2024年GW関東エリア日本百名山4座遠征@那須岳・雲取山・甲武信ヶ岳・赤城山

甲武信岳赤城山那須岳雲取山

2024年GW4日間の関東エリア日本百名山遠征登山の報告。仙台を出発し、那須岳、雲取山、甲武信ヶ岳、赤城山を車中泊でつなぐ旅登山である。
2日目に小雨がパラついた以外は穏やかな好天に恵まれ「深田久弥が百名山に選んだ所以」を感じながら延べ43km、22時間、獲得標高4500mどっぷりと山に浸ることが出来た。

背景
『いつか達成』な低めモチベーションの日本百名山完登。順調だったのは2009年から6年間の50座で、続く8年間は6座と停滞を極めた。近場を行き尽くしたことに加え、ロードバイクやマラソン始動による趣味の多様化で登山時間が減り、ガス代高騰や教育費など財布事情もあった。
そんな中で迎えた2024年、ロードバイクはサイクルイベント出場しまくって一服感があり、マラソンはサブ3.5を達成して引退済、そして子供が巣立ち教育費から解放され、『いよいよ再開か』と思ったのが元旦で、今回その初回遠征となった。

基本コンセプト
・交通費をかけた遠征なので出来るだけ多くの百名山に登る
・1日1座(一般的な1泊2日なら日帰り)
・節約志向

日程
会社GWは4/27-5/6。善は急げでGW前半とし、4/30にボランティア活動の説明会があるため4/27~29の3日間で検討。最終的に高速代節約と睡眠時間確保など計画のし易さから有休1日取得した4/26~29の4日間に決めた。

山の選定
3年前の関東エリア百名山攻略の16座を対象に再検討した。注視したのは残雪の状況。GWは雪が残る山も多いはず。残雪の有無で行動時間に雲泥の差が出るし、低温で雪が硬くなると滑落リスクも高まる。直近の山行報告から雲取山、甲武信ヶ岳が残雪リスクが低かったため、メインディッシュはこの2座に決めた。
また、この2座は仙台から400km以上離れているため、中間点で1座挟むと交通費節約と睡眠時間確保の点で有利と分かり那須岳、赤城山を加えた4座に最終決定する。



2024年4月26日(金)快晴、17℃、弱風
メンバ 単独

06:38 県営駐車場
07:27 峰の茶屋跡避難小屋
08:06 朝日岳
08:40 峰の茶屋跡避難小屋
09:10 那須岳
09:53 峰の茶屋跡避難小屋
10:21 県営駐車場

距離 8.3km
時間 3時間43分
獲得標高 732m

前日
21時自宅発。東北道に乗り那須ICを降りたのは0時半過ぎ。予定通りETC深夜割30%を獲得する。県営駐車場着は1:30。初日は獲得標高700mの軽めの山なので6時半行動開始として5時50分に目覚ましして強風に揺れるデリカで車中泊する。

240426055528899.jpg05:55 登山口はトイレの奥
太陽の明るさで目覚まし前に目が覚めた。気温12℃とヒンヤリするが昨晩の風は収まっていた^^ 駐車場から眼下に見える街は白河市だろうか。そして振り返ると空の青に映える朝日岳がデカい。これにはテンションが上がった^^

240426064444130.jpg06:44 登山口
入山は6時38分。貴重な遠征の機会、強制終了は絶対に避けたい。ケガ、道具破損、貴重品紛失を普段以上に意識してGo!

