7.白馬岳登山(小屋泊)

白馬岳

1003sirouma.jpg10月3、4日山小屋泊で白馬岳に登る。
天候に恵まれた二日目は北アルプスの山々の絶景に感動の嵐。今年一番の山行となった。これだから山は止められない。

■行程
2009年10月3日(土) 雨のち晴れ
4:30 起床
5:55 八方バスターミナルより猿倉行きバス乗車
6:30 猿倉登山口より入山(1230m)
11:30 白馬山荘着
12:40 白馬岳山頂着(2932m)
13:00 談話室で過ごす
16:30 夕食(自炊)
20:30 就寝

2009年10月4日(日) 晴れ
4:30 起床
5:20 出発
5:40 白馬岳山頂にて御来光
6:00 下山開始
7:00 小蓮華山山頂着(2766m)
8:30 白馬大池着
9:00 乗鞍岳山頂着(2436m)
10:00 栂池自然園着、ロープウェイ乗車
11:00 下山終了、温泉、白馬行きバス乗車

■登山時間
初日  5時間30分
二日目 4時間00分

■標高
駐車場 1230m
白馬岳 2932m
標高差 1702m

■初日
4時30分起床。朝食を取り5時30分に八方バスターミナルに向かう。始発5時55分のバスで20分揺られて猿倉に着くと現地は雨。レインウェアを着、入山届けを提出して山に入った。
猿倉出発50分ほどで白馬尻に到着。いよいよ大雪渓だ。
1003sekkei.jpg大雪渓は融雪が進み雪の安定点までは急な法面に張り付くように歩いた(写真)。落石に注意しながら慎重に進む。この場所は足元も不安定で最も緊張した場所だった。
1003daisekkei.jpgこれが白馬大雪渓だ。約1.5km、標高差500mは日本最大級でハイシーズンは長い行列が出来る。
ところで今回初めて軽アイゼンなるものを装着した。歪な雪と強風で歩き難かった雪面がも装着後は爪が雪に噛んで安定し格段に登り易くなった。実に快適!

11時30分、白馬山荘着。
チェックイン後、荷物を置いて12時40分標高2932m白馬岳に登頂した。

山小屋情報
収容人数は1200人を誇る。白馬岳頂上直下の標高2832m地点にあり、第1新館・第2新館・第3新館の3つの宿泊棟と本格的なレストランや売店の入った「スカイプラザ白馬」がある。シーズン終了間際の今回は第3新館のみ営業。

談話室は石油ストーブが焚かれたじゅうたん張りで実に快適である。お茶ポット、マンガや雑誌などを自由に利用出来て山小屋としては充実している方だろう。少なくとも白山室堂とは比較にならない。
登山者の人達と話しをして、日の入りを見て、寝酒を飲み、20時半に寝床に入った。明日は晴れるといいなぁ

■二日目
4時30分周囲のザワツキで目が覚めた。外はまだ真っ暗だ。風は強いが雨は降っていない。御来光の期待を胸に朝からカップラーメンを食べ5時20分に出発する。
1003goraikou.jpg白馬岳山頂でご来光を望む。あーなんて綺麗なんだろう。生きてて良かったと思える瞬間である。
1003ryousen.jpg2766mの小蓮華山(写真右奥)。今日はこの美しい稜線を白馬大池まで進み栂池スキー場に分岐するルートだ。6時になったしそろそろ出発しますか。
1003syakusi.jpg7時00分小蓮華山着。ここからの杓子岳は実に見応えがあった(写真中央)。雪をまとった青白い岩肌は見るからに硬く鋭利で圧巻である。手前の雪のある谷が白馬大雪渓になる。
1003ooike.jpg8時30分白馬大池着。ここもまた素晴らしく綺麗だった。吸い込まれる様に青い。
面積   0.06km^2
周囲長  1km
最大水深 13.5m

■備忘録
・白馬大雪渓
発生しなかったが落石は多いらしい。
参考:2005年8月 白馬岳大規模土砂崩落事故

・10月の白馬岳気温
山頂付近初日夕方:2℃
山頂付近二日目朝:-2℃

・今後
白馬岳に隣接する杓子岳、その奥の白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)の山容は実に見事。この縦走登山をしたい。栂池からひたすら稜線を縦走して八方尾根に降りる1泊2日のルートか。

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