福井県の縫ヶ原山に山スキーに行った…のだが右膝痛発生し山頂目前1261mピークでリタイヤ。膝痛は自分の爆弾だ。強い負荷をかけ続けると外側の筋が痛み曲げるのが辛くなる。これまで夏山の下山でしか発生しなかったが重いザックで高負荷がかかれば登りでも痛むらしい。。。4月以降はスキーを背負いザックが20kg以上(おそらく)になる山行が増えるので準備運動、歩幅を狭く、小まめに休憩など膝を労わる必要がありそうだ。面倒だが致し方ない。。。
残念な山行にもモッカ平の素晴らしさ発見という収穫もあった。切り立つ稜線、荒島岳・銀杏峯などの眺望、山スキー向きな疎林の斜面、どれをとっても◎である。ルートが分かり易く、谷も浅いため単独行でも安心感があるのもいい。コンスタントに訪れたい山がまた一つ増えた。
■行程
3月27日(土) 晴れのち雪
05:30 アパート出発
07:00 真名川ダム着
07:30 真名川ダム出発(385m)
08:20 尾根取り付き
09:40 稜線
10:30 1091mピーク
11:20 1261mピーク
11:30 下山開始
12:30 林道合流
13:20 真名川ダム着
距離 13.4km
時間 5時間50分
累積標高差 1350m
午後から雨の予報なので早目に登頂し午前中に戻りたいところ。スタートが7時半と遅いのでピッチを上げていこう。
今週は3日連続で雨が降った後寒気で冬に逆戻り。今日のR157峠筋は雪こそ無いが気温-5℃で路面凍結であった。林道にも雪が無いためスキーを背負って歩き始める。
堰堤のある沢を過ぎたところで尾根に取り付いた。尾根の雪は締まっておりツボ足のまま歩くことに。薮も出ているし丁度いい。
標高700mからは新雪20cmとなるが下地は締まっているのでツボ足で進む。この付近から右膝に違和感を感じる。。。
約2時間で稜線に出た。写真は進行方向で先のピークは1091m。
ガスに包まれることの多い勝山、大野方面も今日はバッチリ。
1091mピークを過ぎると荒島岳の眺望がより素晴らしくなる。樹氷も太陽光にキラキラと輝き神秘的。やはり山はいいなぁ。
11時20分1261mピーク着。縫ヶ原山は近くに見えるが右膝痛が酷いためここで引き返すことに。心残りだが歩く速度も落ち午後から雨の予報に時間的余裕も無い。。。
待望のスキーは痛み無く楽しめた。650m付近林道右手の平地を目指して進む。新雪20cmはパウダー満喫とは行かないがこの時期にしては大満足である。
724mで沢に出合う。雪の少ない後半も難儀するほどではなかった。
660m付近の山小屋。人工の建造物を見ると少し安心する。気持ちがまだ弱っちーのかな。。。
620mで合流した林道は雪が途切れ途切れ。スキー脱着を繰り返しながら13時20分真名川ダムに戻る。
真名川ダムから稜線に出、景色を楽しみながら縫ヶ原山を目指すルート。
今回は青丸でショートカットし尾根に取り付いたが見た目以上に急登で足場が滑り易く登り難いので青矢印からの方が賢明だ。尾根に取り付いてしまえば稜線まで登り易い。
モッカ平はいい斜面です。1、2月は感動のロングランパウダーが楽しめるでしょう。
膝痛と林道の雪不足もあって都合6時間と距離・標高差の割りに時間を要したが今後の課題も得られ有意義な山行でした
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