北東北遠征2日目は八甲田山。
今回もガスの餌食となるが一瞬切れたタイミングで眺望ゲット出来たかな…
2020年9月北東北遠征
1日目 岩木山1周ライド登山
2日目 八甲田山1周ライド登山 ←この報告
3日目 岩手山登山
■日時 2020年9月20日(日) 雨→曇り、10数℃~20数℃、山頂強風
■メンバ 単独
■バイク Tarmac/Specialized
05:58 [ 0km] 酸ヶ湯温泉登山口
07:14 [ 3km] 小岳分岐
07:44 [ 4km] 大岳着
07:56 [ 4km] 大岳発
08:11 [ 5km] 大岳避難小屋
09:30 [ 9km] 酸ヶ湯温泉
09:37 [ 10km] 駐車場着
10:06 [ 10km] 駐車場発
10:07 [ 10km] 地獄沼
11:53 [ 42km] 八甲田ロープウェイ
12:25 [ 48km] 駐車場
自転車+登山
行動時間 6時間26分
距離 48km(うち自転車 37km)
自転車平均速度 16.1km/h(サイコン)
累積標高差 ±1772m
身近な蔵王と同じ樹氷が出来る八甲田は昔から気になる山だった。小学生の頃に見た映画「八甲田山」での雪中行軍199名大量遭難死も強烈なイメージが残っておりいつか登りたいと思っていた。
八甲田山死の彷徨/新田次郎著
雪中行軍の資料館や関連地を自転車で巡るのも魅力だったが今回は「登頂&1周ライド」を優先し他は封印。山スキーなどで今後も訪れる可能性大のためそれまで取っておくことにする^^
登山ルート
酸ヶ湯温泉→大岳→上毛無岱→酸ヶ湯温泉 周回
C.T. 登り2時間15分、下り2時間20分、トータル4時間35分
計画
登山→車に戻る→ライドの順番(※朝の雨で路面濡れのため)
登山 登り2時間、下り2時間、トータル4時間
ライド 40km、獲得標高1000m、1周3時間
6時スタート、13時終了
前日は岩木山ライド登山後、百沢温泉で汗を流し、「牛乳味噌カレーラーメン」を食べて酸ヶ湯温泉に移動した。弘前から酸ヶ湯は車で1時間ちょい。
車中泊は酸ヶ湯温泉宿の200mほど先の大駐車場だ。登山口を確認して車に戻ると強い睡魔が到来。前日は3時間睡眠なので無理ないか。翌日の準備を終えたらもう限界、19時半に寝袋に入った。 早っ!
「あーよく寝た」と目を覚ますと夜中の1時だった(笑) 次に目が覚めたのは朝の4時。デリカに激しく打ち付ける雨音でだった。1時間で上がる予報だが予定通り登山→ライドの順と決め、ダラダラと時間を過ごしつつ飯と準備をして朝6時登山スタートする。
05:51 登山口
酸ヶ湯温泉からの登山口は上毛無岱方向と、小岳方向の2か所存在し、後者から入山。
開始早々アクシデント。大岳から避難小屋まで「工事中」の掲示を「通行止め」と早とちりし近くのご夫婦に声かけると「通行は可能と書いてありますね」となる。朝からボケていた(笑)
お話の中で、前日、日本百名山ひと筆書きで有名な田中陽希さんが同じルート歩いて酸ヶ湯温泉に宿泊していることや、千人風呂の営業時間が15時で終了する情報を頂く。新潟からのこのご夫婦とはこの先、抜きつ抜かれつで時折お話させて頂く形に。
06:00 整備された階段を登る
十分な睡眠で体調バッチリと言いたいところだが脚の筋肉痛がMAXだった。。 先日の鳥海山でもこんなに酷くならなかったのに何故?
