31.千枚岳、荒川岳、赤石岳、聖岳MTB登山(南アルプス2泊縦走)

千枚岳聖岳荒川岳赤石岳

念願の南アルプス縦走登山。いろんな意味でシビレル山行だった。3日間の総移動距離はMTB込みで80km超、総累積標高差±5100。テント持参でよくやるなと自分でも思う。

■メンバ 単独
■行程(2泊3日)
駐車場→千枚小屋(泊)→千枚→荒川→赤石→百間洞山の家(泊)→聖→駐車場

■初日 2011年7月30日(土)晴/曇/小雨、無風、20~15℃

07:12( 938m) 駐車場出発(MTB)
07:14( 942m) 道路崩落地点
08:56(1145m) 聖岳登山口(MTBデポ)
09:40(1143m) 千枚登山口(椹島)
12:41(1870m) 清水平
15:24(2613m) 千枚小屋

距離 30.7km(うちMTB17km)
時間 8時間12分(うちMTB1時間40分)
累積標高差 +2128m、-452m

■2日目 2011年7月31日(日)曇/小雨/スコール、10~15℃

05:41(2626m) 千枚小屋発
06:21(2879m) 千枚岳
07:40(3141m) 荒川東岳(悪沢岳)
09:00(3083m) 荒川中岳
09:15(3068m) 荒川前岳
10:06(2660m) 荒川避難小屋
13:01(3120m) 赤石岳
15:17(2485m) 百間洞山の家着

距離 15.0km
時間 9時間36分
累積標高差 +1449m、-1590m

■3日目 2011年8月1日(月)晴/ガス/小雨、無風、10~20℃

04:46(2470m) 百間洞山の家発
05:17(2807m) 中盛丸山
07:35(2818m) 兎岳
09:31(3013m) 聖岳(前聖)
11:10(2300m) 聖平小屋
14:58(1182m) 聖岳登山口(MTB)
16:28( 974m) 駐車場着

距離 35.9km(うちMTB17km)
時間 11時間41分(うちMTB1時間20分)
累積標高差 +1555m、-3050m

◆初日

07:12 938m 駐車場
金沢から静岡ICまで420km4時間半、更に現地までの下道は80km2時間半でもう勘弁してという遠さだった。下道は夜中なら飛ばせるとの安易な予想もクネクネの山道では40km/hがいいとこ。現地着は朝6時を過ぎてしまい、おかげで仮眠は高速PAでの30分だけになってしまう…。

駐車場から登山口まではアップダウンのある舗装路と砂利道が約17km。以下の案内(2011年時点)の通り東海フォレストが経営する宿を利用すれば実質無料で送迎バスを利用できるが、今回はテント泊なのと、バス時刻を気にせず登下山したい事、更になるべく自分の足を使うこと(ポリシー)からMTBを活用する^^

因みに2011年7月30日現在、道路崩落によりバスが通行出来ないので駐車場から畑薙湖まで10分ほど歩く必要がある。

東海フォレストの送迎バス(2011年7月現在HPより抜粋)
『二軒小屋ロッヂ及び登山小屋、さわらじまロッヂ(椹島)及び登山小屋、千枚小屋、赤石小屋、荒川岳山小屋、熊の平小屋、百間洞山の家、赤石岳避難小屋、中岳避難小屋、高山裏避難小屋、小河内岳避難小屋のいずれか1ヶ所以上にご宿泊(1泊2食付など食事付、素泊まり)の方を対象として、往復無料で運行しているものです。
テント泊のみの行程の方はご利用いただけません。
さわらじま(椹島)~二軒小屋の区間の送迎は、二軒小屋ロッヂに1泊2食付きで宿泊される方のみを対象とし、通年予約制です。』

0730mtb.jpgMTB出発
念願の南アルプス縦走にいよいよ出発。寝不足の体に重いザックを担ぎ17kmのMTB。根性で漕ぎますか。今回、MTBは聖岳登山口にデポして千枚登山口まで歩き入山。千枚、荒川、赤石、聖と2泊3日の縦走をして聖登山口に下山しMTBで駐車場に戻る計画だ。

