全身ずぶ濡れと15℃低温の激さむ環境。強めの逆風で脚が死に、メンバ計5回のトラブル停滞でガタガタ震える過去イチ級の試練ライドだった。
※雨天に伴うコース変更あり
バイク ALLEZ/Specialized
■行程 2025年5月25日(日)雨、18→15℃、風強め
■メンバ 12名
06:41 [ 0km] 若狭町役場
07:16 [ 13km] A1 美浜町レイクセンター
07:26 [ 13km] 出発 [リミット9:00]
08:12 [ 31km] A2 水晶浜
08:40 [ 31km] 出発 [リミット10:30]
10:13 [ 61km] A3 こるぱ
10:25 [ 61km] 出発 [リミット12:00]
11:45 [ 82km] A4 熊川宿
11:59 [ 82km] 出発 [リミット13:30]
14:00 [117km] A5 小浜公園前
14:17 [117km] 出発 [リミット15:00]
16:17 [149km] 若狭町役場 [リミット16:30]
行動時間 10時間30分(走行 6時間40分)
平均走行速度 22.4km/h
走行距離 149.2km
高度上昇 1294m
ソーシャルグラフ
岡ちゃん幼馴染:ビールマン、H瀬氏
岡ちゃん学生時代友人:亮平、紛失くん、直前肉離
岡ちゃん会社A同僚:HAラブ、大谷生、太桃太男、S氏、I氏
岡ちゃん会社B同僚:私
総勢 12名


チャリダー放送をキッカケに存在を知って、初めて出場したのが2019年で、コロナ禍を休んで今回が4度目。2020年に金沢から仙台帰任してからは、バイクを金沢の岡ちゃんから借用し、夜行バスで出場。体力・お金の負担は大きくなったが、運営の素晴らしきホスピタリティと、ライド仲間との年イチ再開の場として、欠かせない年間イベントとなっている。
今回のポイント
・岡ちゃんがライダーとして2年振りに出場!
・雨天+15℃低温+逆風の厳しい気象環境(レインボーラインカット10km短縮変更あり)
・走り込み不足で脚が死亡
2年振りの岡ちゃん出場は キタ━(゚∀゚)━! で、嬉しかったが、ライドは試練だった。前夜の台風のような暴風雨は収まったものの福井の5月で15℃は低すぎだぞと💦

05:46 準備完了
レインボーラインをカットし約10km短縮、獲得標高400mダウンとなるコース変更アナウンスが前日あった。レインボーラインには急勾配なダウンヒルがあるので、雨濡れで滑り易い路面は超危険。妥当と思った。
さてさて、例年同様、宴会後にホテルに戻りベットに横になったら数時間寝落ち。夜中に風呂に入ると目が冴え、、、で少々寝不足な朝となる。起床4時、ホテル発5時。
前夜は、傘が裏返るような台風顔負けの暴風雨でどうなるかと思ったが、予報通り劇的回復してくれた。されど、小降りの雨。今回はしゃーないと諦めてスタート地点に移動する。当初から30分遅れでロングコースは6時半スタートである。

今回のメンバーは総勢12名。全て岡ちゃん繋がり(笑) 新規に2名加わった。

6:37 間もなくスタート


7:16 [ 13km] A1 美浜町レイクセンター
スタート直後は冷えたが、山越えで熱くなって腕まくりライドに。シューズはソールの通風穴からの浸水で完濡れだった。
当初は予想気温24℃ということで、無駄な抵抗はせず「全身ずぶ濡れ前提で問題なし」としたが、その後、予想気温がどんどんと低下し、最終的15℃となる。まぁまぁの低温だが、冬山登山や冬のMTB山行でも動いている時は熱いので経験的に大丈夫でしょうと、半袖+半パン+アウターに念のためアームを装着した。
第1エイドはCafe bambooのパンケーキ^^ 天候要因でDNSが増えたのか、お代わりOKだったっぽい♪

8:07 ビールマンがパンク。本日第1号。チューブレスのため対処に難儀した。穴を探し出し、穴を路面側にしてタイヤをトントンとバウンドさせてシーラントを穴に集め、この状態で空気を入れることによって、タイヤ内部から穴を塞ぐのが一般的な対処のようだ。
しかし走り始めると再び空気が抜け、最終的には水晶浜でメカニックを呼び、チューブを入れる対応となる。
【勝手な推測】
7~8barといった空気圧を入れられれば穴へのシーラント充填が強まり、穴が塞がったのではないか。ハンディ空気入れだと高圧は難しい。
正常なチューブでも、空気圧が低下すると一気にペシャンコになることがある。これは圧の低下でバルブの密着性が下がり急にエアが漏れる現象と思うので、これと同じかと。
【チューブレス備忘録】
・7~8barまで可能なメーター付ハンディポンプを携行
・応急措置でチューブレスにチューブを入れるには、タイヤをリムから外す際のバルブ取り外しでレンチが必要。また固着したバルブをトントン叩いて取外すためのカナヅチ的な道具が必要
※因みに私はロードバイクはチューブレスではない。MTBがチューブレス。


08:12 [ 31km] A2 水晶浜
へしこ茶漬け、羽二重餅(はぶたえもち)、豆らくがん。


10:13 [ 61km] A3 こるぱ
体、かな~り冷えてるんですけど💦 「体の冷え→膀胱満タン」は皆同じ。トイレが長蛇の列になっていて、待っている間も体が冷えて「うぉー」という状況。手が「かじかみ」エイド食の包装が開けられないぜよ。マジか…。
ここまで高々61km。「えっ、まだそんだけ?」と思った😱
体調不良から2年振り出場の岡ちゃんがここでリタイヤ。でもここまでの回復は実に喜ばしい💯
次回は乾燥出来るといいね🏆

