初ブルベ200km完走♪　軽快に飛ばしたら後半に脚とケツ、右膝にきたが新緑と好天で最高のライドだった^^　次は300kmいくしかないかな…。

■メンバ　源さん、私
■バイク　tarmac SL2/specialized
■行程　　2018年4月21日（土）晴、中風、29℃
2018年累積走行距離　651.6km

05:50( 0km)　JAふくしま未来野田支店　START
07:11( 21km)　CP1　道の駅つちゆ(休憩5分）
09:08( 70km)　CP2　7イレブン岩瀬柱田店(休憩24分）
10:55(101km)　CP3　7イレブン石川本宮店(休憩25分）
12:33(130km)　CP4　夏井多目的集会スペース（休憩17分）
14:23(163km)　CP5　デイリーヤマザキ三春町八島台店（休憩16分）
15:49(192km)　7イレブン休憩（休憩14分）
16:49(208km)　誠堂時計店　GOAL

行動時間 10:59:45
走行時間 8:41:43
走行距離 208.6 km
平均速度 19.0 km/h
走行速度 24.0 km/h
最大心拍 179 bpm
平均心拍 143 bpm
獲得標高差 2514m
最大ケイデンス 132 rpm
平均ケイデンス 73 rpm

福島県で開催されたランドヌール宮城主催のブルベBRM421宮城200石川夏井に参加した（ルートラボ、リザルト）。ブルベとはCP（チェックポイント）で通過証明を取りながら指定ルートを制限時間内に完走するロングライドイベントだ。自転車関係サイトをサーフィンしていると稀に遭遇する「ブルベ」という単語からその存在を知ったのが2017年である。

RM（ランドヌール・モンディオ）という世界組織に加盟するAJ（オダックス・ジャパン）があり、ランドヌール宮城はAJに属するクラブの１つ。クラブは北は北海道から南は鹿児島まで20以上あり、ブルベはクラブによって開催される。日本では200、300、400、600、1000kmがあるが海外では1400kmという超ロングなブルベもあるらしい。ボランティアで運営され、エントリ費が1500円程度と安い、１つのブルベは100名程度とサイクルイベントとしては少人数で開催、エイドや現地での道案内は無くケガやバイクトラブルなどのアクシデントは全て自己解決が求められる、等の特徴がある。

タイムレース系に興味なくロングライド志向の自分には気になる存在だったが、最短でも200kmとなかなかのハードルで膝痛懸念もあり2017年は調査のみで終了。今年は出る気マンマンで準備進め今回の出場に至った^^　ブルベの詳細はWikiペディア参照。

05:42　ブリーフィングの様子
受付の5:20にブルベカードを受け取る。10分後にブリーフィングがあり、危険個所やCP（チェックポイント）の場所などの簡単な説明そして車検と続いた。車検はフロントとリアのライト、ベルでブルベカードにサインをもらい30秒で終了。準備終えた人から随時スタートとなった。200kmの参加者は68名だった。

今回の相方源さんは仙台から参戦。半年ほど前に意気投合した方で仙台帰省時に1度だけコラボ、5月のロングライド佐渡もご一緒する予定である^^　脚力があってヒルクライムもOKしかもロングライド志向と私にとってVIPな位置付けとなっている^^　源さん、スタート会場探しで5:30ごろ現地着となるが、あっという間に準備終え5:50スタートとなった。

06:15　気温一桁の中、半袖、半ズボンにストームクルーザという格好は流石に寒く、歯を食い縛ってのスタートだった。長袖、長ズボンも持ってきていたが20℃後半の予報と、スタート直後から登りのため熟慮して決めた。結果的に正解^^

06:16　菜の花に続き桜の脇をライド♪　因みに桜の名所が多いルートだったが既に散った後だった。残念！
103km付近　川入の桜
106km付近　観照寺しだれ桜
107km付近　小林墓守桜
119km付近　地蔵桜
120km付近　庚申桜
128km付近　夏井千本桜
134km付近　こまち桜回廊
145km付近　谷地の桜（ルートから少し逸れます）
156km地点　三春の滝桜

07:11　最初のCP、道の駅つちゆ。標高差700mのヒルクライムは極力脚を温存する作戦としたので疲労感は少ない^^

07:11　施設名と自転車の写真を通過証明とする。通常はコンビニのレシートを通過証明に使うが、朝早く売店が営業してないからか。源さんのバイクと並べて撮影。

09:03　小学生から高校まで、社会人になってからもサッカーで鍛えていたという源さんは、脚が強く、逆風でもパワフルだった。

09:08　CP2　7イレブン岩瀬柱田店。3時間半で70km。麦茶を買ってレシートを保管した。陽も高くなり日差しで暑くなったのでストームクルーザを脱ぐ。今シーズン初の半袖半ズボン。上ジャージは先日購入したランドヌール宮城のオリジナルを着用♪

10:55　CP3　7イレブン石川本宮店。5時間で100km。ここでも麦茶レシート証明書にする。

参加者自作のコマ図送り装置。左が縦巻き、右が横巻き構造。夜でも見えるように照明機能もあるらしい。私はスマホのナビを使ったが、、、
・次の進路変更が何キロ先でどっち方向かが分かり難い
・日中は液晶が見え難い（最高輝度にしたらモバイルバッテリ含めて切れてしまった）
・画面の拡大や縮小操作が必要
など予想外に使い難かった。

一方のコマ図も、、、
・1枚紙に印刷すると１つ１つのコマが小さくなり見難い
・逆に拡大印刷するとページめくりが頻繁になり手間になる
自作装置はこれらの解決策になっている感じ。大きさが気にはなるが…。

