全国的に快晴予報の日曜、銀杏峯(げなんぽ)から部子山(へこさん)に縦走し時計回りに周回するルートを楽しんできた。
積雪量は前回(3週前)から激減。おそらく1m以上融けている。沢の水量増に合わせて変更したルートが裏目に出て急登の薮漕ぎに1時間余計に費やしてしまった…。
■行程
3月14日(日)快晴
03:00 アパート出発
05:00 駐車場発
05:20 いこいの森登山口
07:00 前山着、20分休憩
08:00 銀杏峯着1440m
09:30 部子山着1460m
10:00 西割谷へ
12:00 林道合流
13:20 駐車場着
距離 16.3km
累積標高差 1800m
時間 8時間20分
いこいの森登山口付近の様子。初めての単独ヘッドライト登行は他の登山者もおらず少し怖い。空に星は見えるがライトを消すと真っ暗闇と化す。ちょっとした物音に敏感に反応する自分がいる。
※代えの電池よりも予備ヘッドライトを持参した方が安心
6時頃には明るくなった。まずは一安心。それにしても雪は随分減ったものだ。
銀杏峯山頂。風は強いが雲一つ無く絶景を堪能出来た。白山、荒島岳はもちろん、遠く北アルプスも見えた。本当に気持ちがいい。
今回初めてスキーをザックに固定して登った。雪が硬ければスキーよりも登り易いが肩に食い込む重さだった。20kg近い?
休憩後スキーを履いて部子山縦走。見晴らしの良い平らな稜線を西に進むと部子山の全容が明らかとなる(写真)。
9:30部子山着。見た目以上に距離があり銀杏峯から1時間を要した。写真は銀杏峯から部子山の稜線。稜線登行ではクトー(スキー用アイゼン)が大活躍した。
部子山からの眺望。中央が白山、右端で尖っているのが荒島岳。手前のガスの下は勝山、大野方面。
10:00西割谷にGoです♪
写真は入り口の様子。気温氷点下5℃で雪面はクラスト。板で強く蹴っても割れないほど硬い。雪崩の危険よりも転倒滑落に注意して慎重に滑る。
入り口から少し下。パウダーなら相当楽しめそうな斜面だ。
中腹はデブリの山。硬いクラスト上に積もった約30cmの雪がスライドする様に流れた形跡があった。
西割谷の全容。左のピークが部子山。
右上の宝慶寺から時計回りに銀杏峯、部子山を縦走するルート。
西割谷から林道への登り返しは雪があれば青矢印がよいだろう。851mピーク手前で左側に見える谷を登る。ここも急登だが1時間半費やした今回のルートよりはだいぶ楽なはず。
コメント