240426064548659.jpg06:45 狛犬

240426064701742.jpg06:47 山の神
これまでの安全登山に対する感謝と遠征成功をお祈りする。

240426065348128.jpg06:53 残雪(標高1450m付近)
残雪は窪地に離散的に残る程度だった。仙台からは軽アイゼンと10本爪アイゼンを持ってきており、今日は10本爪を持参。

240426070635264.jpg07:06 朝日岳

240426070941098.jpg07:09 峰の茶屋跡避難小屋を目視
登山道は写真のような斜度のガレ道で歩き易かった。無風と日差しで汗が出るため長袖シャツを脱ぎ今年初めて日焼け止めを塗る。夏山な気分♪

240426071835973.jpg07:18 剣が峰(1799m)と朝日岳(1896m)

240426072439925.jpg07:24 小屋手前のトラバース
雪は柔らかくアイゼンは不要。結局今回、アイゼンを要する場面は無かった。

240426072707008.jpg07:27 峰の茶屋跡避難小屋
約1時間で到着。扉が木の板で塞がれていたが、冬季は西側の扉のみ出入り出来る。

240426072716390.jpg07:27 しばし撮影タイム。朝日岳方向(北側)

240426072740776.jpg07:27 茶臼岳方向(南側)

240426073609727.jpg07:36 白河市方向(東側)

240426074039097.jpg07:40 三倉山方向(西側)

240426074407585.jpg07:44 稜線は溶岩石のガレ道

240426080627500.jpg08:06 朝日岳(1896m)登頂
1.5時間で全行程の半分が終了。あっという間という印象。

240426080649532.jpg08:06 茶臼岳
全体が木の無い茶色の溶岩山で頭頂部に噴火口を目視出来た。活火山らしい独特な雰囲気を醸し出す山容である。
因みに茶臼岳の名前の由来はいわゆる「茶臼」=お茶をひく石臼 に似ていることのようだ。噴火の歴史は1408年にマグマ噴火、その後、1963年までに5回の水蒸気噴火が確認されている。

【出典】気象庁 那須岳 有史以降の火山活動

240426080935120.jpg08:09 遠方の山は三倉山(1888m)、大倉山(1831m)、流石山(1822m)

240426082010946.jpg08:20 真新しい砕けた落石
最近、地震が多いので、那須岳に限らず岩場を歩く時は要注意だろう。

240426091001876.jpg09:10 茶臼岳(1915m)登頂
約2時間半で日本百名山57座目の登頂! 56座目が2021年10月飯豊山なので2年半ぶりの更新である。
因みに「那須岳」はこの周辺の山群の呼称で、百名山としてはこの茶臼岳を差す。那須岳の最高峰は三本槍岳(1917m)である。

240426091049975.jpg09:10 祠

240426091217046.jpg09:12 噴火口
分かり難いが写真手前の大きな凹みが噴火口である。

240426094408670.jpg09:44 峰の茶屋跡避難小屋と朝日岳
復路は写真も撮らず淡々と下って10時21分下山。3時間40分の短い初日が終わった。


初日まとめ
日本百名山57座目として那須岳(茶臼岳)を踏み、登山バッチを購入、目的を達成した。硫黄臭が漂い、狛犬や山の神など宗教色の濃い雰囲気のある山。初夏を思わせる好天の中、活火山らしい独特な山容を至近でみて、その迫力と存在感に触れ大満足だった^^

今回は標高差700mのハイキング的ルートとしたが、登山地図を眺めると、三本槍岳まで足を延ばし三斗小屋温泉に下って牛ヶ首に上がる長大な周回ルートも興味深いと思った。秋に紅葉を楽しみつつ、三斗小屋温泉でマッタリするのも悪くないなぁ(^_^)

おまけ

240426104222073.jpg
県営駐車場の北側にある峠の茶屋で登山バッチを購入^^ 650円也。

240426181518368.jpg
那須岳から三峰神社(雲取山の登山口)までは8時間かけて一般道で移動。その途中にある両神温泉薬師の湯で温泉に入った。
700円(モンベルカード提示で10%OFF)

2024年4月27日(土)曇・霧雨、10数℃、弱風
メンバ 単独

04:14 登山者専用駐車場
04:26 奥宮鳥居(登山口)
05:44 霧藻ヶ峰休憩舎
07:14 小岩山
08:44 雲取山
09:18 雲取山荘(09:34発)
10:18 芋木ノドッケ
11:48 霧藻ヶ峰休憩舎
12:39 登山者専用駐車場

