2.猫岳スキー(第3尾根)

猫岳

野人さん等が遠征終了ということで、単独にて第3尾根からの猫岳に登ってきた。山頂付近はホワイトアウトで期待のパウ滑走は叶わなかったが、乗鞍スカイラインショートカットの林間ルートそして第3尾根ではパウダーをゲット、満喫感をもって年末年始休暇を締めることが出来た。

■メンバ 単独
■用具  アンペレージ175cm/BD、TLT Speed/Dynafit、TLT5Mountain/Dynafit
■行程  2014年1月4(土)曇り・山頂ホワイトアウト、-3~-10℃(登り始め、山頂)

07:01(1393m) 駐車場発
08:42(1946m) 夫婦松
10:25(2377m) 大崩・猫コル(取り付き点)
11:18(2583m) 猫岳着
11:28(2583m) 猫岳発
12:06(1942m) 夫婦松
12:28(1383m) 駐車場着

時間 5時間26分
距離 12.6km
累積標高差 ±1359m
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前日の安房山山行の後は温泉に入り野人さん号で宴会。山話で盛り上がり2014年初の山行は全て込みでビッグデイとなった。野人さん、ドロップさんその節はありがとうございました。宴会付き山行最高ですね♪

さて翌日予定だが、野人さん等はイマイチな天候、既に満喫状態なこと、遠征疲れなどから遠征終了、岡山、広島に帰ることとなった。私も大満喫の後のイマイチ天候にモチが湧かず気分的に終了。移動のみのつもりで就寝したのだが朝目覚めると、、

・「イマイチな天候」と言っても曇りでありコンディションとしては悪くはない
・明後日の日曜(年末年始最終日)は休山日のため翌日を逃すと山は来週以降になる
・せっかく平湯に来ている

と考えが変わってしまった^^
行くならここと決めていた「第3尾根からの猫岳」に向け移動、お湯を沸かしてポットに入れ既に明るくなった7時過ぎに牧場に入る。
01040731bokujoato.jpg07:31 第3尾根下部
入山口には林道に沿って先行者1名とおそらく前日の3,4名パーティのトレースがあったが、シュプールを利用して急斜面なショートカットに入る。
しかし前日の10時間山行疲れが残っていた。足が重い…。起床時バッチリ回復と感じたのは気のせいであった。昨日の野人さんも輝山北東尾根激ラッセルの疲れで脚が上がらなかったというが正に同じ状況であった。今回は厳しい山行になりそうである…。
それでもショートカットを続けオープンバーンに出る。オープンバーンには多くのシュプールがあるがトレースは見当たらなかった。おそらく忠実に林道を登っているだろう。ここからはシュプールを繋ぎながら踝~ブーツ半分ラッセルする。
今回は極寒が常な平湯エリアということで長袖を1枚多く着たが完全に裏目に出てもう汗だくである。平湯と言えども気温-3℃はやはり暑い。ベンチレータなど開くところは全て開けても汗が止まらず長袖1枚脱いで再スタートする。
01040825dai3one.jpg08:25 第3尾根上部
中間地点の大地からは明瞭なトレースが出現ありがたく使用させて頂く。脚も朝一の重苦しさを脱し調子が出てきた。第3尾根は下部こそ若干パック気味も上部は軽く雪は生きていたラッキー^^
01040841fufumatu.jpg08:41 夫婦松駐車場
1時間40分で夫婦松ここで小休止し軽く食べる。背中の汗濡れが酷いのでパタパタと換気するが効果は微妙であった。ベンチレータや胸チャックでの調節限界を超えたら速やかに脱がないと駄目ですね。気温が低下した場合も然りである。反省。
01040939jujrin.jpg09:39 夫婦松の先の樹林帯
明瞭なトレースに沿って只管歩くのみ。雪はパウダーで林間スキーが楽しみである♪
01040957sorin.jpg09:57 乗鞍スカイライン合流手前
最終ショートカット点で完全にガスの中に入った。
01041012norisuka.jpg10:12 乗鞍スカイライン
前日トレースは最終ショートカットまでであった。この先は先行者のトレース1本となる。果たしてこのトレースはどこまで伸びているのだろうか…。
01041037jurin.jpg10:37 取り付きの急登
取り付きは大崩山と猫岳のコルから。トレースは四ッ岳もしくは南面からの猫岳アプローチらしく残念ながらここでお別れ。コルから20mほど先の多少斜度の緩いルートから鉄柵を乗り越えてアプローチする。予想通りラッセルは膝下で前日の疲労残る身体には厳しかった。細かくジグを切りながら只管高度を上げる。
01041050chokka.jpg10:50 山頂手前の疎林バーン
樹林帯を抜けると写真の疎林バーンが現れた。そして間もなく木の無い氷化斜面へ。目印が無くなると一面白い闇と化し数m先が見えない状況だが残り僅かのため迷わず前進する。残り100mで足元が滑り出すが点在する柔らか雪を繋ぎクトー無しで登る。残り50mで現れた高さ1mほどの雪壁を左から巻くとようやく平坦となり間もなく山頂を踏んだ。
01041116sancho.jpg11:16 猫岳山頂
出発から約4時間でホワイトアウトの猫岳山頂着。連チャンで脚が重かったがトレースに助けられた。山頂は風が弱く-10℃でも寒さ無く余裕、シコシコとシールを剥がし下山スキーへ。
ルートは登りよりもやや右にある浅い谷。視界が無いため頻繁にGPSチェックするが、それでも滑り出しで右にズレ修正した。恐ろしい話である。氷化斜面をカニ歩きと小ターンで「処理」し谷に出る。谷はパウダーだったが視界は相変わらずのため我慢の処理スキーが続いた。コル手前の樹林帯も凹凸不明瞭でここも処理スキー…。結局、期待のパウバーンは全て処理スキーに終始する。まぁこの条件なら仕方ないですね。
乗鞍スカイラインから最終ショートカット点まではジェットコースターで一気。その先は雪の豊富な林間スキーであっという間に夫婦松に到着する。
01041221sorin.jpg12:21 疎林スキー
第3尾根はシュプール多く荒れているが激パウ十分であった。中間点の大地より先のオープンバーンでは樹林帯(写真)に忍び込みバージンスノーを堪能した^^
01041224jurin.jpg12:24 ラスト一滑り
駐車場手前の最終斜面もちょっと重い程度で雪は生きていた。
01041226bokujo.jpg12:26 久手牧場
約5時間半で下山完了。平湯で温泉に入り金沢に戻った。

メモ
・パウ狙いなら第3尾根からの猫はオススメである。今回の様にコンディションが悪い場合、猫に登頂しても滑れないので最終ショートカットで折り返すのもアリだろう。

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コメント

  1. レッドバロン より:

    雪崩の忠告ありがとうございました。おかげさまで、注意を払っていたことが最悪の状態を引き起こさなくて済んだようです。新雪が一気に積もると弱層であんなにきれいに崩れるとは想像を超えていました。
    平湯方面も楽しい山行ができるところがたくさんあるようですね。計画に入れたいと思います。

  2. 管理人 より:

    レッドバロンさん
    ブログ拝見しましたが結構綺麗に割れましたね。
    前の週は気温が高かったので、この時に弱層が形成されたんだと思います。
    「あっ」と思った瞬間に「スー」と瞬く間に流れるあの一瞬の動きを実際に目にすると意識も変わり今後に活きてくると思います。
    気を抜かずに行きましょう!