0730kuzure.jpg07:14 942m 道路崩落地点
冒頭の崩落現場。駐車場のすぐ先、急峻なガケに掛かる道路である。7月の3連休後というからごく最近のようだ。

0730damu.jpg07:17 952m 畑薙湖(はたなぎこ)
出だしは舗装路で勾配も緩く爽やかな湖畔サイクリングだった。

0731hasi.jpg07:48 981m 橋
上高地の梓川を思わせる風景は素晴らしかった。人も車もおらず大自然を一人堪能し幸せな気分。

0730akaishidamu.jpg08:44 1136m 赤石ダム
これだけ濃いコバルトグリーンも珍しいのではないだろうか。思わず見惚れてしまう美しさだった。さぁまもなく聖岳登山口だ。先を急ごう。

0730tozanguchi.jpg09:40 1143m 千枚岳登山口(椹島)
聖岳登山口まではMTBで1時間45分。アップダウンが多く『せっかく登ったのにこんなに下るのかよ』状態だが勾配は緩いので砂利道も大半は降りずに漕げた。

小休止を挟み、40分ほど歩いて千枚岳登山口に到着。駐車場出発から都合約2時間半だった。さぁ入山しますか。この先、千枚小屋までは地図参考タイムで6時間50分標高差1500mだ。

0730jurin1.jpg09:59 1144m 樹林帯
登山道は高木に囲まれた樹林帯だった。日差しは遮られるが湿度は高く汗は出っ放し。ハイドレーションで小まめに水分補給する。因みに4倍に薄めたスポーツドリンク2リットルが入っている。

0730jurin2.jpg14:15 2259m 樹林帯
果てしなく続く樹林帯で展望は皆無。寝不足、テントで重いザック、MTB、頻繁なアップダウン、更に10時半には雨が降り始め精神的・肉体的に疲れる登りだった。

0730uketuke.jpg15:24 2613m 千枚小屋受付
登山口出発から5時間半ようやく千枚小屋に到着する。標高差は高々1500mだがアップダウンが多く200m登っては100m下りという感じ(私のイメージです)でなかなか標高が稼げず時間を要した。

さて困った事に小屋到着の直前から強い雨が降り始めてしまった。全く止む気配がなくテント泊にすべきか悩むところである。

0730tenba.jpgテント場
歩いて5分ほどのテント場は予想通りのコンディションだった。水溜りの上にテントを張る感じ。テント泊には拘らず小屋に泊まるのが賢明と判断。因みに夜中1時頃、屋根の雨音で目が覚めるほど強烈なスコールに見舞われた。30分以上だったと思う。小屋到着があと1時間早ければ本降りではなかったのでテント泊で酷い目にあっていたことだろう。到着遅れはある意味ラッキーだったようだ。

小屋での様子
千枚小屋は2009年6月に焼失し、現在は寝るだけの建屋3棟と受付&食堂のプレハブがあるだけである。私は素泊まり寝具無し(4500円)で3棟並ぶ真ん中「百枚小屋」に泊まった。百枚小屋は避難小屋そのものという感じの質素な小屋で中央に登山靴のまま歩く通路があり左右に50cmほど高くなった寝床が並んでいる。左側のみハシゴで上がる2段寝床になっていた。定員は25人ぐらいだろうか。

小屋泊まりといえば登山者との山話が楽しみなのだが外は雨、談話室の様な場所もなく皆各自のスペースで静かにしている。私は激しい睡魔に襲われ結局他の登山者とは挨拶をする程度で夕刻を過ごし19時頃に就寝となる。ちょっと残念。

距離 30.7km(うちMTB17km)
時間 8時間12分(うちMTB1時間40分)
累積標高差 +2128m、-452m

◆2日目
0731unkai.jpg05:35 2626m 朝一の雲海
3時半に起きると外はシトシト降る雨だった。3日目の行程を楽にするには兎岳避難小屋まで足を伸ばしたい。なるべく早発ちしたいところだがもう一眠りして様子を見ることにする。そして1時間後の4時半に起床。食事と出発準備をするうちに辛うじて雨は上がってくれた。雲海もご覧の通り。かなり遅めの5時40分小屋を出発する。この時間からだと百間洞山の家までがいいとこだろうか。