距離 22.3km
時間 8時間20分
獲得標高 2003m


前日
雲取山と甲武信ヶ岳は登山口が近く、登る順番は予報で判断した。予報は3日目がド快晴で、ここに眺望の良い甲武信ヶ岳を充て、2日目は雲取山にしている。

初日の那須岳を10時半に下山し、一般道でひたすら南下。途中、伊勢崎市で渋滞にハマりつつ、両神温泉に立ち寄りつつ…で22時頃に三峰神社に到着する。いやー遠かった…。食料と水は市街地走行中に見つけたウエルシアでお安く調達。割高なコンビニ回避は上手くいった^^

登山者専用駐車場は24時間出入り自由な未舗装の広場だった(無料)。雲取山は都心からの登山者が多いと思っていたが、私以外に1台と少なかった。野生動物との遭遇リスクを感じつつ、3時半目覚ましで車中泊する。

240427041929995.jpg04:19 三峰神社側から入山
今日は18km、1800mのハード山行。CT12時間のところ8時間半の計画で入山!

240427042604239.jpg04:26 三峰神社登山口
駐車場から5分程で鳥居にでた。一礼して入山。さぁ、今日は長いよ^^

240427043132248.jpg04:31 道標

240427043656711.jpg04:36 三峰神社奥宮

240427050808701.jpg05:08 空はドンヨリと暗い…

240427051211832.jpg05:12 雨降臨(T_T)
もともと2日目は雨予報だったが、昨日昼時点では雨マークは消えていた。ポツリポツリ程度なのでヨシとしますか。

240427051312588.jpg05:13 登山道は樹林帯

240427053324878.jpg05:33 地蔵峠
この付近は傘さし登山。レインウエアは未着で。樹林帯で雨が遮られ、登山道も勾配緩めなので傘さし登山も苦にもならなかった。時折現れる急登は、傘をザックのベルトに付けたゴム輪に通し、両手をフリーにして登行。

240427053719168.jpg05:37 眺望
雲が無い時はどんな景色なのか…。

240427054149464.jpg05:41 秩父宮両殿下御尊影レリーフ

240427054212297.jpg

240427054801323.jpg05:48 落ち葉トラバース

240427055424095.jpg05:54 ブナ林

240427064538388.jpg06:45 苔むした登山道
この地の温暖適湿な環境から苔は700種類にも及ぶらしい。「苔の国立公園」の異名があるので全国的に見ても突出して多いのかな?

240427081024699.jpg08:10 ササ道

240427081826808.jpg08:18 雲取山荘
入山から丁度4時間。雨は弱く、最初の2時間程度だったので助かった^^ 登山バッチはここで購入した(登頂後復路にて)。

240427082005889.jpg08:20 田部重冶氏のレリーフ

240427082415305.jpg08:24 苔むした登山道

240427082429017.jpg08:24 倒木にむした苔

240427084216276.jpg08:42 雲取山
出発から4時間半で登頂。日本百名山58座踏破となった。距離や獲得標高が大きい割りに、疲労感は小さかった。勾配が緩いからだろうか? 途中何度かある長い平坦路が整理運動になって疲労が蓄積し難いのか??

240427084514541.jpg08:45 雲取山避難小屋
東京側に少し下ったところにある

240427084625811.jpg08:46 避難小屋からの眺望
雲がなければどんな眺望なのか気になるところ。

240427084923066.jpg08:49 避難小屋の内部
清潔でゴミ放置もなかった。素晴らしいマナー!

ここで横浜からの単独行とお話。東京側ルートも天候は同じで、一瞬、富士山の裾野が見えたらしい。百名山遠征だと伝えると、昨年6月に北海道の羊蹄山に登られた話を聞いた。梅雨が来ないので6月は狙い目で、ヒグマがいないエリアのため安心とのこと。ただ果てしなく続く急登は試練だそうだ。

