北東北遠征3日目は岩手山。晴マークが並ぶ予報も山頂はまさかの濃厚ガス。強風と低温で手がかじかむ冷えに泣いた(笑)
2020年9月北東北遠征
1日目 岩木山1周ライド登山
2日目 八甲田山1周ライド登山
3日目 岩手山登山 ←この報告
■日時 2020年9月21日(月) 曇り→晴れ、山頂一桁℃、下界25℃程度、山頂強風
■メンバ 単独
05:28 [ 605m] 御神坂登山口
08:02 [1809m] 不動平避難小屋
08:32 [2017m] 岩手山山頂着
08:39 [2017m] 岩手山山頂発
08:53 [1913m] 火口内の神社
09:13 [1808m] 不動平避難小屋
11:34 [ 605m] 御神坂登山口
行動時間 6時間05分
距離 14.8km
累積標高差 ±1678m
遠征3日目は2案あった。
①十和田湖1周と奥入瀬渓流ライド
②岩手山登山
遠方青森まで来たので十和田湖1周と奥入瀬渓流をライドしたいってことで①。②は昔の思い出と100kmほど仙台に近く帰りの運転が楽なため^^ 最終的に予報の良い②に決めた。
登山ルート
御神坂登山口→山頂→お釜1周→御神坂登山口
C.T. 登り4時間40分、お鉢巡り1時間、下り3時間、トータル8時間40分
計画
登り 3時間30分、お鉢巡り+下り3時間、トータル6時間半
6時スタート、12時半ゴール
「暮らし~の」に全8コースのコース情報が紹介されている。
昔の思い出について
岩手山は小学生の時、父親、姉、私の3人で登ったことがあった。小岩井農場のSLホテル(鉄道のSLに泊まる宿)に前泊し、山頂手前の避難小屋で1泊、網張温泉へ降りる1泊2日登山。最後にリフトで下れて嬉しかった事を覚えている。
一方、この登山ではアクシデントがあった。避難小屋で薪を両手で抱えて歩いた時、登山靴の靴紐を踏んで転倒、薪で唇を切り「いかりや長介」になったのだ。結構な出血…。
解いた靴紐は靴の中に入れないと危険な事は分かっていたが守ってなかった。そんなこともあってか翌朝、山頂行くぞと起こされるが「眠いからやめとく」と小屋に残り山頂を踏まなかったのである。
この苦い思い出を胸に40年以上ぶりの登頂を果たす。
ーーー
前日は酸ヶ湯温泉入った後、弘前でラーメンを食べ、翌日の食糧を調達し、滝沢ICまで東北道にのった。御神坂登山口の駐車場着は19時半ごろ。翌日の準備を終え車内でダラダラと過ごし22時前に寝袋に入る。
夜は結構冷え、寒くて何度か目が覚めた。空を見上げると満天の星空。予報通りだなと思いつつウトウトしていると朝を迎えていた。薄暗い5時半、入山。
05:26 駐車場からの岩手山
下界晴れも山頂は雲の中だった。ガーン。
05:27 御神坂登山口
駐車場のすぐ近くにあり分かり易い。標高2038m山頂までの標高差1400mは金沢在住時によく登った別当出合1287mからの白山2702mとほぼ同じ標高差。登り応え十分である。
05:31 登山者は少ない
御神坂登山口駐車場の車は7台。3台は既に入山していたので入山者は少なそうだ。山で聞くと、馬返を起点とする柳沢コースが初心者向きで人気のようだった。
06:38 エゾオヤマリンドウ
八幡平市観光協会の岩手山開花時期カレンダー
06:49 大滝展望台
丁度中間点まで1時間20分ほど。
07:04 標高1410m
この付近から眺望が開けてきた。
07:20 危険ゾーン(標高1549m点)
補助ロープが設置されるも危険度はそれほど高くない感じ。ここまで登ってきたが40年前の記憶は全く蘇ってこなかった。こんなトラバースしたかなぁ。。初心者向きの柳沢コースだったのかも。
07:29 6名パーティとすれ違い
避難小屋に宿泊したそうだ。ご来光はガスで見えずだったそう。。
そしてこの付近からガスゾーンに入る。んー今回も山頂での眺望は厳しそうだなぁ~ と思っていたら雨も降ってきた。トホホである。
07:52 標高1833m
完璧なガス…。雨が止んだと思ったら今度は強風と。体感気温も低くなってきた。因みに服装は半袖、長袖、アウターの3枚、手袋は冬用の厚手である。
08:01 不動平避難小屋
ここまで2時間半。小屋は建替えられた雰囲気。周囲は平坦な広場になっていて転んで怪我をした記憶と一致した^^
08:05 小屋内部
とても暖いと思って温度計を見ると12℃だった。外は5℃程度ではなかろうか。下界は半そでで汗かく陽気だから9月の山は要注意だとあらためて思った。東北の山は高くても2000m程度だが緯度が高い分気温は低い。3000m級の北アルプスと同じリスク管理がよさそうである。
