38.四ッ岳スキー(第3尾根-乗鞍スカイライン)

四ッ岳

12月3連休の最終日、第3尾根からの乗鞍スカイラインで四ッ岳を楽しんできた。事前情報通り雪はバッチリ、ヤブはほぼ埋まり乗スカのショートカットは快適で、夫婦松より上部では雲を抜け四ッ岳山頂までドピーカンとなる。下山の林間スキーでは激パウを満喫。登り始め-13℃と極寒であったが日差しで体もまぁ暖かくピンポイント的な好条件をゲット出来た感じ。超ラッキーであった。

■メンバ 単独
■用具  アンペレージ175cm/BD、TLT Speed/Dynafit、TLT5Mountain/Dynafit
■行程  2013年12月23(月)晴れ、-13~-4℃

05:42(1396m) 駐車場発
07:20(1955m) 夫婦松
10:52(2744m) 四ツ岳山頂着
11:12(2744m) 四ツ岳山頂発
12:29(1946m) 夫婦松
12:46(1373m) 駐車場着

時間 7時間3分
距離 18.8km
累積標高差 ±2063m
1223map.jpg
金曜が会社飲み会のため3連休初日の土曜は休山、日曜の四ッ岳を計画するが予報が良くない。ホワイトアウトな四ッ岳もなぁとテンション下がり先週に続き取立山でお茶を濁すことにした。しかし朝目覚ましで起きると自宅金沢はザーザー降りの雨。最終的に予報の良い最終日に再々変更して今回の山行となった。結果的にラッキーという話。この柔軟さが単独行最大のメリットの1つであろう^^

土曜夕方は娘の強い要望により家族でテルメ金沢(複合温泉施設)に行き帰宅は21時半だった。天候と山報告の最終チェックをして22時過ぎに平湯に向け出発。圧雪路面をガタガタと登って牧場近くの駐車場着はAM1時であった。予想外の満点の星空に感動しかし放射冷却で-12℃極寒の車中泊となる。

睡魔で目覚ましと30分格闘し5時過ぎになんとか起床すると車内-4℃、外気-13℃であった。寒い! 駐車場に他の車なし。極寒単独か、、、と若干リスクを感じながら5時40分入山する。
12230626bokujo.jpg06:26 牧場急登を越えて
5時42分、-13℃極寒の駐車場を出発。事前情報からパウを想定し幅広のアンペレージを履いた。牧場入口には明確なトレース(おそらくFaceBookで情報提供のFさん他のもの)があり有難く使用させて頂く。ヤブはあるが気にならないレベル。ラッセルはトレース上は踝、トレースを外すとブーツ半分程度であった。快適に高度上げ尾根上部に登り上げる(写真)。
12230629bokujo2.jpg06:29 牧場上部
雪は深く急登は膝を超えた。気温が低いため雪質は申し分ない。激パウは間違いなさそうである^^ 正面の山の上、夫婦松を目指す。
12230650dai3one.jpg06:50 第3尾根を振り返る
激パウ地帯。帰りはガッツリ行けること間違いなし ̄ー ̄)ニヤリ
12230718fuufumatu.jpg07:18 夫婦松
1時間40分で夫婦松着。時折ガスるが基本空は明るくいい感じ。テンションは上がりざるを得ない。
12230725kasahodaka.jpg07:25 雲海に浮かぶ笠ヶ岳と穂高
12230827kasa.jpg08:27 2232m 乗スカ最終ショートカットからの笠ヶ岳
どうですか!
12230832hodaka.jpg08:32 2257m 同じくの穂高
正直ここまで天候に恵まれるとは思っていなかった。
12230837skyline.jpg08:37 2287m 乗スカ
出発からちょうど3時間で乗鞍スカイライン合流。澄み渡る青空は最高な気分! 金沢はずっと雨続きで朝から夜の様に暗く、久ーーーしぶりに青空を見た感じ(^_^)
12230857okuzurenekokoru.jpg08:57 大崩山と猫岳のコル
激パウ斜面、ウハウハだったことだろう。先行者トレースはここで終了。この先はブーツ半分のラッセル一人旅となる。
12230905hsakusan.jpg09:05 遥か遠方に白山が浮かぶ
12230926yotu.jpg09:26 左が四ッ岳、右が烏帽子岳
12230926furikaeri.jpg09:26 振り返り
完全に雲の上の晴天状態
12230951eboshidake.jpg09:51 烏帽子岳とエビの尻尾
四ッ岳に近づくにつれ徐々に風が強まっていく。
12231004yotu.jpg10:04 四ッ岳西面
12231004syukabura.jpg10:04 大丹生岳付近は激しい雪煙
12231004neko.jpg10:04 振り返ると猫岳がデカい
猫はもう積雪十分でどこも激パウに見えた。猫でパウ三昧も悪くない^^
12231029yatsu.jpg10:29 遥か遠方に八ヶ岳
アイゼン、目出し帽と思っていたが、雪面氷化は殆ど無く、強風も間欠的なのでクトー装着のみで取り付くことにする。南面までぐるっと回り込むと遥か遠方に八ヶ岳が見えた。
12231042joubu.jpg10:42 四ッ岳急登の上
12231048temae.jpg10:48 山頂手前は雪煙吹き荒れる強風
12231054sancho.jpg10:52 四ッ岳山頂
出発から5時間10分で山頂着。出発時予想もしなかった360℃パノラマ。金曜飲み会に伴う土曜休山、日曜朝の雨が私を今日この場所に誘ってくれた。この幸運に感謝である。
12231054hakusan.jpg白山
12231054hodaka.jpg穂高
12231054norikura.jpg乗鞍
12231054aproch.jpg四ッ岳北面ルートの積雪状況
雪付きはイマイチで露岩が多い印象。最後はアイゼンかもしれない。
12231117minamimen.jpg11:17 南面は浅いパウダーを滑走
山頂は強風のため写真撮影後、少し下った岩の影でシールを剥がし登頂から20分後の11時12分滑走開始。南面は浅いパウダーで快適、露岩無くもう積雪十分だった。ただし南面に行くまでと、滑走後のトラバースに露岩が多く何度か板をやっつけた…。
12231132trace.jpg11:32 風でリセットされたトレース
四ッ岳西面に戻ると遠方に山スキーヤーがアプローチをするところが見えた(おそらくFaceBookの大さん)。この日この場所に居れてお互いラッキーでしたね^^

