登山家 栗城史多(くりきのぶかず)氏公演聴講

雑記

0407poster.jpg聴講してきた。
身長162cmと小柄だがガッチリとした体型。コンサートホール1階が80%ほどが埋まる聴講者の中、ステージ中央に一人立ち、映像を交えながらマイクで1時間半というスタイルだった。
一歩を越える勇気」という著書から想像していた通りのキャラクターだった。雰囲気や語り口は「普通のお兄さん」な感じで、単独で命がけの登行をするような印象は受けないのだが、一見、無茶と思えることも前例にとらわれず、限界や壁を作らず前向き思考で乗り越えてきた自信に満ちた講演で「力」をもらった方も多かったと思う。

0407sign.jpg「金沢では昨年秋に講演された」とブログで紹介したが、エベレスト挑戦の凍傷で中止されたようだ。手指は今も右親指以外は包帯で痛々しい状態。真っ黒に炭化し医者からは切断しかないと言われながらも再生を信じ治療を続けているとのこと。個人的には再生は厳しいだろうと思っていたが、ここも持ち前の前向き発言がFaceBookや口伝に広がって新しい再生治療を受けるに至り、僅かに「ピンク色の部分が増えた」と改善の兆しがあるというから流石である。
『何にでもサインしますよ』とサービス精神も旺盛。条件の厳しい秋のエベレスト登頂も諦めておらず挑戦に燃えていた。今後も応援したいと思った。手指1本でも多く再生することを祈る!

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