北海道の百名山は9座。全く考えていなかったが、最小の遠征回数で踏破する策を検討したいと思った。九州、四国もだな。

240427091016278.jpg09:10 富田治三郎のレリーフ
昭和30年代まで雲取山荘の小屋番だった方らしい。

240427100757197.jpg10:07 高山植物

240427101120791.jpg10:11 木の根道

240427101436895.jpg10:14 倒木

240427103119998.jpg10:31 ヤブ
全体的に登山道は整備が行き届いていたが、唯一、芋木ノドッケ(1946m)周辺は未整備だった。踏み跡も少なく登山道も不明瞭。往路で歩いた西側の迂回路は整備バッチリです。

240427115310931.jpg11:53 霧藻ヶ峰(1523m)付近からの眺望

240427124032091.jpg12:40 登山者専用駐車場
下山。22km、獲得標高2000mは登山を始めた15年前なら膝痛確実な距離。本当に強くなった。正に継続は力なりと思う。

2日目まとめ
日本百名山58座目として雲取山に登頂、登山バッチを購入した。雲に隠れ、富士山やアルプスの眺望は叶わなかったが、ブナ林や苔むした道に癒されながら、長大ルートをワンデイでピストン出来たのは良い想い出になった。

おまけ

240427132522654.jpg
三峰ビジターセンター
熊の爪の凶器感はハンパない。噛みつかれるだけでなく、引っ掻かれても致命傷を負いそうだった。

240427134108639.jpg
三峰神社
日本の国を産んだ神と伝えられる伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉册尊(イザナミノミコト)が祀られている神社。

2024年4月28日(日)快晴、20数℃、弱風
メンバ 単独

04:44 西沢渓谷
05:13 徳ちゃん新道登山口
07:04 徳ちゃん新道分岐
08:54 木賊山
09:32 甲武信ヶ岳(09:55発)
10:04 甲武信小屋(10:13発)
11:33 徳ちゃん新道分岐
12:35 徳ちゃん新道登山口
13:00 西沢渓谷

距離 17.7km
時間 8時間14分
獲得標高 1794m

前日
雲取山下山後は三峰神社を参拝し、甲武信ヶ岳登山口がある西沢渓谷に移動。30km、1時間は前日の240km、8時間と桁違いに楽勝だった。ただ県道278は道幅が激狭だったので、5kmほど遠回りの国道140が楽かも(往路278、復路140を走った実感)。

西沢渓谷の駐車場
・50台以上のスペース
・無料で出入り自由
・トイレや水場なし

車中泊には問題なし。登山口方向を確認後、温泉、夕食、買い出しを行った(下図参照)。明日は残雪を考慮して登り/下り共に徳ちゃん新道をチョイス、8時間行動と昼12時半下山から逆算して出発4:30とし、目覚ましは3:50にセットした。ラーメンの満腹感からの強烈な睡魔で寝落ち。目覚ましをかけ忘れるところだった。危ねー

白龍閣
日帰り入浴800円

ラーメン中村屋
バイクラーメン改 1000円
震災の年に譲り受けたという金魚(13歳)がいます。エサはよく食べるが最近元気がないそう…

240428044308085.jpg04:43 西沢渓谷の無料駐車場

240428050524327.jpg05:05 祠に手を合わせ直進

240428051443462.jpg05:14 徳ちゃん新道登山口

240428052124153.jpg05:21 樹木は間引き管理されている
間引きにより陽の光が届くようになった地表から新しい木が生えていた。

240428064314431.jpg06:43 木の根道

240428065558932.jpg06:55 尾根は疎林で明るい

240428073324363.jpg07:33 残雪対策として持参したウィペット(ピッケル付ストック)
登りでは使用せずザックに固定したのだが、枝に引っ掛かり難儀だった…。

