32.鳳凰山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)日帰り縦走

鳳凰山

遂に南アルプスデビュー。標高2840mの鳳凰山である。地蔵岳、観音岳、薬師岳の三山からなる鳳凰山はアプローチの良さと富士山、北岳、甲斐駒ケ岳などの眺望から南アルプスの入門コースとして人気があるが、三山の日帰りとなると地図参考タイムで12時間超、累積標高差2000m超のタフな山行となる。

金沢からフル高速で417km7時間の大移動に睡眠2時間。お疲れモードでのスタートとなるが体も気分も次第に回復していく。ドンドコ沢の滝を眺めつつ高度を上げ地蔵岳山頂のオベリスクに到着すると、3000m超級の南アルプスの山々を目の当たりにしてその雄大さに鳥肌が立った。

全国的に暖かな予報で鳳凰山も日中は15℃ぐらいまで上昇。風も無い登山日和だったが、それでも15時を過ぎると気温低下し急速に薄暗くなっていった。暖かい予備の服装、水・食料、ヘッドライト、ツェルトなど日没ビパークを意識して望んだのだが、ガイド本で1泊2日のコースを日帰りするのはそろそろ終りすべきと感じた山行であった。

■2010年10月23日(土)快晴
20:00 金沢アパート発
03:00 青木鉱泉駐車場着

05:00 起床
06:00(1109m)登山口発
07:45(1764m)鳳凰ノ滝
08:30(2016m)白糸ノ滝
08:55(2163m)五色ノ滝
09:30(2389m)鳳凰小屋
11:05(2758m)地蔵岳
12:25(2841m)観音岳
12:50(2780m)薬師岳
13:25(2404m)御座石
15:25(1109m)登山口着

時間 9時間30分
距離 18km
累積標高差 ±2163m
1023tozanguti.jpg韮崎から途中10kmの砂利道を経て山奥深い青木鉱泉の有料駐車場に車中泊した(駐車料金 日帰り750円、1泊2日1500円)。節約するなら御座石温泉の無料駐車場40台か、中道コース登山口の数台となるようだ。
2時間仮眠の後、まだ薄暗い5時40分に駐車場発。宿の前の管理人に駐車料金を支払い、そのまま道を進むと間もなく登山口に出る(写真)。右は地蔵岳に続くドンドコ沢コース、左は薬師岳に続く中道コースである。今回はドンドコ沢で登って、地蔵岳、観音岳、薬師岳と縦走し中道コースを下山する反時計周りのルート。地図参考時間は12時間を越える。17時には日没で真っ暗になるので地蔵岳山頂のタイムリミットを11時発として入山する。
1023houou.jpg鳳凰ノ滝。登山道から5分ほど外れた場所にある。ここまで1時間45分。眠気もやっと落ち着き体が起きてきた感じ。
1023shiraito.jpg白糸ノ滝。
1023goshiki.jpg五色ノ滝。落差70mはなかなかの迫力である。
1023koya.jpg出発から3時間半で鳳凰小屋着。
http://houougoya.jp/home/index.html
小屋のご主人によると今年はとても暖かいらしい。例年だと雪が降る時期だが今年はその兆候も無い。
1023jizou.jpg地蔵岳も近づいてきた。澄んだ秋空に空気も爽やか。やっぱり山はいいなぁ。
1023oberisuku.jpg地蔵岳のオベリスク。登るしかないでしょう。
1023obewakamono.jpg果敢に挑む若者。ラスト5mの垂直の壁にはロープが垂れているが切れたら終了。岩に擦れる部分が切れ掛かっているというネット情報もあるらしく、てっぺんにチャレンジした登山者はいなかった。この若者も途中断念。
1023fujisan.jpg富士山。今年は初登頂の時期を逸してしまった。
1023koma.jpg甲斐駒ケ岳(2967m)。左隣は仙丈ヶ岳(3033m)。写真では分り難いが遥か遠方に北アルプスがはっきり見えた。今回も天候運がいい。
1023komabig.jpg別の場所からの甲斐駒ケ岳。んー登ってみたい。
1023kita.jpg北岳は標高3193m。その左奥は間ノ岳でこちらも3189mと高い。
1023gozaisi.jpg花崗岩の稜線を観音岳、薬師岳と縦走する。稜線は雪面を歩いていると錯覚するほど真っ白な白砂で照り返しが眩しかった。薬師岳から青木鉱泉までの中道コースは地図参考タイム3時間50分だが2時間半後の15時過ぎには駐車場到着の見積もり。
写真は御座石という巨石。何の変哲も無い場所にポツンと存在する。。。
1023sasa.jpg終盤は松と笹薮の道。雰囲気的に熊が出そうで怖かった。目に入る黒っぽい物体全てが熊に見えその都度ビクッと緊張した。
1023map.jpg時間 9時間30分
距離 18km
累積標高差 ±2163m

冒頭の繰り返しになるが、距離と標高差があり時間を要するので秋以降の三山日帰り縦走は慎重な行動をお勧めする。15時を過ぎると一気に気温低下し薄暗くなってくるので、暖かな予備の服装とヘッドライト、ツェルト、そして水と食料を多目に持ち、時間が押しても慌てず気持ちに余裕が持てる様に十分な準備をして入山したい。もちろん早出、早着で。陽が長い季節は健脚であれば日帰り問題なし(渋滞は考慮してません)。

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コメント

  1. 匿名 より:

    いいね

  2. Cory より:

    Hats off to whevoer wrote this up and posted it.