MTBで快適に漕げたのは最初2kmまで。その先は崩落雪と倒木が頻発し、押し歩きと肩担で超難儀。白水湖までの14km中約10kmは歩きとなり約4時間を要した…。時間切れ敗退を意識しつつなんとか登頂ついでに予想外の快適ザラメをゲットしてきた^^
■メンバ 単独
■用具 STIGMA160cm、TLT SPEED、TLT5Mountain
■行程 2015年4月25日(土)快晴、山頂5℃くらい、中風
04:50( 640m) 道の駅飛騨白山
06:14( 941m) MTBデポ
08:39(1256m) 白水湖取り付き点
13:37(2702m) 白山御前峰着
14:00(2702m) 白山御前峰発
15:05(1300m) 白水湖取り付き点
16:58( 930m) MTBデポ
17:41( 621m) 道の駅飛騨白山
時間 12時間51分
距離 41.1km
累積標高差 ±2591m

百四丈滝、白峰MTB湯の谷滑走とくればお次は平瀬MTB白山でしょう。予報は晴れ/曇りのマークが直前には土日とも晴れマークのみとなり完璧。予想気温が低い土曜日に決めた。
先週の白山で東面大地ルートからの登頂者がいることは分かっていた。この報告をネットで探したが見つからず詳細は不明だったが、林道は利用出来るだろうと特に気にせずMTBを積み21時半自宅出発。道の駅飛騨白山で車中泊する。
2014年4月27日 9時間25分
2013年5月12日 8時間14分
2012年4月29日 8時間41分
2011年5月08日 9時間07分(強風敗退)
過去の山行時間は上記。9時間あれば十分かと4時出発で目覚ましをセットするがまたまた寝坊して1時間遅れの4時50分にGoする。睡眠時間3時間程度はホント厳しいなぁ…。
04:51 ヘッドライトいらずの出発
04:58 ゲート通過直後は快適
道端のフキノトウに山の春を感じる♪
05:11 しかし10分そこそこで除雪終了…
この時点で嫌~な予感がする。崩落雪を越えればまたMTBが使えるだろう、、、というかここから白水湖まで14kmも歩きたくない思いからMTBを転がし先へ進む。
05:14 崩落雪の先はMTBが使えたが5分から10分間隔で次なる崩落雪と倒木に行く手を遮られる。
05:18 崩落雪
05:26 倒木
左手は崖。太い枝がまとわり付きこの通過が最も難儀だった。MTBを担がなくてもシンドイ…。
06:03 まだ諦めない! 難儀は10カ所以上…。
06:10 沢をブリッジする大崩落雪で終了
勘弁してあげよう…。ここまで1時間20分もかけて4.5kmほど。林道14kmなので残り10kmもある。トホホ…である。
06:11 MTBデポ
そういえば当初見られたツボ足トレースは無くなっていた。
06:21 トンネル出口
カチコチの雪壁を登り上げた。
06:44 ここ数日雨は降ってないはずだが雪解けのためか水量は多い
08:30 白水湖取り付き点
ようやく到着。長かった…。道の駅発は4時50分なので3時間40分を要した。雪は出たり消えたりで斜度も緩いので下山時も漕ぎスキーである。試練は行きだけではない。時間的に登頂出来るのか?
08:32 取り付き点の橋の沢
ここからエントリ出来れば楽だがルートが無い。水量も多くリスク高過ぎ。
08:41 取り付きのヤブは雪の下♪
08:52 振り返るとコバルトブルーな白水湖!
ここからの振り返り白水湖は私のお気に入りである。ほんとに綺麗ですw
09:01 久しぶりに双眼鏡で遊ぶ
大地の積雪は十分であった。ここで休憩。白山山頂付近を双眼鏡でチェックする♪ 雪渓の雪は十分、先行者は確認されなかった。
09:55 雪はザラメ
片斜面は滑るのでキックステップのように板を蹴り込みながらの登行
10:13 進行方向右手
10:13 ダケカンバ
10:26 転法輪谷の確認
前回この谷を横断しあれこれチェックした。U字に深く、途中に左右50m以上の絶壁&急斜面があり、沢も出るためハイリスクと感じた一方、滑走報告もあり一度チャレンジしたいと思った。雪多い今回はチャンスということで確認すると、下部の危険ゾーンは一部崩落で雪が茶色いが沢は出ておらずデブリや大きな割れも見当たらない。上部は写真な感じで問題なしということで決定!