0731hana1.jpg05:46 2787m 千枚岳途中に咲く花1
登山口から千枚小屋までの樹林帯には少なかったが、森林限界の小屋付近からはお花畑状態だった。

0731hana2.jpg千枚岳途中に咲く花2
出発直後からガスが出始めたので高山直物を楽しみながら歩きますか。

06:21 2879m 千枚岳山頂
写真なし。出発から40分で千枚岳山頂に到着。ガスが濃く眺望ゼロなので休憩もそこそこに出発する。眺望は稜線でガスが切れた時に楽しめばよいでしょう。

0731ganryo.jpg07:22 3071m 岩嶺
稜線は平らな山道と岩嶺の繰り返しだった。注意を要する難所は無し。

0731arakawa.jpg07:40 3141m 荒川東岳山頂(悪沢岳)
本山行1つ目の百名山に登頂。これで35座目である。ガス切れの瞬間にこれから登る山々を目視できた。本当にあの山まで歩くのか? 気が遠くなる果てしない距離に南アルプスの山の大きさを感じる。

0731hana3.jpg08:14 2941m 稜線の花
最近は目も肥えてきてコマクサ(右下)を見ても感動はなくなった。

0731sancho.jpg登頂した山と時刻
06:21 2879m 千枚岳
07:40 3141m 荒川東岳(悪沢岳)
09:00 3083m 荒川中岳
09:15 3068m 荒川前岳
東岳、中岳、前岳で荒川三山という。百名山としての荒川岳は最も標高の高い東岳で別名を悪沢岳という。

0731damasidaira.jpg11:15 2695m 大聖寺平トラバースからの小赤石岳
荒川小屋を過ぎ大聖寺平のトラバースに出ると目の前に小赤石岳が飛び込んでくる。圧倒されるスケールに鳥肌が立った。実に雄大である。

0731yama2.jpg11:22 2720m ダマシ平からの赤石岳
歩いても歩いてもまだ遠い。

0731akaishi.jpg13:01 3120m 赤石岳
出発から約7時間半ようやく赤石岳登頂。百名山はこれで36座目である。ガスで眺望悪いのは残念だが苦労の分だけ充実感、達成感も大きい。

交通アクセスが悪いからか、天気が悪いからか、行程が長いからか。理由は不明だが今回は登山者がとても少なかった。初日から3日目まで登山道や小屋で同じ登山者と何度も顔を合わせるため必然的に仲良くなる。大きなパーティで分散して登り山頂や小屋で再開する感じ。面白い感覚だった。

小赤石では私がMTBを漕いでいる間にバスで抜かしていった6名ほどのパーティと、赤石では駐車場と千枚小屋でお話させてもらった単独の方と山話に盛り上がった。またどこかでお会いしたいですね。

0731gare.jpg13:57 2997m ガレ場
赤石岳山頂から百間洞山の家まで地図参考タイムで2時間15分、その先の兎岳避難小屋までは更に3時間10分。昨日から感じているのだが南アのこのルートは地図参考タイムからの時短は1割ほどで、2~3割があたり前の北アと全く異なり、この日も時短が進まず既に14時になってしまった。兎岳避難小屋まではおそらく5時間近くかかるため宿泊地は百間洞山の家に決める。残り2時間がんばりますか。

0731hyakkenndaira.jpg14:41 2771m 百間平
赤石山頂から急斜面を下りきった平坦地が百間平である。今回はご覧通りだがガスがなければ景観は相当素晴らしだろう。実に残念。

0731hyakkenhora.jpg15:17 2485m 百間洞山の家(ひゃっけんぼら)
百間平からスコールに見舞われ靴の中まで全身ズブ濡れになった。完璧にメンテしたはずのゴアテックス製アウターからも水が浸入。今回の装備でアクシデントに見舞われビパークとなったら夜の低温(昨夜は10℃)で低体温症だろう。

