2.猫岳スキー

猫岳

年末年始休み最終日の4日猫岳に登ってきた。今回特筆すべきはその気温だろう。前夜から翌朝まで-10℃(車中泊の車内は-5℃)、猫岳山頂は-15℃と寒く、サーモスのフタが開かない、おにぎりがカチカチに凍る、パンも表面が凍ってサクサクと、冬山に持参する食料やそのパッキング方法について再考の必要性を感じさせられる山行となった。-10℃はよくあるが更に5℃低くなると状況も随分変わるものである。

■メンバ 単独
■用具  freeride164cm、ディアミール、ガルモントアドレナリン
■日程
2011年1月4日 晴れ→曇り→雪 山頂風あり 気温-10~-15℃

06:40(1399m)駐車場発
08:10(1949m)夫婦松
09:50(2377m)大崩山-猫岳の鞍部
10:35(2590m)猫岳山頂着
10:50(2590m)猫岳山頂発
11:15(2370m)大崩山-猫岳の鞍部
11:35(1949m)夫婦松
12:05(1399m)駐車場着

時間    5時間25分
距離    13.7km
累積標高差 ±1383m
0104iriguti.jpg駐車場は国道158の乗鞍スカイライン分岐点立体交差から200mほど高山側にある道路脇休憩スペース。前日は朴の木平スキー場で温泉に入り21時に現地に入りし車中泊する。
辺りが明るくなった6時40分出発。今回は国道158沿いの牧場から第三尾根を夫婦松まで登り猫岳をピストンするルートである。踏み固まったトレース(写真)はおそらく牧場管理道路であろう、これを辿ると右から巻く様に尾根に取り付く事が出来る(ショートカットも可能)。
0104meotomatu.jpg8時10分1943m夫婦松
ここまではヤブが埋まった疎林でトレースを使用し楽させてもらった。トレースが無ければ板が沈み1時間余計にかかったかもしれない。それほど深く柔らかな雪だった。その分帰りは快適パウダーが楽しめるに違いない。
0104meotosaki.jpg8時37分2034m付近
夫婦松より先もトレースに沿って進んだ。ルートは先日の四ッ岳とほぼ同じだがすっかりヤブは埋まってスキーで下りられる状態になっていた(写真)。
0104hodaka.jpg9時27分2288m林道合流点
早朝は風、雲共に少なく時折、穂高、槍が見えた(写真)。一方、猫岳上部はガスと雲に覆われ下からは見えない。
0104torituki.jpg9時50分2366m大崩山-猫岳の鞍部着
写真のカーブから左側にジグザグに急登する。ここで小休憩。行動食補給とインナー手袋を装着した。
0104torituki2.jpg10時19分2496m風も強くホワイトアウト気味の猫岳斜面。取り付き点はパウダーも上部はクラストで一部に石の露出あり。
0104neko.jpg10時35分2590m猫岳山頂
途中から同行させて頂いた愛知からの単独行の方にシャッターを押してもらう。
それにしても気温-15℃は指先にくる。手袋2枚重ねでもしびれる程だった。一方、前回から着用のアウター(MARVEL PEAKのZoom Jacket)はいい感じで下部では脇の下のベンチレータ開放で汗抑制、上部ではヘルメットの上から帽子を被り暖かだった。
そしてここでアクシデント。この低温でサーモスのフタが開かない、おにぎりは凍結して硬くなり食べれる状態でない、カレーパンも凍ってサクサク状態。厳冬期の山行では持参する食料やそのパッキング方法にも注意を要するようだ。
0104meotoshita.jpg11時48分1800m付近
山頂から乗鞍スカイラインまでは登りと同じ道を滑るつもりが間違って四ッ岳との鞍部に下りてしまった。確認不足が原因だがホワイトアウトの怖さを痛感。
夫婦松までは密林スキー、夫婦松から下は疎林のパウダーを堪能した(写真)。このルートはお勧めかもしれない。
0104park.jpg12時5分駐車場
中盤以降は足がパンパンで一苦労だった。雪が深いと脚力を使うものである。
今回は自分含めて7名の山スキーヤーが猫岳に登った模様。
0104map.jpg時間    5時間25分
距離    13.7km
累積標高差 ±1383m

生まれて初めて-5℃の中で寝た(車中泊)。モンベルの寝袋#1(快適睡眠温度-9℃~)使用で上半身は半袖+長袖+薄手ダウンジャケット、下半身はパンツ+スキータイツ+アウターパンツ、と着まくったせいもあり寒さで目が覚めることなく目覚ましタイムまで熟睡出来た。ただ今回の感触からすると-10℃のテント泊は相当厳しい環境と推測される。GWに2000m超級でテント泊山行をする場合は十分な防寒対策が必須だろう。

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