金沢から仙台への帰省途中に山スキー。「あなたは帰省時も山ですか」と言われぬよう午後過ぎには仙台到着が必須である。
しかし、北日本には発達した低気圧があり東北から北陸までの日本海側を中心に大雪。高速道路も３０ｍ先のテールランプが見えなくなるほどでラッセル車出動渋滞、交通事故多発、仮眠・休憩によりスキー場までの５００ｋｍに１２時間近くかかってしまった。結局、計画が崩れ止む無く敗退。。。天候も不良、ゴーグルトラブルもあり「家族を一番に考えなさい」というお告げを受ける形となった。
■メンバ 単独
■用具 freeride164cm/ディアミール
■日程
2010年12月24日
20:30 仙台帰省のため金沢出発、吉野家、買出し
北陸道→磐越道→東北道
陸道で事故４件。うち１件では高速道路上で１時間停滞。何度か仮眠休憩。
08:00 あだたら高原スキー場着
2010年12月25日 雪 -10℃
08:30（ 941ｍ）駐車場発
09:30（1340ｍ）ゴンドラ下車駅（登山口）
10:00（1373ｍ）敗退地点
10:07（1340ｍ）ゴンドラ下車駅（登山口）
10:35（ 941ｍ）駐車場着
時間 2時間5分
距離 4.6km
累積標高差 ±494m
スキー場のリフトは中腹までの１本のみ稼働。ゲレンデ最上部までは距離１５００ｍと短いのでシール登行とした。ゴンドラ下は圧雪の上に新雪５ｃｍでプチラッセルで登り始める。
圧雪はゲレンデ中間点までだった。それ以降は新雪７０ｃｍの膝ラッセル急登でかなりしんどい。数ｍ進んでは休みの繰り返し。
駐車場から１時間で登山口（写真）のあるゴンドラ下車駅着。ここからは尾根伝いに山頂を目指す。
ここからは薮出まくりで忠実に登山道を歩くしかないが雪の重みでお辞儀した枝が進路を塞ぎ実に厄介だった。
はい。ここで敗退です。
理由
・上部も同じ薮なら登行・下山共に時間がかかりそう
・既に１０時を回っており時間がおしている
・午後早いうちに仙台に到着したい（家庭の事情）
など。早朝に登り始め午前中に下山予定だったが冒頭の高速大雪事故渋滞で完全に狂ってしまった。
登山口まで戻るとシールを剥がしお楽しみタイムである。新雪は軽く今シーズン一番のパウダーだが、いかんせん新調したゴーグルが不調である。曇った水滴が凍り視界不良、結局激しい雪の中ゴーグル無しとなり不本意であった。。。
ゴーグルの件、先週も同じ問題で正に安物買いの銭失い状態、完全に失敗である。曇り止めスプレーという手もあるが重要アイテムだけに買い直すかな。とほほ。。。
スノーシュー登山者２名がいた程度で山スキーヤーはいなかったことからも薮が埋まる２、３月？が山スキー適期かもしれない。
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