雨具を着るタイミングやウエアの機能低下によって簡単に遭難条件が揃ってしまう現実。山では常に危険と隣り合わせだということを再認識する。特に日帰り山行では「ずぶ濡れ全着替え」の装備をしていないので雨が強い時は傘をさす雨宿りをするなどして極力体を濡らさない様にしたい。気温が下がる9月以降は更に要注意だろう。

maru02.gif 小屋での様子
雨が強くテント場も川になっていた、更に全身ずぶ濡れの状況から2日目も小屋泊まりにする(持参したテントは使わず仕舞いになる)。百間洞山の家は薪ストーブ、食堂、テレビ、清潔な寝床、室内続きの水場とトイレを完備し平均以上の小屋だったと思う。素泊まり5000円。

小屋到着後は着替えと登山ウェアの乾燥準備で大忙しだった。パンツの予備は無いので洗って絞り着て乾燥させる作戦。登山ウェアは軽く洗って絞りストーブで乾燥。靴は中の水を出し逆さまにして水切り。こんなことをしている様では自分もまだ初級者だなと思いながら作業を続けた。

その後登山者とお話。お一人は千枚岳山頂、赤石岳山頂とほぼ同じペースで歩いてきた単独の女性、もう一人は初めてお会いする単独の男性Yさん。お二人とも登山経験は長く雨の被害も最小限に抑えられ流石だったが、数々の失敗を経て今があるとのこと。自分も次に繋げなければならない。

今回の雨への対応としては、
・傘を使う
・スパッツをした上から雨具のズボンを履く(雨具のズボンを伝って靴に水が入るのを防ぐ)
が有効との経験談を頂き非常に参考になった。早速活かしたい。

道中にある赤石小屋に立ち寄った際、スコールの中、テント泊した方の話を聞いた。どんな状況だったのか気になっていたのだが、その方がYさんだった。小屋到着時は雨が降ってなかったので迷わずテントに申し込みスコールに遭ったようだ。さぞかし苦労されたと思ったが意外にもベンチレータからの雨の浸入で寝袋を少し濡らした程度で済んだとのこと。テントの設置場所がたまたまよかったからと言うが流石である。私もこの域まで早く達したいものである。

距離 15.0km
時間 9時間36分
累積標高差 +1449m、-1590m

◆3日目
0801nakamorimaruyama.jpg05:17 2656m ガスから顔を出した中盛丸山
兎岳避難小屋まで足を伸ばせなかったため今日の行程は長い。地図参考タイムで兎岳まで3時間15分、聖岳まで5時間25分、聖小屋まで7時間15分、聖岳登山口まで12時間、ラストは駐車場までのMTBで合計13時間半。最悪は聖小屋泊という気持ちで4時46分出発する。聖小屋までは同じルートということでYさんとご一緒させてもらった。

ところで衣類の乾燥状態だが薪ストーブで靴以外は乾いた。ストーブで乾燥させなかったザックとテント類が水を吸って若干重いのと、靴が半渇きで靴擦れが心配な程度で、昨日の最悪状態と比べれば問題ないレベルだった。

写真は出発直後の急坂を登り切った百間洞下降点からの中盛丸山(2807m)。

0801hijiri2.jpg05:27 2658m 聖岳 ガスが切れた瞬間が勝負
相変わらずガスが濃い。時折切れる瞬間が写真のチャンスだった。果てしなく遠方に見える聖岳は右手よりぐるっーーーと回り込むアプローチとなり気が遠くなる距離だった。

0801fujisan.jpg05:31 2660m 富士山
雲海から顔を出す富士山。

0801usagi.jpg07:35 2818m 兎岳山頂
ここまで3時間ほど。稜線歩きといえば小さなアップダウンで楽チンが私のイメージだが南アは違う。アップダウンが大きく小さな山を上り下りする感覚だった。

0801hijiri.jpg兎岳からの聖岳
さぁ聖も随分近くなった。残り2時間ガンバである。
私は行程が長いので写真撮影を楽しむYさんとはここでお別れすることに。ここまでありがとうございました。

0801usagidakehinangoya.jpg08:00 2769m 兎岳避難小屋
出発から3時間20分随分遠く感じた。小屋は無人で古く見えるが2年前の内装工事により内部は快適になったようだ(内部は未確認)。

0801ryousan1.jpg08:13 2655m 聖兎のコルより先の稜線より
兎岳からは標高差300mほど下り聖まで500m登り返す。相変わらずガスは出たり消えたりだった。