ネットにあった作り方
ブルベの準備【自作コマ図ホルダーと電子コマ図ホルダーを作ってみよう】
改良！コマ図ロールBOX

12:04　放牧の牛

12:24　CP3からの山道はアップダウンが多く脚を使わされた。追い風に変わり平坦路は高速ライドを楽しめた^^

12:29　夏井千本桜
既に葉桜となっていた。残念！　幹が太い立派な桜の木が川の両岸にどこまでも続いており、満開時期はさぞや綺麗で見応えも十分に違いない。

12:47　CP4　夏井多目的集会スペース
130kmで約6時間。ここは有人のCP。到着時刻を記録されていたので聞くと8、9番目だった。68人参加のため結構早い。飲み物、果物、お菓子などが無料で食べ放題であり遠慮なく頂いた。エイドは無いと思っていたので嬉しかった

14:04　三春滝桜
樹齢推定1000年超の紅枝垂桜（ベニシダレサクラ）で日本三大桜の１つらしい。

15:28　安達ケ原ふるさと村の五重塔

16:49　ゴール
トータル208km、丁度11時間だった。ゴール近くの市街地はルートが複雑で頻繁なGPSチェックとなり信号停止も頻発してタイムロスした。

◆おまけ

◆事前準備
・反射素材ベスト
・フロントとリアのライト（常時点灯で12時間以上もち自転車本体に直接取り付けられるもの）
・ベル
・自転車保険への加入
・ブルベの諸々の調査
参考になったサイト　ブルベ人
参考になった書籍　ブルベのすべて/鈴木裕和著

◆エントリ関係
・スポーツエントリからのエントリ（1500円 or 震災募金付き1800円）
・受付後に郵送物は来ない。参加者リストが直前にサイトに公開されるので自分の名前があるかチェックする

◆当日までの準備
・100km超を走って体を慣らしておく
・自転車の入念なチェックと整備
・ルートとCPのチェックと、スマホアプリ（Geographica）へのルート入力、コマ図印刷
・充電機器のフル充電

◆開催日前後の日程
4/19（木）
21:00金沢自宅出発
4/20（金）会社有給
03:00磐越自動車道　磐梯SAで車中泊（3h睡眠）
07:00東北自動車道　本宮IC下車し本宮からスタート地点までのルートを車で確認
仙台実家帰省して23:00にスタート地点に戻って車中泊（4h睡眠）
4/21（土）
04:10起床　5:20受付、05:50スタート、16:50ゴール
こけしの湯に浸かって21:00道の駅つちゆで車中泊（7h睡眠）
4/22（日）
04:00起床、磐梯河東ICより磐越自動車道へ11:00金沢自宅着

◆持ち物
・服装：サイクルジャージ半袖・半ズボン、ストームクルーザ、ブルベベスト、靴下、手袋、サイクルシューズ、ヘルメット、サングラス
・ツールBOX：タイヤパンクレバー3本、マルチツール、ボタン電池、パンク修理パッチ・糊、アミノバイタル、塩飴、タイラップ、予備ビニール袋、予備チューブ、シャーミークリーム
・ボトル、照明フロント・リア、スマホ、モバイルバッテリ
・サドルバック：ワイヤー鍵、行動食、空気入れ、財布、コマ図
・ウエストバック：行動食、デジカメ、

◆備忘録
・参加人数少なく距離が長いので単独は気分的にシンドイかも
・時間制限があるのでCPでも長話はしなかった
・ルートは試走はした方がよいが下道を200kmも走れないので基本初走行になる
・今回は土湯峠ヒルクライム部分を前日車で試走したので当日は気持ち的に余裕が持てた
・前日に現地の体感気温を確認して当日は半袖、半ズボンとしたことは正解（朝は冷えたが）
・ナビはスマホGPSとコマ図の併用が良さそう
・脱いだストームクルーザ/モンベルは付属ケースに入れ小さくしてから背中ポケットに収納すればサドルバックやウエストバックの収納スペースを使わずに済む
・今回の走り方（ガッチリ走って30分くらい休む）は後半バテた
・足の負担をもっとも軽くして10分休憩でスタート出来るような走り方を体得すべき（と今は思う）
・スローペース＋短時間休憩の方がいて、トータルのペースはあまり変わらなかった（とりあえずこれを目指す）
・ペダリングについて。股関節で始動すると膝負担が小さい？　「漕ぎにいく」感じではなく、膝から下は脱力して股関節で回すイメージ。

サドルを僅かに前傾にして以降、股間ズレは発生しなくなった。ネットでは別の問題が生じる可能性あるためサドルは水平とし、構造や材質で解決すべきとあったが、200km走って不具合なかったのでこのままとしたい。

出発前のブリーフィングで説明あった注意事項。ネットに公開されている内容と同一と思われる。

ブルベカード。縦10cm、横20cmくらいの３つ折り。表側にブルベ情報と個人情報が記載されている。ゴール地点で回収され事務局でレシートから通過時間を記入していた。

コマ図。サイトに事前にUPされる。今回はEXCELファイルだった。ラミネートして自転車に取り付ける人が何名かいた。数字は上がスタートからの累積距離、下が前のコマからの距離であり、何キロ先でどちらに曲がるかが一目でわかる便利さがある。欠点はルートを間違うと、正しいルートに戻るまで使えないこと。そのためGPS併用が安心と思った。

翌朝22日の猪苗代湖。時間もあるし1周ライドの衝動にかられたが来週の富山湾岸サイクリングまでに右膝痛を完治しなければならないため我慢とした…。

200kmのブルベメダル。これが欲しかった^^　大切に保管してもよいのだが一目にふれず永眠しそうなので両面テープで車のダッシュボードに貼り付けた^^