実は昨日は新しい登山靴だった。そして最上部まで靴紐を通したせいで足首の可動範囲が狭くなり、着地時の衝撃が大きい気がしていた。鳥海山では足首がよく曲がるトレランシューズ使用。筋肉痛なので我慢するだけだが脚がバキバキで柔軟性が低下し難儀した…。
06:08 有毒ガスゾーン
微妙に熱を帯びており一帯の樹が枯れおちていた。ガスの影響ってことなのだろう。
06:08 危険掲示
火山の有毒ガスで中毒死する事故が稀にニュースになる(酸ヶ湯ではない)。無視はせず注意はすべきだろう。
06:49 地獄湯の沢
上部に進むほどガスは濃くなっていく。予報では改善方向だがこの調子では眺望は絶望的ですな。。
07:04 沢
湿地帯だけあって沢は多かった
07:06 木道
07:08 先人岱
この木枠から水が湧いている。確かに僅かだが管から水が排出していた。口に含んでみたが違いは分からず。雨水っぽい味?
07:36 鏡沼
爆裂火口に水が溜まった沼とのこと。モリアオガエルやクロサンショウウオなどが生息しており青森県では最も標高の高い両生類の産卵場だそうだ。
07:45 八甲田大岳山頂
出発から1時間50分で登頂。濃いガスで眺望ゼロは予想通りで強い風のオマケも付いた(T_T)
07:55 一瞬のガスの切れ間
同じタイミングで到着された新潟ご夫婦と山話をしていると空が明るくなり一瞬ガスが切れた!
キタ━(゚∀゚)━!
速攻で連写^^ 一瞬ではあったが眺望をゲット出来た^^
写真は北側、青森市方向で右手は青森湾だろう。手前の小高い山の頂にロープウェイの駅が見える。
写真の山は、櫛ヶ峯1517mと乗鞍岳1450mだろうか。とすると山の奥が十和田湖だ。
08:11 大岳避難小屋
寒い山頂は10分ちょいで出発。北に向かうと15分ほどで立派な小屋が現れた。
08:12 小屋の内部
清潔でトイレも設置され素晴らしかった。残雪期ここを拠点に山スキーをするなんて楽しそうである^^
08:25 オオシラビソ(別名アオモリトドマツ)
スノーモンスター(樹氷)に化ける木だ。見渡すと確かに群生している。0℃でも凍らない過冷却水が木にぶつかるとその衝撃で氷化し、積雪と氷化を繰り返すことで樹氷が形成されるようだ。
08:43 上毛無岱の湿原
08:54 急な階段の上部より
標高が下がるほどガスは薄くなった。この眺めをゲット出来てよかった^^ 山岳信仰、湿原、火山地帯、温泉がこの山の魅力で百名山の理由もこのあたりだろう。
08:56 池塘
09:04 紅葉
例年だとこの時期はもっと紅葉が進んでいるらしい。今年の最盛期は2週間後くらいらしい。
09:32 酸ヶ湯温泉到着
出発から4時間半で登山の部終了。あっという間だった^^
09:33 酸ヶ湯温泉
新潟ご夫婦の情報の通り、千人風呂は15時までと掲示されていた。酸ヶ湯温泉と言えば千人風呂なので確実にゲットしたい。その前に1周ライドがある。
10:10 地獄沼
駐車場戻りは9時37分。開始から3時間半で登山周回した感じ。
千人風呂を考慮すると14時には戻りたい。とするとリミットは4時間。1周37kmだが1000mのアップダウンがあるので3時間かかったとしても1時間の余裕がある。ってことで反時計回りでGo!
10:24 標高1040m傘松峠
1周ライドの最高標高点。ここからの下りが長かった。体冷えまくり(汗) こんなに長いならアウター着たのに~というやつ。
11:00 大岳を望む
11:13 ブナ林
酸ヶ湯-田沢湖間は交通量が多くリスクを感じたがそれ以外は交通量少なく安全。
11:52 八甲田ロープウェイ
12:26 駐車場ゴール
登山開始から6時間半、ライド開始から2時間半でミッション終了。傘松峠からの下りが長く「これを登り返すのか」とゾッとしたが登り坂は分散していて斜度も緩めだったため意外と楽だった印象^^
12:53 千人風呂にGo!
