左に曲がれば高山、右に曲がれば福井さてどっちに進むか。前日の野伏ヶ岳からの帰路、国道156での悩み事。予報は好天だしF氏を誘ってみるかと電話すると即決で快い返事をもらう。相談の結果、3週間前に大雪のため断念した十石山(2524m 長野県白骨温泉より)に最終決定した。モッカ谷、雨飾山、白鳥山、白木峰、輝山、白馬方面などが上がったが、野伏ヶ岳の雪質から1600m程度の山は避けた方が無難、好天予報なので登り応えのある山がいい等が選定理由である。車中泊で早朝から行動出来るし、標高が2500m以上なら雪の状態も良かろう。
話戻って国道156。私は左にハンドルを切り高山経由で長野の白骨温泉を目指した。
■メンバ F氏、私
■用具 The Beast177cm、ディアミール、ガルモント F氏
freeride164cm、ディアミール、ガルモントアドレナリン 私
■行程 2011年2月6日(日) 晴れ、弱風 山頂0℃ 駐車場朝-7℃帰り+9℃
06:00(1403m)駐車場発
06:42(1548m)最初の急登
08:00(1957m)2つ目の急登
09:35(2411m)森林限界
10:00(2524m)十石山山頂
10:15(2522m)十石小屋着
10:45(2522m)十石小屋発
12:00(1403m)駐車場着
距離 13km
時間 6時間
累積標高差 ±1290m
6時0分1403m駐車場
冬期閉鎖中の上高地乗鞍スーパー林道 白骨料金所に車中泊。念のため厚着して寝袋に入ったがこれが大正解。朝は放射冷却で-7℃、車内も-4℃とかなり冷えた。朝5時起床、お湯を沸かしカップラーメンとパンを食べたらスタンバイokである。ヘッドライトを点けて定刻6時に出発する。
入山は我々が先頭だった。トレースは数日前?のが数本。駐車場付近の雪の状態はクラストで新雪は無かった。
6時42分1548m 最初の急登
林道を外れ右に尾根を見ながら急斜面をトラバースすると最初の急登に出る。トレースに沿って大きくジグを切りながら高度を上げた。陽も出て青い空がいい感じ。今回は楽しめそうな予感。
9時14分2293m 上部疎林地帯
最初の急登を登り切ると直線距離1kmもある平原そして2つ目の急登と続く。それを登り切ると上部の疎林地帯だ(写真)。序盤は雪が硬めだったが中盤以降は柔らかな雪が10cmとコンディションも良くなった。
9時35分2412m 山頂手前
気温も0度で風も無しとくれば全身汗だくだ。思わずアウターを脱ぎ捨てTシャツ姿でがんばるF氏。若い!
11時0分2524m 十石山山頂
左に乗鞍、正面に平湯温泉、そして右には穂高連峰が一望出来た。久しぶりに キタ━(゚∀゚)━!!!!! である。生きてて良かった。
写真:背後は穂高連峰
山頂からの乗鞍。
山頂からの穂高連峰。素晴らしい眺め。見とれているといつの日か1週間ぐらいかけて夏山縦走してみたい気持ちになってくる。
因みに山頂は北西方向が断崖絶壁のためホワイトアウト時は不用意に動き回らない方がよいだろう。山頂標識を探してウロウロすると最悪の事態になりかねない。超重要。視界があれば問題無い。
10時15分2522m 十石小屋
山頂から北東50mにある十石小屋は半分が雪で埋まっているが、2階に冬期入り口がありハシゴで中に入れる様子。入り口が狭く入るのが手間なので外にイスを作って食事タイムとした。
10時45分 滑走開始
山頂一帯は広い台地のため滑り始めは方向に注意が必要。視界が利かない時は勿論、利く時も尾根を見極めてから滑り始めたい。
写真:広い一枚バーンだが残念ながらパウダーは無し。
10時55分2401m 上部の疎林
さぁここからがお楽しみタイムの始まりである。木を縫うようにターンを刻む。斜度が緩いのでスピードコントロールも楽で実に快適だった。今年一番!
11時14分2031m 2つ目の急登
トレースで雪面が荒れておりなかなかしんどい。慎重に降りた。
12時0分1403m 駐車場戻り
後半は雪が重く滑り難かったが充実した山行に◎である。全体通して今年一番! 雪崩の危険も無く、時間的に余裕のある下山で安全面でも良い山行だったと思う。
距離 13km
時間 6時間
累積標高差 ±1290m
この日の入山者は我々の他に2名だけだった。疎林尾根は快適なのに意外と人気が無い? 今回はたまたまコンディションが良かっただけで普段は極寒、強風なのかもしれない。
温泉
駐車場所から歩いて5分の白船荘 新宅旅館で汗を流して帰路についた。日帰り入浴は14時まで料金は700円。


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