった。おそらく峠の下りで消耗したせい。雨の600kmブルベでは下手すると予備シューが必要かもしれない。
チェーン油とシャーミークリーム(股ズレクリーム)をお守りとしてパーツケースに入れていた。過去一度も使用したことはなかったが今回初めて役に立つことに(^_^)
雨上がり後からチェーンの擦れ音がしだしたので給油。これにより音が消え劇的に滑らかになった^^ 滅多に使わないがお守り持参はアリかも。
清掃後のバイク。久しぶりに念入りにやった^^
ブルベ認定メダル。2020年は4年に1度の更新年でデザインが新しくなった♪
メダルはデリカのダッシュボードに貼り付け^^
当日の天気予報。亀山市も似たような予報。
キューシート。コマ図はこの裏に収納。
手書き追記ルートマップ。意外と役に立った。追記は黒マジックで大きな文字で書くのがオススメ。
反省点・気づき
・GPS表示の縮尺が粗すぎて進行方向を見誤った(ルートミス)。細か過ぎても見難いので、表示は1メモリ800m程度とし、分かり難い交差点は事前に頭に入れておく
・GPSに入力するコンビニの位置を間違った…。少し手前の別のコンビニをCPとして入力していた。ライダーが誰もいないことに違和感がありキューシートでコンビニ名を確認して判明。間違ったら認定はもらえない。恐ろしい話である。GPS用のルートを作成したらキューシートと照合して、ルートの「完全な一致」と、CPの位置と名称の一致を「手を抜かずに」確認すること。これ極めて重要!
・キューシートとコマ図からのルート解読に慣れておく。GPS入力に間違いが見つかって以降、何度かキューシートでルートチェックをしたのだが解読に手間取ったため
・ルート確認面、風よけ交代、トラブル対応など考慮すると、自分と同レベルの人とコラボするのがベスト。200km以上を走ってくれる人などそういないので難しいが。。


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