トレースは風で所々消えているが概ねジェットコースターで快適だった。猫岳、大崩山の激パウ斜面を眺めながらドンドン下って、乗スカのショートカットを林間激パウスキーイング♪ ショートカット1つ目(2274m)、2つ目(2215m)をサクサクと滑るが3つ目(2143m)で痛恨のルートミスをやらかしてしまう -ω- やや左に反れ修復出来なくなってしまった。完全にアウト! やむを得ずシールを貼って登り返し…。トホホ。

夫婦松からは第3尾根をルンルンで激パウ滑走♪ これだから山スキーは止められないを堪能した。
駐車場着は12時46分、約7時間の山行を終えた。

メモ
・第3尾根、乗スカのショートカットルートの雪は十分
・大崩山、猫岳も雪付き十分で激パウ可能に見えた
・この日の入山者はおそらく私含めて3名。いずれも第3尾根より。

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コメント

  1. よすあき より:

    すごいピーカン絶景ですねー羨ましい!
    近いうちに僕もその辺登ろうと思ってます^_^
    その前に嫁ケ岳を越えなければですが…

  2. 多摩太郎 より:

     お早うございます。
    いいですね。。。(^_^;) 穂高に笠に。。。
    シュカブラが。もう厳冬期の様相ですね。

  3. 那ぁ より:

    気温低くてピーカン、羨ましいですわ。
    今年も、何処かでバッタリするのを楽しみにしております。

  4. 管理人 より:

    よすあきさん
    この時期の晴れは確率が低いのでラッキーでした。
    パウ狙いなら猫岳オススメいいよ!
    多摩太郎さん
    登り始めは-13℃で寒かったです。
    シュカブラやエビの尻尾は厳冬期そのものでしたね。
    那ぁさん
    このエリアもうバッチリですよ。
    第3尾根のパウは最高でした。
    那ぁさんも天候見ながらタイミングよくパウをゲットしてくださいね!

  5. レッドバロン より:

    流石です。
    極寒の中での四ッ岳。私達もリベンジをしたいと考えています。その時は、昨年と同じコースを取る可能性が高いのですが。
    標高は高く、ましてや飛騨方面は、寒いですね。大変でしたね。
    標高1500mぐらいでの山で激パウを味わうのもいいですが、やはり極寒での山行がたまらないです。
    しかし、いつも一人はどうかと思います。
    私も一人が多いのですが、やはり連れは必要です。今度コラボしましょう。
    那ぁさんも週末山紀行さんと一緒の時があったのですね。

  6. 管理人 より:

    レッドバロンさん
    今回の乗鞍スカイラインは北面比べると圧倒的に楽でしたよ。
    登り始めは極寒でしたが日差しがあったので
    高度を上げてもそれほど寒さは感じませんでした。
    山頂付近でも-8℃ぐらいだったと思います。
    やはり四ッ岳は北面から登ってなんぼだと思いますね^^
    ラッセル、渡渉、ルートファインディング、そして山頂手前の壁と試練が多い。その分達成感も大きく大好きなルートです。今年もチャレンジしたいです。
    機会あればコラボお願いします。
    那ぁさんとはコラボはありませんが白山山頂でお会いしたことがあります。
    私は石川側から那ぁさんが岐阜側からでした。
    頻繁に書き込みをして下さる方は、大半がお会いしている方ですね。

  7. 那ぁ より:

    激ラッセルの四ッ岳北面、今年も行きますぞ~。
    あの果てなく続く樹林帯の激パウが忘れられない。

  8. 管理人 より:

    那ぁさん
    北面に取り付かれてますね^^
    私と一緒だ(笑)
    山頂部は雪の付きが悪い気もしましたが
    年が明ける頃には大丈夫でしょうね。
    寒波に当たると条件が極めて過酷になるので
    タイミングが難しいところです。