お盆休みは8/14(木)~8/17(日)の4日間だが全国的な雨予報でテント泊どころか日帰り山行すら予定なし! せっかくの長期休みだと言うのにガッカリ極まりない…。
そんな初日、ピンポイントの晴れ間に道の駅瀬女MTB往復60kmを漕いできた、、、がその帰り道、鶴来の市街地でまさかの熱中症(おそらく)でダウン。人生初であった。
■メンバ 単独
■MTB
■行程 2014年8月14日(木)晴れ、30℃超(金沢)
10:20 自宅出発
11:43 道の駅瀬女着
12:05 道の駅瀬女発
12:27 大判焼き屋(20分待ち)
12:48 大判焼き屋発
13:16 鶴来の街で熱中症?。両足がこむら返り…
14:19 自宅
◆状況
赤信号で停止し足を着こうとしたら足が出ず転倒…。
何事もなく漕いできて赤信号で止まるだけのシチュエーションだったので一瞬何が起きたのか分からなかった。転倒すると両ふくらはぎがこむら返りになり、軽い痙攣も起きて「歩くのがやっと」状態に陥る。その後はふくらはぎが硬直して曲がらず押し歩きとなり、回復したと思ってMTBに跨ると太ももや股関節が「つり」慌てて押し歩き、、、の繰り返し。曽谷のコンビニに正に這う這うの体で逃げ込んでミネラルウォータと疲労回復ゼリーを摂って体を休めた。若干落ち着いたが心拍数120~100/分程度から下がらず、このまま休んでも回復はしない様に思えたので10分ほどで出発。ペダルに力を入れると「つる」ので惰性に任せて超スロー走行で自宅に戻った。
◆その後
シャワーを浴びて、軽く食事(遅い昼飯)するが、ふくらはぎの硬直は収まらず。心拍数は帰宅後3時間で90/分くらいには戻った(普段は50/分くらい)。翌日は、ふくらはぎは筋肉痛の様な状態だが「つる」感じは無くなった。心拍数は50/分ちょいに戻った。
◆要因
・金沢は32~33℃と暑かった
・瀬女まで休憩なしで平均22km/hで走行(登りなのでそこそこ負荷をかけている状態)
・汗が滝の様に出たが往路は喉が渇か乾かなかったのであまり水分補給せず(水は500ml持参)
(往路150ml、瀬女で100ml+自販機スポーツドリンク250ml。復路は250ml、コンビニミネラルウォータ300ml)
・自宅に在庫がなかったので行動食を持参しなかった。復路は空腹で腹が鳴った…。
・妻留守で娘と昼飯を食べることにしており13時ごろには帰宅したかったのだが、お土産の大判焼き屋で20分待たされ時間が無くなりその先は逆風の中30km/h超ペースでとばした
・水分補給不足、空腹状態でソフトクリームを食べた(大判焼き屋)ので、血中の水分濃度が一気に下がり血流悪化して体温調整機能が低下した?
⇒水分補給不足、暑さと空腹による体力消耗、オーバーワーク
◆反省
・山で熱中症になり足が死んだら面倒なことになる。完全回復にも時間がかかるので断固防止する意識が大事
・これまで炎天下汗だく山行でも熱中症を感じたことは一度もなく、熱中症にかかり難い、熱中症を感じたらその時点で対処(休憩、水分補給)すればOKと思っていたが、前者は勘違い、後者は知らぬ間に進行し気づいた時には手遅れ(発症を止められない)可能性があることが分かった
⇒今回のペースであっても、
・頻繁に水分補給(汗の分だけ補給)
・腹が空く前に小まめに燃料補給(塩分も補給する)
で防げたと思っているがどうだろう?
近場のMTBで経験出来たのが不幸中の幸いだった。足が動かず立ち竦む状態にもなったので熱中症は侮れない。みなさんもご注意を。
熱中症|熱中症の症状・対策・予防
熱中症ゼロへ
[サイクルコンピュータ]
行動時間 4時間01分
走行時間 2時間53分
総経距離 64.5km
平均速度 22.2km/h
最高速度 47.2km/h
[GPS]
時間 3時間59分
距離 64.4km
累積標高差 ±542m
コメント
こけた所にトラックががっ~って着たらあの世行きですね。痙攣は経験無いので怖い想像だけ膨らみます。
僕もあまり飲まないので(3時間で500ml、冬なら半分)、歳も考えて最近は何とか倍は飲むように心がけてます。おかげで変な頭痛が減りました。今はやりのハイドレーションはおっちゃんには有効かも知れません。
水分補給の要領は、一口づつこまっめに飲むことがポイントですね。水のみよりもやはり、ポカリやアクエリアスのようにスポーツドリンクの方が、考えられているようです。私も20km・30kmと二日間頑張ってみました。夕方に行うのもいいと思います。
いのさん
喉が渇いてなくても飲んだ方がいいようですよ。今回実感しました。
山は標高が高く平野部よりは気温が低い。自転車はアスファルトの照り返しがあり基本直射日光を浴びまくるので、山よりも自転車は注意が必要かもしれませんね。
いずれにしても甘く見ない方がいいことがわかりました。
レッドバロンさん
今回はいい勉強になりました。
トラブルは避けなければならないのですが、実際に経験するといい薬になりますね。
この意味ではコントロール出来る範囲で自分の限界を見極めておくのも大事かもしれません。
一度のミスが取り返しの付かない状況にもなるので難しいですが。
なにより御無事でよかったです。
体力あふれる週末山紀行さんでも熱中症にかかるんだ、と驚くと同時に、その恐ろしさを再確認しました。ありがとうございました。
先程、東北から帰宅しました。気仙沼大島、陸前高田、宮古、久慈‥。強烈な印象の東北でした。
Repuさん
長旅お疲れ様でした。
レポ拝見しましたが復興はまだまだなのですね…。
現地に行って現状認識したい気持ちが強くなりました。
復興の現状をネットで伝えることも何かの役に立つかもしれません。
熱中症は条件が揃えば誰でもかかるんだと思いました。
たかだか4時間の運動で体重が2kg減った(元が58kgなので3.5%)ので、急激に水分が奪われたことは間違いなさそうです。
2kg=2000mlの汗とすると排出された塩分も相当な量と思います…。
足の周りが悪くなったら何かしらの不調サインですね。
僕は塩飴舐めながら少しづつ水飲んでます。疲れたらエナジードリンクで気合いを入れたり(^^
よすあきさん
不調のサインと言えば瀬女でふくらはぎに違和感あったかな。。
漕いでる時は全く感じませんでしたが。
この時点で既に熱中症へのカウントダウンが始まっていたのかもしれません。