08:10 宗教色強い岩
08:32 標高2038m岩手山山頂
出発から丁度3時間だった。40年前の後悔を果たすことが出来た^^ しかし遠征3山で山頂ガス3連敗とは。。(T_T)
お話した登山者によると、晴れていれば安比高原、八幡平スキー場、鳥海山、早池峰山が見えるという。周囲に高い山が無いので眺望がいいのだろう。残念感デカいなあ
山頂は強烈な風で寒いので写真撮って速攻撤退! 勿論お鉢巡りはしますが^^ まぁ眺望ゼロなので白いガス路を歩くだけだが(泣)
Geographica(ゲオグラフィカ)
登山で愛用しているGPSアプリ。地図を事前にキャッシュ出来るのでスマホ電波が届かない山奥でも現在位置を地図上で確認出来る。ナビやトラック保存も可能で詳しい説明もあって使いやすくオススメである。
山頂は火口のこの位置だった。ガスが濃いと下山ポイントと降りる方向を誤り易い。岩手山は電波環境がバリ3(DoCoMo)と良かったのでGoogleMAPなどの地図も使えるが、山は電波環境が良いとは限らないのである。
今回お鉢巡りではこのアプリで場所を確認しながら1周した。
08:54 岩手山神社
火口に少し降りたところにある。
09:48 危険ゾーン(標高1549m点)
ガス地帯を抜け日差しが出てようやく体が温まってきた。それにしても上部は寒かった。
この少し先で休憩中の地元登山者とお話。岩手山だけでなく登山全体に詳しい方だなと思っていたら「西和賀登山ガイドの会」でガイドをされている方だった^^
御神坂コースは人が少ないのに避難小屋付近に人が多かったことを話すと、御神坂コースは健脚向きで柳沢コースの方が登り易く人も多いそうだ。百名山にしては登山者少な目ですねと言うと、シーズン中は渋滞する混雑らしい。ですよね~(汗) 今回は時期、コースともにナイスチョイスだったようだ^^
また登山者の救助もされるそうで、上空ヘリコプターから要救助者を見つけるのは難しいことを聞いた。登山者からヘリコプターは良く見えるのに、逆からは見えないというやつ。赤色の大きな布を振るなど少しでも目立たせることが重要で、車の発煙筒が効果的と聞いた。発煙筒はプライベート登山でも携行しているそうだ。
今思ったのだが、山からヘリに「ヘッドライトを点滅照射」したら発見され易くはないだろうか? 日中明るくても光の点滅ならが目に入らないかな?
10:36 雫石スキー場を望む
ここは20代後半、コブ斜面に燃えていた頃によく通った^^ 節約のため帰りは仙台まで一般道を使ったものだ。
10:52 親指の爪痛し
慢性的な案件なのだが今回は厚い靴下を履かなかったためより痛く感じた(T_T) あと1時間ほどだが悪化させて完治が遅れるのも嫌なので絆創膏で補強。両足とも。爪は年中黒血状態。綺麗な爪に戻る日はくるのだろうか。
11:33 下山終了
下山開始から2時間50分、トータル約6時間だった。ほぼ計画通り^^
11:35 御神坂登山口駐車場
出発時より増えたが半分の余裕がある感じ。トイレも設置されていて車中泊し易い場所と思う。
12:06 網張温泉
スキー場のすぐ手前にある休暇村岩手網張温泉 温泉館。ここは結婚後に家族で小岩井農場に遊びに来た時にも利用した^^ 白濁した泉質で露天風呂もある。600円。
12:09 網張温泉
登山バッチを探したが販売しておらず。。 スキー場のレストハウスにも行ってみたが営業しておらず今回は購入を断念した。
◆まとめ
・40年前越しの登頂を果たせた
・まん丸のお釜はどんな景観なのか興味深い。山頂からの眺望と合わせてリベンジ必須。
・その時登山バッチを買おう^^
・仙台から250kmほどと時間と交通費がかかるので気軽には来れない
・「網張温泉 仙女の湯」なる謎の秘湯があるっぽい。次回探索か?
・走り易く安全で長いロードがある。ヒルクライムとなるが避暑の高原ライドなどいいかも
3日間の北東北遠征を無事終了。山頂のガスは残念だったが台風が多い時期に悪天とならずに予定の山に登れたことはラッキーだった。事故もなかったし^^
さぁ次はどこをやるか。ほぼ未開拓な東北に興味は尽きない。


コメント
お早うございます
岩手山を歩かれたようですね、写真からはあまり天気が良くないようですが。。。
東北の山も、そろそろ紅葉の時期になるころでしょうね。
多摩太郎さん
今回の遠征はことごとくガスにやられました(T_T)
好天時の眺望は360度パノラマのようなのでリベンジしたいですね。
宮城の県北にある栗駒山で紅葉が始まったとニュースで紹介されてました。今年は福島方面の紅葉を狙ってます。週末の晴を願ってます^^