膝から腰ラッセルと激ヤブのコラボレーション。手も足も出ず早々に撃沈した。今回の大雪が締まった後、もう1回まとまった雪が降らないとヤブは埋まらない印象である。
■メンバ 単独
■用具 アンペレージ175cm/BD、TLT Speed/Dynafit、TLT5Mountain/Dynafit
■行程 2012年12月9(日) 雪、-4℃(駐車場)~-6℃(敗退点)
今回は近場ということで自宅から4時起床で出発。朝の金沢は雨で新雪10cm、豪雪地帯である現地は大量積雪と激しい降雪が予想された。路面はシャーベットだが移動で難儀したくないので医王山の峠越え(経費節減)はせず金沢森本ICから高速に乗り白川郷を目指した。
北陸道から東海北陸道に分岐すると雪に変わり激しさも増していく。五箇山付近はそれはもう大変な降雪量だった。ラッセル車の雪が高く積み上がり1m近い。いよいよ本格シーズンかと嬉しくなる。白川郷ICで下車すると対面通行のはずの接続道が雪で埋まって実質走行不能に陥っていた。なんつー積雪量か! 除雪済みの対向車線を逆走する形で一般道に下りると、一般道もラッセル車が稼動しまくり厳冬期の様相を呈していた。この時点で今日の山行は相当な根性が要求されること確定! 移動に2時間かかり7時過ぎに膝ラッセルで出発する。
07:06( 772m) R156駐車場所
09:45(1050m) 標高1050m点敗退点
10:16(1050m) 標高1050m点敗退点
10:46( 772m) R156駐車場所
時間 3時間34分
距離 2.7km
累積標高差 ±362m

07:06( 772m) R156駐車場所
前回は先に狙いの尾根に取り付いたが、今回はヤブが多く厳しそうなのでヤブが少ないルートを見つけて入山し途中で尾根に取り付くことにした。
07:10( 780m) 入山口
ほどなくして作業道を発見ここから入山する。すぐ堰堤にぶつかるので道に沿って左に進む。
07:15( 790m) 赤ペンキ位置で右に入る
雪は深く膝ラッセルだが、古い雪の下地は無く、土の上に大量の雪が積もった状態のため、雪の下は熊笹や小枝達が元気で頻繁にトップが引っかかりその度引き抜いて上から押さえ込むの繰り返しだった。
狙いの尾根は右手の沢の先。沢は所々露出しておりブリッジは不完全で流れも聞こえた。渡渉と尾根に取り付くタイミングを伺いながら進む。
09:19(1015m) 急登の尾根
急勾配手前で沢を渡りしばしトラバース。ラッセルは深いところで腰となり、安易にルート選択するとすぐ行き詰って時間を浪費した。進路を見極め必然的に細かくジグを切っての亀さん登りとなる。
尾根は板が潜水艦の腰ラッセルで雪の上も下もヤブ…。激ヤブは肩を突っ込み腕力でモンキーラッセル。しかしキックターンもままならず板は後から抜き、周囲を踏み固め、ストックの位置を整え、これらが困難な場合は板を手で操作して、、、の難儀。枝ビンタ、木の上部からは雪の空爆をくらいながらの試練だった。と言いつつもかなり楽しかったりするのだが^^
圧倒的なヤブと雪に成す術無く登頂不能が確実視された瞬間にモチベーションが急降下。前後に人がおらず、下山滑走も難儀しそうだっため早々に敗退を決めた。
09:45(1050m) 標高1050m点敗退点
今回は山の選定ミスであろう。先週の乗鞍の帰りこの山域で雪が少ない事を把握しておきながら、今週水曜のYASUHIRO氏の三方岩岳パウ報告を見て判断を誤ってしまった。反省。勿論近場の偵察という意味合もがあったのだが。
糊交換後初回のG3シールの状況
溶解ベトベトになったG3シールをコルテックスに貼り替えていた。シールを剥がすと糊の剥離が散見(写真)。また粘着力が強過ぎて剥がすのに手間取っている間に雪が付着してチートシートが付かなくなるほど接着力が低下してしまった。
10:21( 975m) スキータイム
自分撮影と滑走準備を終えスキータイムへ。尾根はヤブが濃く難儀するので右手の谷に滑り込む。最大幅141mmのファットでも膝まで埋まる激パウだがここも雪の下のヤブで急ブレーキがかかり危険極まりない。勘弁してもらっていいですか…。
10:38( 789m) 国道最寄の鉄塔
谷の底までが唯一の滑走らしい滑走だったがほんの一瞬。その先は沢に沿って緩やかな斜面を下るのみ。沢が露出する前に右岸に移動し登りのトレースに合流した。写真は右岸からの鉄塔で当初はこの尾根を登る予定だった。
10:46( 772m) R156駐車場所
3時間半のあっさりとした山行が終了。根性で山頂を目指す手もあったが総合的判断から敗退で良かったと思う。
備忘録
・入山者は自分のみ
・ジャケットの肩、背中、腰が濡れ、肩と腰は染みて冷えた。。明らかに防水機能が低下している。3シーズン目だが使用頻度と時間考えれば買い替え時期なのだろう。一旦防水処理して様子見。
・シールの剥離補修と粘着力緩和措置を行う。前者はBlack Diamondのチューブ糊で、後者はシールトップからテープにかけて中心部に幅3cm程度のテープを貼って接着を弱める(新品購入時と同じ状態にする)。


コメント