千人風呂は1つ屋根の巨大な浴場に3つ?の浴槽がある混浴の温泉である。この時代にどうやって混浴を成立させるのか興味があったが、浴槽の中央で男性エリアと女性エリアに分けられ、女性は専用の被り物をするようになっていた。
入浴していた女性は2名ほどだったかな? 他は多数の男性。そのため大きな浴槽の半分が人のいない女性エリアで男性エリアは混雑と歪な状態になっていた…。入浴料1000円と高い割に洗い場もなく個人的にはやや残念な印象。泉質は白濁した強酸性で北国の温泉という雰囲気が素晴らしかった。
・昔は600円程度で男女のエリア分離もなかったようだ
・入浴料1000円にはバスタオル、タオル使用料が含まれている
[コロナ対策]
建物内には検温して入館、マスク着用、脱衣所ロッカーは1列空けて使用、スリッパの消毒管理などしっかりとした対策が取られていた
13:28 そばまんじゅう
150円。そば粉を使ったあんこの饅頭。売店で登山バッチも購入した^^
登山バッチ
15:14 たかはし中華そば店
昨日に続き、食べログで「弘前 ラーメン」で検索して、3.68の高評価の店をチョイス。もちもちのちぢれ麺、煮干しのダシのスープによく絡み美味しかった。
たかはし中華そば店
ラーメン後、スーパーで翌日の食料を調達し、東北道で滝沢ICそして御神坂登山口駐車場を目指した。翌日は岩手山登山である。
◆まとめ
・登山は酸ヶ湯温泉の発着点とする周回コースが定番と思われる。もしくはロープウェイ使用のハイキング。
・周回コースは4時間半程度(混雑なければ)とあっさり目で難所もなく初心者OK
・山スキーについて。上毛無岱は平坦な大地なので滑走ルートにはしない方がよく、上毛無岱側を登り、小岳方向から酸ヶ湯に滑走するのがよいかも
・ロープウエイ駐車場から山頂公園間の西斜面もシンプルでよいかも。厳冬期の樹氷狙いならこっちが安全か。
・北斜面は外周道路付近の勾配が緩いため下り時もシール歩きになりそう。北斜面なら前嶽1251m(大岳の北西にある山)がいいか?
・1周ライドは37kmで獲得標高は1000m程度。酸ヶ湯-十和田湖間など交通量の多い区間はリスクが高め。全体としては安全な方。
・9月は20℃下回るので傘松峠から下る前にアウターを着た方がよい
・城ヶ倉大橋(ゴールドラインから国道394に1kmほど南下)は橋からの眺望が素晴らしい
・大岳の真北に雪中行軍遭難者銅像がある(冬期ゲートの数百m先)
・酸ヶ湯から田沢湖への道は交通量多くライドは避けた方が無難
登山はガスにやられはしたが、山頂で一瞬ガスが切れたし、上毛無岱の眺望も見れて満足だった^^ 山スキーに向けての情報収集や次回以降訪れたい観光スポットも知ることが出来て、有意義な遠征だった。


コメント
先日八甲田山で山頂でお会いした新潟の者です。
周回後、温泉に入れて良かったですね。
こちらは、ゆる登山と言うかお散歩で八幡平に行き、その後温泉を楽しみました。
10月には飯豊の日帰り、春には朝日の周回を計画されているそうで、飯豊朝日好きの私達は投稿を楽しみにしています。
ヤマレコもhemuhanaでやっています。
hemuhanaさん
山ではお世話になりました。
予定通り八幡平行かれたんですね。すっかり涼しくなって温泉も良かったんじゃないでしょうか^^
私の方も無事千人風呂入れました。登り坂が多かったので時間気にしながら走りましたが余裕の12時半に戻れました^^
ヤマレコ情報ありがとうございます。飯豊山のルートなど参考にさせて頂きたいと思います