240428073509898.jpg07:35 ヤブ
全体的に整備は行き届いているがこんなヤブも。

240428073618775.jpg07:36 低木のトンネル

240428080850178.jpg08:08 素晴らしきド快晴

240428082444755.jpg08:24 雪をまとった遠方の山群は南ア

240428082655957.jpg08:26 富士山
東北人は滅多に目に出来ないので感動もひとしお^^

240428083533421.jpg08:35 標高2300mから残雪

240428085506038.jpg08:45 戸渡尾根分岐で軽アイゼン装着
モンベル製。2010年購入なので14選手か。未だに現役中^^

240428085458627.jpg08:54 木賊山

240428090646284.jpg09:06 木賊山を下った平地
ここで残雪が消えた。対面の甲武信ヶ岳を見ても残雪は無さそうなので、軽アイゼンを外した。

240428094925568.jpg09:33 甲武信ヶ岳登頂
出発から5時間で登頂。日本百名山59座目! それにしても眺望が素晴らしい…

240428093643722.jpg富士山

240428093618035.jpg
南ア

240428093612972.jpg中央ア

240428093601330.jpg金峰山、瑞牆山

240428093545414.jpg北ア

山の位置関係

パノラマ動画
山頂では20分ほど眺望を堪能。想像以上に素晴らしかった。頂きに雪をまとう姿も映えた。写真を撮りまくって、動画にも納めた。もう大満足!! 後ろ髪を引かれる思いで下山開始。

240428101026820.jpg10:10 甲武信小屋
ここで登山バッチを交流^^

240428102350456.jpg10:23 木賊山手前の残雪
軽アイゼンは装着せずに登行した。特に問題なし。

240428104252532.jpg10:42 広瀬ダムと富士山

240428120429576.jpg12:04 巨倒木

空高く真っすぐ伸びる杉。美しい~

240428123710897.jpg12:37 徳ちゃん新道登山口

240428125834927.jpg12:58 西沢渓谷駐車場

3日目まとめ
暖かなド快晴に恵まれ、59座目の日本百名山に登頂、登山バッチをゲット。山頂の眺望がすこぶる良く、頂きに雪をまとうアルプス達も映えて見応え十分、滅多にない遠征のチャンスにこの感動を得られた幸運に感謝したい。

西沢渓谷からの徳ちゃん新道は、2400mまでの連続する急登がハードだったが、樹林が薄く、左右に眺望が垣間見れるので気が紛れた。また木の根道、岩場、細尾根、低木のトンネルなど変化に富み、登山者を飽きさせないルートと思った。

気にしていた残雪は、予想よりも少なく、ザクザクと柔らかだったので、アイゼン無でも問題なかった。ウィペットは残雪用途としての出番は無かった。


2024年4月29日(月)晴、10℃ちょい、弱風
メンバ 単独

03:25 黒檜山登山口
04:26 赤城山
04:31 絶景スポット
05:11 黒檜山大神
05:50 黒檜山登山口

距離 4.1km
時間 2時間24分
獲得標高 539m

前日
甲武信ヶ岳から赤城山への移動は一般道で125km、4時間。下山13時と余裕があったので、道中の父の実家に立ち寄ることにした。私が新入社員時代東京に住んでいた頃、バイクで何度も訪問した10歳離れた従弟夫婦宅で、6月に仙台訪問予定のある間柄。定年後から始めた飲食店で3時間、山で取れた山菜やタケノコなどをご馳走になりながらお話。私の訪問をとても喜んでくれて私も嬉しかった。

従弟宅発は20時、魚沼産コシヒカリのおにぎりを頂いたので、コンビニでの食料調達は少しで良かった^^ 一般道を北上し、赤城山の駐車場着は23時。登山口を確認後、大駐車場に戻って車中泊。ご来光登山のため目覚ましは2:50にセットした。

240429032726173.jpg03:27 黒檜山登山口より入山
黒檜山単純ピストン & ご来光登山としたのは、仙台帰宅時間を早めたいのと渋滞回避が理由。大駐駐車場から登山口近くの路肩駐車場に移動し、ひと気の無い暗闇にヘッドライトで入山する。日の出時間は4時50分。

240429033842727.jpg03:38 登り始めから急登
普段は意識的に超スローペースにしている登り始めも、短時間のハイキング登山のため意識せず登行。

240429035731241.jpg03:57 月は明るかった

240429042415457.jpg04:24 稜線に到着
予定よりもかなり早い~

240429042648284.jpg04:26 赤城山(黒檜山)登頂
日本百名山60座目ゲット。丁度1時間だった。

240429043057671.jpg04:30 ご来光ポイント探し
東側が開けた場所を求め周囲を徘徊。絶景ポイントと山頂を2往復した(笑)