10:27 当面台地振り返り
どこでも滑れるダケカンバの疎林大地♪
10:41 シールは濡れた
シール雪付着防止をしたばかりだが濡れが発生。この状況で気温低下すれば間違いなく雪付着しゲタにもなりそうである…。トップ側は撥水効果があったのでブーツ下は塗があまかったのか? もしくは登行時に強く擦れて効果が失われたのか…。
11:02 転法輪谷源頭
真正面が御前峰、右が剣ヶ峰。
13:35 白山山頂
出発から8時間45分。MTB担ぎや林道歩きで体力使ったせいか後半ペースが落ちてしまった。それにしても長かった…。山頂では金沢の方とお話。このブログを見て百四丈そして今回白峰MTBをチャレンジしたとのこと。毎度参考にして頂きありがとうございます。次は東面大地?ですが林道除雪後をお勧めしておきます。
白山比咩神社奥宮
別山と室堂
室堂から山頂は雪が切れていた。
大汝峰
日本海は霞んで目視出来ず!
剣ヶ峰
すっかり雪が解けていた
14:01 下山滑走
御前峰と剣ヶ峰のコルから滑走するつもりでエントリすると雪が切れているではないか。板を外して降りてまでこの斜面に拘る理由はないので、トラバース気味に右に進むと、、
14:03 快適斜面がドーン
転法輪谷登行時に右手に見える斜面である( ̄ー ̄)ニヤリッ
14:07 ゴチになりました♪
14:11 ダケカンバ
14:15 予想外の快適滑走であった^^
14:18 転法輪谷下部に突っ込む
時間も押しており大人しく東面大地を滑るか悩んだが、新ルートへの興味が勝ってしまった。写真は振り返り。
14:21 1つ目の大曲(1818m)通過
特に問題なし。垂直な壁もあるので雪や岩の崩落には注意したい。
14:21 進行方向
壁は低くなりく前回登りあげたポイントはもうチョイ先(地図上平坦地1700m付近)。
14:23 2つ目の大曲がりが核心部(1660m点)
写真では分かり難いがストンと落ちておりクラックが発生していた。
14:29 深さ3mのクラック
進路を分断され緊張の通過を強いられた。スキーを脱いで底に下りてからよじ登れば安全なのだが今回は板を履いたまま倒木の上を伝って通過。アクシデント時のリカバリはシミュレーションしているが、今回の様に時間が押していると思考が偏ってしまうので要注意である。
14:29 2つ目大曲直下
14:31 沢は出ていなかった
17:21 林道スキー
15時に取り付き点着。今回はここからも長い。基本、平坦路の漕ぎスキーなのでカカトフリーのクロカンスキーとすると、思いの外スキーが走り50分でMTBデポ地に到着した(往路は2時間半)。
MTBに跨っても難儀が続く。ちょっと乗っては押し歩き…を繰り返し、倒木は疲れた体を酷使してMTBを担いだ。写真は最も酷い倒木地点。先にザックだけ移動し、空身で戻ってMTBを運んだ。
17:34 ゲートにて
3週連続12時間超の山行。物好きにもほどがある、と自分でも思う(笑)
メモ
・東面大地は林道を塞ぐような巨木の倒木が多い
・白水湖までの除雪が終了してからがよい(倒木も除去されるはず)
・転法輪谷は1つ目の大曲の先、前回登り上げた1700m付近で大地に戻るのがよい
(2つ目の大曲付近はリスク高め。壁も垂直で高いので迂回は無理。1700m点まで登り返すことになる)


コメント
転法輪を降りたのですね!ご無事でなにより(^^)
またまた12時間越え山行お疲れさまでした。
山頂からの滑降ラインたまりませんね~興奮が伝わってきます❗
よすあきさん
きっかけはよすあきさんの報告ですよ。
2つ目の大曲は結構シビレましたね。板を脱いだ箇所があると言ってたのはおそらくここと思いました。
でも東面大地を登るなら東面大地を滑るのが正解かもしれませんね。
谷は冒険的要素があるので刺激があって面白いですが、単独行にはリスクを感じました。
復活待ってます!
K山さん
3週連続の12時間山行、ほんと物好きですよねぇ(笑)
山頂からのライン良かったですよ。
これで東面大地はカンクラ雪渓、転法輪谷、今回のライン、御前峰-剣ヶ峰コルから、の大斜面を全て滑りました^^
お早うございます。
素晴らしい風景ありがとうございました。
それにしても今冬の厳しさが伝わってきました。
しばらくブロック雪崩等に気をつけて登山を。。。 ! !
多摩太郎さん
林道を塞ぐ倒木にはホント難儀しました。
前の週、石川県側の林道は例年同様でしたので岐阜側も大して変わらないと高をくくってましたが予想外でした。
気温も急に上がりましたし雪庇の崩落やブロック雪崩には注意していきたいと思います。