0801ryousan2.jpg08:51 2795m 振り返ると
この付近はアルプスを感じる岩稜で楽しく歩いた。

0801ryousan3.jpg奥聖
聖は最も標高が高い前聖3013mが百名山としての聖岳で、その東側に奥聖(2978m)がそびえる。

0801hijirisancho.jpg09:31 3013m 聖岳山頂(前聖)
ヤッホー、日本百名山37座目は聖岳。ここまで4時間50分ほど。すれ違う登山者からガスは切れていたと聞き期待していたが滞在20分で一度も切れることは無かった。空は明るいので粘れば切れるとは思ったが先の行程を考え早々に下山開始する。それにしても最近天候運が下がり気味なのは気のせいだろうか。

0801raicho.jpg09:52 3001m 雷鳥の親子こんちには
山頂すぐ下で遭遇(写真には親鳥しか写っていない)。先週の剱岳早月尾根に続く親子雷鳥。今年は雷鳥運はいいかもしれない。

0801hijiritairakoya.jpg10:36 2514m 聖平小屋を望む
行程の節目となる聖平小屋を捉えた。あと30分ぐらいか。

0801hana.jpg11:00 2352m 小屋手前の花
地図にも記載がある小屋手前は一面のお花畑であった。特に右上の黄色い花は群生し見応え十分だった。

0801hijirikoya.jpg11:10 2300m 聖平小屋
昼前に到着出来たのでここに泊まらず予定通り下山することにする。靴が濡れているため靴擦れと爪がふやけて痛むため爪切りと絆創膏を貼りこの後に備えた。登山バッチ購入、食事休憩、水を補充。さぁラスト4時間45分最後のガンバでしょう。いくぜよ。出発は11時40分。

0801kuzure.jpg12:49 2242m 登山道崩落
Yさんから聞いていた通りつり橋まではアップダウンが多かった。しかし標高が下がり心肺負荷が減ったのか全く疲れを感じない。道も歩き易いので膝痛と転倒に注意し、あとは勢いに任せて快適に歩を進めればよかった。途中綺麗な沢が多いので顔を洗ったり水を飲んだりして意識的に膝を休め、念のため屈伸やストレッチをした。

写真の様な崩落や沢の渡渉が何箇所があったが難儀するほどではない。

0801mtb.jpg14:58 1182m 聖岳登山口(MTBデポ地点)
後半にかけて平坦な山道がしばらく続き、ジグザグの急坂を最後に下ってMTBデポ地点に到着。聖平小屋から3時間20分だった。さぁ小休止で気持ちを入れ替え最後のがんばりを始めるとしますか。駐車場までのMTBは砂利道アップダウンが多いものの基本は下りなので1時間半あれば駐車場に着くだろう。

0801doro.jpg16:12  990m 泥道
途中から霧雨が降り始め路面は泥道。最後まで苦しめられるな…。スピードを落としても跳ねる泥に閉口しながらのMTBとなった。

0730map.jpg距離 35.9km(うちMTB17km)
時間 11時間41分(うちMTB1時間20分)
累積標高差 +1555m、-3050m

トータル距離 81.6km(うちMTB 34km)
トータル時間 30時間29分(うちMTB 3時間)
トータル累積標高差 ±5132m

備忘録
・ゴアテックスも水が浸透して濡れる。袖口から腕を伝っても濡れる。必要に応じて傘を使用し風や傾斜でさせない場合は雨宿りも考えなるべく衣服を濡らさないこと(重要)
・雨具ズボンを伝って靴に入る雨を防ぐにはスパッツが有効。スパッツの上から雨具ズボンを履く
・ザックはザックカバーをしても濡れる。収納物が濡れないようにまた水を吸って重くならないように全てビニールに入れる
・標高が高いと電子式(スパーク式)の点火が出来ない。火打石式(ガリガリと火花を散せるタイプ)のライターは標高に依存しないので予備の点火装置としてザックに入れておく
・駐車場は静岡ICから80km2時間半を超える遠さである。クネクネの山道なので時短は無理。山に入るとスタンドは無いのでガス欠には十分注意すること(駐車場手前10kmの部落に1箇所あり。他は不明)

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