240429043158732.jpg04:31 山頂と絶景ポイントの中間点
昨日頂いたおにぎりを静かに食べていると、タヌキが私に気づかず至近で横切っていった。

240429043217862.jpg04:32 大沼
稜線からの大沼は木に遮られ眺望は良くてこんな感じ。

240429045257076.jpg04:52 ご来光ゲット
微妙に遮る木がありここで妥協(^_^); あー遠征登山も終了か~という気分になった。

240429045737213.jpg04:57 「絶景ポイント」と呼ばれる場所
北側が開けていた。雲がかかりボンヤリだが左から谷川岳、武尊山、燧ケ岳、白根山、皇海山、男体山のはず。

240429045548777.jpg

04:55 絶景ポイントからのズームアップ
中央が皇海山1892m、その左が白根山2587m、右が男体山2486mと思う。

240429050306659.jpg05:03 神社
南側の眺望を探しに稜線を移動。この写真の方がご来光っぽい?

240429050359536.jpg05:03 頂にアンテナがある山が地蔵岳
眺望が良ければ地蔵岳の左側に富士山が見えるらしい…。今回は運に恵まれなかった残念!

240429051503617.jpg05:15 石の道
シカの親子に遭遇。登山道を横切って軽やかに山奥に消えていった。

240429052620403.jpg05:26 黒檜山振り返り
登山道は変化に富んでいて楽しい♪

240429054149552.jpg05:41 大沼
湖面に反射する地蔵岳が美しい^^

240429060415866.jpg06:04 下山
2時間半の山行終了。遠征登山が終わり心寂しい思いがこみ上げてきた…。「遠足は家に帰るまでが遠足」ということで、ラスト気を引き締めて安全運転で仙台へ帰ろう^^

4日目まとめ
暗闇を登ってご来光を拝み、60座目の日本百名山を踏むことが出来た。登山バッチは前日到着が深夜で下山は早朝のため購入出来ず。やっちまった感があるが、バッチ未購入の百名山は5座ほどあるし、従弟宅訪問の方が価値があるのでメルカリでチャンスを待つことにしよう^^

全体まとめ
仙台から関東に遠征し百名山4座の頂を踏むことが出来た。懸念していた残雪要因の時間ロスやリスク行動もせずに済み、事故や膝痛、忘れ物もなく、穏やか好天の中、百名山の所以を感じながら新緑の山に没入。山旅を満喫することが出来た。
個人的にはすぐ次の遠征をしたいところだが、妻との外出やロードバイクイベント参加、ボランティア活動、家庭菜園など「多趣味暇なし」状態なので、財布も気にしつつ、節度をもって計画的にやっていきたい。

時間やお金を工夫し、家族とも調整、ここに試行錯誤と苦労があるから面白いんだよな~

日本百名山登頂記録 2024年4月現在 60座


登山バッチ
赤城山はメルカリに出品されるのを気長に待つかな^^

交通費見積
最終日は妻が仕事から帰宅する前に、洗濯取り込み&たたみ、犬の散歩などに加え、遠征の洗濯や道具の清掃、更にスタッドレスタイヤ交換まで終えたかったため、フル高速にしている。



車中泊場所
台数はおおよその感覚です。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

コメント

  1. 多摩太郎 より:

     週末山紀行さん。。。 ! !
    お早うございます
    関東の4座を登られたのですね。。。
    天気も良かったようで完登良かったですね

    • yamakiko より:

      多摩太郎さん
      こんばんは!
      多摩太郎さんお馴染みの谷川岳も検討しましたが、
      残雪を避けて4座を決めました。

      昨シーズンは朝日大周回など天候運に恵まれない年でしたが、
      今シーズンは幸先が良いです^^ この流れでお願いしたいところです^^