一度やってみたかった白山日帰りご来光山行。ガスでご来光が見えなかったこと、膝痛発生したこと、を差し引いても「おすすめしない」が結論である。
■メンバ 単独
■行程 2012年9月9日(日)晴・中半場より上はガス、20℃ぐらい・山頂は9℃
00:14( 833m) 市ノ瀬発 MTB
01:04(1151m) 別当出合駐車場
01:22(1225m) 別当出合登山口
02:48(1955m) 甚之助小屋
04:46(2702m) 白山山頂着
05:24(2702m) 白山山頂発
05:47(2454m) 室堂
07:01(1955m) 甚之助小屋
08:47(1225m) 別当出合登山口
08:51(1151m) 別当出合駐車場
09:06( 833m) 市ノ瀬着 MTB
累積標高差 ±1954m
時間 8時間52分
距離 27km
※トラックデータが暴れているため累積標高差と距離は不正確
今週土曜は娘と金沢港に海釣りに行ってきた。これまで釣堀の経験しかなかった娘は開始早々から夢中になり、10時スタートで昼飯も食べずエサを使い切っても疑似餌だとたまに釣れると16時半までつき合わされた。釣果はサヨリを中心にアジ、カワハギなど30匹(全て10cmくらいの小魚)で、帰宅後の調理タイムでは私がさばき娘がカラ揚げ粉にまぶす係になって、最後まで大満喫の一日となった。
片付けを終えてから本企画に向けて準備開始。
計画
市ノ瀬車中泊
0時MTB出発
別当出合から砂防新道で登頂
ご来光(日の出時刻は5時30分)
夏の繁忙期の白山はマイカー規制があり土日は基本的に市ノ瀬までしか車が入れず別当出合まではバス利用となるが、真夜中にバスはないため、白山禅定道を歩くか、MTBしかない。前者は観光新道合流点までの地図タイムで4時間もかかるため必然的に後者となる。
金沢発が21時と遅れたため現地着が22時、1時間半の仮眠でのGoとなった。
00:14( 833m) 市ノ瀬発 MTB
寝袋に入ったと思ったら目覚しが鳴った。そんな感じ。凄まじい睡魔である。しかし今回は日の出時刻の5時半までに登頂しないと意味が無いと根性で起き夜空をチェック。所々雲があるが視界の70%で星の輝きを確認出来た。Goでしょう。水を2口飲んでMTBに跨る。
01:04(1151m) 別当出合駐車場
今回も「カカト漕ぎ」で膝に負担がかからない様に焦らずゆっくりのMTB走行。約50分で別当出合駐車場に到着した。スキーを担いでないので荷が軽く楽だが膝痛敗退だけは避けなければならず、逸る気持ちを抑えての漕ぎだった。昨夜チューブ交換した後タイヤも問題なく、心地よい疲労感で膝痛の予兆もなくいい感じ。野生動物は狸一匹のみ。急にガサガサッと音を立てるのでほんと心臓に悪い。
01:27(1225m) 別当出合登山口の吊橋
単独でこの橋を渡り山に入る勇気ありますか? 月は雲で隠れヘッドライトを消すと1m先も分からない真っ暗闇だった。普段のヘッドライト山行は登り始めの1時間程度だが今回は4時間以上に及ぶ。
因みにヘッドライトの予備電池は多めに持参。またMTBのライトをポケットに入れ、電池が切れても焦ることがない様にしておいた。
01:54(1472m) 中飯場
砂防新道は登山道の道幅が広く、足元も手入れが行き届いて素晴らしかった。ここまで整備する必要はないのでは?という気もしたが、初心者や子供も登る人気ルートなので安全重視なのだろう。
02:48(1955m) 甚之助小屋
登山口から1時間半なので、このペースなら山頂に5時前に到着出来る。とりあえず一安心。一方、中飯場を過ぎたあたりから発生したガスは高度上げるにつれ酷くなり視界は3mもない。眼鏡も真っ白で頻繁に手で拭わないと更に悪化した。この時点でご来光は無理かと思い始める…。
04:46(2702m) 白山山頂着
登山口から3時間19分、市ノ瀬から4時間32分で真っ暗な白山山頂着。出発から登頂まで4時間以上真っ暗闇という山行は勿論初で貴重な体験だった。もう2度としないと思うが…。
山頂は気温9℃と強い風で手がかじかむ寒さだった。出発から半袖1枚で登ってきたが、耐え切れず山頂直前で雨具を着用、更に登頂後のご来光待ちで長袖シャツを追加した。金沢平野部はこの日も30℃を超える夏日だったが、白山は別世界である。
日の出の5時半まで待つがガスは切れる気配すらなく、早々に見切って100名以上の登山者でごった返す山頂を後にした。
05:47(2454m) 室堂
下山開始後間もなく右膝に膝痛の兆候が…。とりあえずペースを落とし、これまでの経験で体得した「悪化させない歩き方」で降りる。それにしてもかなり気を配ってきたのに残念な話だ。やはりMTBのせいだろうか…。
07:01(1955m) 甚之助小屋
この頃、目を閉じると立ち寝してしまうほど強烈な睡魔が襲ってきて忍耐の世界となる。「あー眠い」「あー眠い」を連呼しながらの下山。
08:34(1344m) 尾根から見下ろす吊橋
室堂、甚之助小屋、中飯場での10分休憩と、歩き方の工夫により膝痛は激痛レベルに悪化させずに降りてこれた。さぁ、吊橋までこの距離感。残りもうチョイのガンバである。
08:47(1225m) 別当出合登山口の茶屋
別当出合に建設された茶屋。屋外に流水の水場、内部には自販機があり、ビールも売っていた。
08:51(1151m) 別当出合駐車場
山頂発が5時半なので約3時間半で下山完了。登りとほぼ同タイムだった。さぁファイナルはMTBダウンヒルで締めよう。
09:06( 833m) 市ノ瀬着 MTB
お楽しみは6分とあっという間。最高時速は60kmだった。
◆暗闇山行を終えて
訓練目的で行うなら、
・熟知した山
・登山道に危険箇所がない
・電池切れの備えを万全にする
が良いと思う。私の場合、短時間ではあるが暗闇山行を頻繁に行っているので今回特別な気持ちの変化は感じなかった。山では焦りや迷いが危険に繋がるが、単独暗闇で気持ちを落ち着けて登れれば、山行の難度を1ステップ上げられると思った。
備忘録
・この週末の室堂は空き部屋があり混雑しなかった模様
(土日の予報が悪かったから、3連休の前の週だから、等が原因?)
・金沢平野部30℃以上のこの日、朝5時の山頂気温は9℃と手がかじかむ寒さだった


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