11:45 [ 82km] A4 熊川宿
熊川宿手前の峠で太桃太男を発見。フロントでチェーン落ちして噛み込み復旧できない状況だった。二人対応でも上手く行かず、サポートライダーに依頼、それでもダメでメカニックに依頼となる。と、待ってる間に復旧^^
二人でそのまま熊川宿着。休憩を終えたメンバが出発するタイミングだった。
エイド食は「葛ようかん」と「うそば」。低温考慮か「うそば」の汁は暖かく体が暖まり例年以上に美味しく感じた👍
※「うそば」の写真は取り忘れ💦
【チェーン落ち対処メモ】
今回の手順
①噛み込みを外してチェーンをフリーにする
②チェーンリング側にチェーンを通す経路に目星をつけて、フレームへのダメージに注意しながらチェーンを引っ張る(バイクを逆さまにすると圧倒的に作業がし易い)
※まず①に注力することが重要。
※②が困難な場合、チェーンのコネクトリンクを外して引き抜く手があるが、リンクツールが必要となる
※チェーンリングにチェーンをかけ、ペダルを回して復旧させる作戦はNG
(ハズレそうに見えて、深みにハマる)


14:00 [117km] A5 小浜公園前
やっと最終エイド着。んーーー厳しかった。体重55kg軽い私は坂は得意だが逆風にはやたら弱く、例年追い風の熊川宿からの川沿い道が逆風だったのは精神的にキツかった。強風に苦しめられた昨年も、この区間だけは追い風で、今回も期待してたんだよね…。
エイドは横殴りの雨。垣根の影にしゃがみ風を避けながら葛まんじゅうを頂く。手足も体も冷えるが、葛まんじゅうだけはほどよい甘味とツルンとした喉越で今回も超絶美味かった^^ 「もう1個いいですか?」×4回(笑) こんなに食べたライダーは私だけだろう👍
ゴールまで30kmちょいの看板に気分明るく出発! しかし、この期に及んでメンバー2回のパンク襲来…。うぉーーー最後まで厳しぃーーー。

16:17 ゴール
太桃太男と大谷生に引いてもらってボロボロゴール。お疲れ!

うなぎ丼

全体写真(2名不在💦)

完走証
なんと昨年の我々メンバーのライド写真が使われていた🎊 感動!
【振り返り】
・昨年9月の五十肩痛以降、日課の腕立て伏せが出来なくなり体幹が弱化
・練習不足で脚力が弱化
・震える寒さで首が凝るほど体が硬化し疲労が溜まり易く、抜け難く
・逆風に翻弄
が思い当たるボロボロ要因。今年の秋はツール・ド・東北でサポートライダーをやる予定なので、面洗って出直さないとだな…。

22:30仙台発の高速バスに乗車し7:30金沢着。
12年過ごした第二の故郷はいつ訪れても懐かしぃ~
岡ちゃんと合流しおむすび美人で朝飯を食べて、I氏をピックアップしてイカ丼で有名な三方五湖の味処よしだを目指す。

他メンバと合流し名物のイカ丼+ゲソ付2200円を食す。
プリプリのイカと、とろろと、ウズラ卵に醤油。シンプル故、素材の旨みと食感が引き立って実に美味い。因みに今回も1時間以上待ちだった😵💫

若狭町役場で受付をし、前日祭を楽しみながら遅れ合流するビールマンとH瀬氏を待つ。
前日祭はお決まりの挨拶の後、なんとカラオケ大会が開催された! 参加者は事前募集で手を挙げた有志10名ほどで、微妙な空気で終始するかの予想に反し、大爆笑の大盛り上がり大会となる。振り付けあり、小道具あり、合いの手あり。なぜ故これほど盛り上がるのか(笑) MCの女性が進行上手というのもあるが、工夫で楽しまさせるホスピタリティ。今回も感動してしまった。
カラオケの後はジャンケン大会そして最高齢と最南端、最北端参加者に記念品贈呈があった。最北端はなんと自分(宮城県=私)。この少し前に会場を離れてしまったのだが、亮平が代わりに受け取ってくれた^^ Thanks!

最北端の記念品は手前のお箸。奥の箸は2023年大会の参加賞。普段使いでくたびれてきたので、これを機に入れ替えるかな^^

夜の宴会は友食亭あいびす飲み放題付の6000円コース。馬刺しやカマなど豪華に頂く。




宿泊は敦賀市のビジネスホテルウオーレ素泊まり7400円。
広めのシングルで、屋上に共同浴場と露天がありリラックスできるホテルだった。自転車の室内持ち込みもスンナリとOK頂き有難かった。

過酷ライド後は、温泉で暖まってリラックスし、関西、関東メンバとお別れ。北陸メンバとは高速金沢のSAで夕食を食べてお別れ。そして最後にJR金沢駅で岡ちゃんとお別れ。みなさんありがとうございました👍
次に訪れるのはいつだろうか。時間とお金に余裕あれば車で来て、昔のライドコースを走ったり、白山登山をしたいんだけどなぁ~
まとめ
好天イメージの当イベントだが過去3回を振り返ってみると、19年は猛暑、24年は強風と好天は23年の1度だけ。そして今回は激寒ときた。「万事良好」も楽しいが、今回程度であれば、たまにはアリな気がする。晴ライドの有難みが大きくなるし、ぶっ飛んで厳しいほど伝説となり酒の肴にもなる。この意味で大満喫な若狭路ライドだった。
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