4.銀杏峯スキー

銀杏峯

福井遠征2日目は銀杏峯(標高1440m)。今回の核心部は山頂手前からのホワイトアウトであろう。雪面の凹凸どころかほんの数m先が見えない恐怖。GPSを持っていても不安を感じる実にスリリングな経験であった。

■メンバ 単独
■用具  freeride164cm、ディアミール、ガルモントアドレナリン
■行程

2011年1月9日(日)雪 山頂は強風とホワイトアウト 0~-5℃
07:55( 416m)駐車場発
08:05( 465m)登山口(尾根取り付き点)
09:38(1146m)前山
10:40(1440m)銀杏峯山頂着
11:30(1146m)前山
11:55( 416m)駐車場着

距離 10.0km
時間 4時間
累積標高差 ±1648m
0109entry.jpg前日の取立山スキーの後は温泉に浸かって宝経寺近くの駐車スペースで車中泊し、気温-3℃小雪が舞う朝を迎えた。
今回の悩み所は山頂からの下山スキールートだった。志目木谷か登った尾根のピストンか。前日確認したところ志目木谷を降りた場合の終着点である水車小屋に僅かなトレース痕があったが今回も滑走可能か? 最終的には谷の積雪状態、天候、他パーティの動向等から判断することにする。
昨晩は20時30分に寝袋に入ったにも係わらず朝も強い眠気があり結局6時50分起床。何時間寝てるんですか状態。カップラーメンとパンを食べサーモス用の生姜湯を沸かしたらGoです。
駐車場には他に車が2台。ストック痕からして先行は山スキー2名のようだ。
0109torituki.jpg8時5分464m登山口
右手が尾根の始点。ここで取り付き尾根伝いに高度を上げることになる。
0109miti.jpg8時11分512m尾根
積雪は概ね1m以上あり十分だった。雪は少し重く握れば団子になるので帰路は湿雪スキーに苦しみそうである。
0109kyutou.jpg9時30分前山手前1100m地点の急登
キックターンを繰り返しながら全身汗だくで高度を上げる。先頭はブーツラッセルで大変だっただろう。感謝。
0109maeyama.jpg9時38分1146m前山
ここは見晴らしの良い展望台で天候が良ければ白山、荒島岳などが一望出来るが標高の高いこれらの山は雲の中だった。
0109genanpo.jpg一方上部まで見渡せた銀杏峯の志目木谷は木が目立ちまだ雪が少ない感じ。また空の雲の流れが異様に速いのが気になる。普段から風の強い山頂はより強風が予想される。さてこの先は銀杏峯との鞍部に少し下りラスト高度差300mを登れば山頂だ。
0109sancho.jpg10時28分ピーク手前1405m付近
ここで先行の2名に追いついた。上部がホワイトアウトのため直線距離300mを残して登頂を断念したという。

銀杏峯は過去2回訪れ山頂部の大平原の地形が頭に残っているため、GPSの電池残量と正常動作を確認してホワイトアウトに突入した。頻繁に方向確認しながらなんとか10時40分1440m山頂着。まずは一安心した。

写真撮影したらすぐ下山である。この状況から下山スキールートは登った尾根のピストンしかあり得ない。そんなことよりも一刻も早く元の尾根に戻りたい気分だった。確実に尾根に戻るためシールは剥がさず歩いて移動したが、それでもいつの間にか右手側にルート逸れ軌道修正。無事尾根に戻れたが変な疲労感が残った。周囲が全く見えない状況というのは不安と恐怖を感じるのだと改めて実感。

尾根に戻ったらシールを剥がしスキー下山である。尾根もホワイトアウト気味だが頂上よりもずっとマシ。周囲の山や谷は全く見えないが近くの木は見えるし尾根から外れない限り迷うことは無い。疎林の快適斜面は少なかったが無理せず確実に滑り12時前駐車場到着した。
0109map.jpg距離 10.0km
時間 4時間
累積標高差 ±1648m

今回のホワイトアウトは2~3m先が全く見えないというこれまで経験したことの無い次元で真っ暗なお化け屋敷を手探りで進む様な感覚だった。地形を把握しGPSを所持していても恐怖を覚える程。ここでGPSが故障したらワタシハドウナッテシマウノカと身が引き締まった。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

コメント