昨年山スキーで2度敗退した三方崩山に登山でリベンジしてきた。紅葉ピーク、好天、ブナ林、眺望豊かな尾根、標高差1500mと登り応えもあり全て素晴らしかった。山頂手前で熊に遭遇した事も含めて満喫の一日であった。野生の熊の遭遇は初!
■メンバ 単独
■行程 2012年10月20(土)快晴、5~15℃
07:17( 621m) 道の駅飛騨白山駐車場発
08:43(1244m) 1244m点(尾根登り上げ)
08:58(1373m) 1373mピーク
09:21(1624m) 1624mピーク
09:59(1885m) 1885mピーク
10:39(2031m) 熊遭遇
11:03(2053m) 三方崩山山頂着
11:18(2053m) 三方崩山山頂発
13:22( 621m) 道の駅飛騨白山駐車場着
時間 6時間4分
距離 12.4km
累積標高差 ±1582m
07:24( 631m) 登山口
昨年の山スキーでは豪雪による進行不能で1度、ホワイトアウト&雪崩れの危険で1度敗退している因縁の山。来るべき山シーズンでリベンジを果たすには登山での情報収集が必要だろう。さぁ気合で行きますか。登山道は道の駅の目の前である。
07:26( 0636m) もみじ
登山口付近は標高600m程度と低いため葉は青く紅葉は当分先な感じ。
07:32( 670m) 花
気温低下しても頑張っている。小さく可憐だが逞しい花である。何と言う花だか知らないが…。
08:14(1022m) 登山道
岩の無いスロープ状の登山道はふくらはぎに辛い登りだった。何度か立ち止まってアキレス腱を伸ばすがすぐパンパンになる。
08:35(1184m) ブナの大木
ブナは表皮の表情が好きだ。ポンポンと触わりながらここまで何年、この先何年生き続けるのだろうなどとボンヤリと考える。
08:38(1206m) ブナ林
出発から1時間半、ファーストステージを登りきった辺りの見事なブナ林。
09:22(1635m) 紅葉と山頂
尾根上部に出ると一気に視界が広がり山頂が望めた。勇ましい露岩の山容、紅葉も素晴らしい。この山なかなかいいんでないかい?
09:22(1635m) 崩壊
「三方が崩れた山」と書くだけあって地盤はもろく写真の崩壊が散見された。立ち止まって見ていると時折小石が自然崩落し現在進行形な状態である。
09:45(1756m) 三方崩山を望む
09:47(1764m) 山スキー敗退点
記録によるとこの付近が2回目山スキーの敗退点である。当時はガスで視界不良だったため全く記憶に無い。さぁ徐々に森林限界。高い木はダケカンバぐらいになってきた。
10:07(1930m) 鳩谷ダム
10:08(1930m) 御母衣湖
山スキーは2回共ガスでよく分からなかったがこんな素晴らしかったとは…という眺望。
10:28(2014m) アップダウンの痩せ尾根
楽勝だろうと首から下げた一眼レフを片手に持ちながら歩行。しかし尾根道にはロープやクサリのアップダウンがあり片手が使えず難儀した。…こういう気の緩みが事故につながるんだろうなとブログを書きながら反省。さぁ山頂までもうちょいである。
10:46(2037m) スキー滑走斜面
遠方からは絶壁に見える山頂手前の谷だが実際は40度程度とスキー滑走はとりあえず問題無いことが確認出来た。雪崩れ時に避難する高木が少ないのと、南西斜面で陽が当ると雪が重くなるのがリスクだが、谷幅は広く「ノド」もないので早朝滑走で軽減出来る感じ。そんな印象。
最深部に見える堰堤まで標高差1100mパウダーならウハウハだろう。堰堤から平瀬までは林道を2.5km歩くことになるが、山側が急峻な壁なので雪の崩落を避けるなら川に降りた方が安全かもしれない。
10:46(2037m) 熊遭遇
10時40分山頂手前標高2031m点で熊に遭遇。遂にこの時が来たかと思った。スキー斜面のチェックで左手の谷を頻繁に見ていたので熊よりも先に気付き、すぐUターンしてスタコラサッサとその場を離れる事が出来たのが幸運だった。
距離30m、体長1.5mくらいだろうか。谷から尾根の登山道に向けてゆっくりと登ってくる黒い塊にすぐ熊だと分かった(記憶では赤丸付近)。教科書通り前を向きながら後ずさりしようと思ったが、こちらに気付いてなかったためUターンし足早にその場を離れた。目が合うと厄介と思い、追いかけてこないことの確認で一度振り返った後はその場を離れることに集中。十分に離れたところで熊鈴をかき鳴らし2回目に振り返った時には既に姿が見えなくなっていた。
熊鈴は常に鳴り響いており、昼前と明るい時間帯、私は周囲から丸見えの尾根を歩いているシチュエーション。熊が先に気付き勝手に離れてくれるものだと思っていたが意外と鈍感なんですね。
10分ほど熊を探したがどこにも見当たらなくなったので後続の方と共に遭遇点を通過した。山頂には既に2名、我々の10分後には10名の登山者が続々と山頂に到着したが熊は見かけなかったそうだ。
11:03(2058m) 三方崩山山頂
出発から3時間50分で山頂着。山容よし、眺望よし、ブナ林よし、更にスリリングな細尾根よしの素晴らしい山だった。この時期は紅葉のおまけも付く。ポイント高し! 登山者20名と多いのも頷ける。
山スキー的には標高1700m付近からのクサリとロープの急登細尾根が核心部だろう。残雪期はいいとして厳冬期は難易度が高く雪庇を踏み抜く危険もあるので、視界良好で細尾根をアイゼンで登れる日にトライすべきと思う。
11:55(1822m) 紅く焼けたもみじ
標高1600~1800mが紅葉のピークだった。
12:31(1296m) 下山道
岩が殆どなくスロープ状の山道が続いた。滑り易いので中腰でゆっくり下る必要があり太ももがパンパンになる。因みに翌日から月曜日まで筋肉痛に襲われた…。
駐車場着は13時半、6時間の山行を終えた。次回は山スキーで登頂したい。


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