6.飯豊山登山(ダイグラ尾根ワンデイピストン)

飯豊山

今季目標の飯豊山、熟考の末、ダイグラ尾根ワンデイピストンで達成^^

■メンバ 単独
■行程  2021年10月3日(日)

00:03( 411m) 天狗平駐車場
00:39( 455m) MTBデポ
02:39(1305m) 休場ノ峰
04:54(1776m) 宝珠山
06:44(2059m) 飯豊山着
07:00(2059m) 飯豊山発
11:53( 400m) MTB回収
12:03( 349m) 天狗平駐車場

時間 11時間59分
距離 25.8km
累積標高差 2885m
1003map.JPG
1003alt.JPG
東北の100名山で残すは会津駒ケ岳と飯豊山の2座。仙台から遠い会津駒は別として山形福島県境の飯豊山は朝日岳と共に仙台帰任したら早々に登頂する山としていて、8月の朝日岳登頂により「いよいよ飯豊」という状況だった。

ルート候補
①天狗平→梶川尾根→尾西小屋テント泊→飯豊山→ダイグラ尾根→天狗平
②大日杉→地蔵岳→飯豊山テント泊 ピストン
③川入→三国岳→飯豊山テント泊 ピストン
④天狗平→ダイグラ尾根ワンデイ ピストン

最終候補は①。しかし、初日がテント担いで14時間と長いのと、ダイグラ尾根は登山地図が点線の難コースで単独行はリスクが高いこと、更に2日間フリーの土日かつ両日晴れの確保が厳しく、時間だけが経過…。

そんな折、ヤマレコでダイグラ尾根の投稿を発見。難路は問題無いレベル、枝払いされている、少ないが一定数の登山者もいるということが分かり不安解消。2日間の確保が難航したため④ワンデイピストンを検討したところ、過去実績から往復12時間程度の目途が立ったためGoすることに(^_^)

[行動時間の検討]
ロング山行の実績から行動時間を見積る。

剱岳早月尾根ピストン
標高差2200m(740m→2999m)、17km
CT往9:10、復6:20
私往5:40、復4:30、山頂滞在40分

白山域(一里野スキー場から四塚山)
標高差1900m(600m→2500m)、28km
CT往9:20、復6:40
私往6:10、復4:00

実績としてはCTの0.65倍くらい。

飯豊山荘→ダイグラ尾根→飯豊山 ピストン
標高差1700m(406m→2105m)、25km
往10:10、復7:40、計17:50
飯豊山のCTに0.65を当てはめると
予往7h、復5h、計12h
と概算。予備2時間加えた14時間と考え、14時に下山終了から逆算して0時出発に決める。

[その他比較]
単純標高差 剱 > 白山 > 飯豊
距離 白山 > 飯豊 > 剱
難易度 剱 = 飯豊 > 白山 (推測)

前日土曜日は父親関係の所要を済ませ、16時半仙台発。国道48、13、113号線と繋いで20時半現地着。小国付近の雨には過去の悪夢が蘇るが「明日の予報は晴れや!」と喝を入れたら現地は星空だった^^
23時30分、35分、50分に目覚ましをセットし21時寝袋に入った。飯豊山荘近く駐車場は10台程度だった。

211003-000252.jpg00:02 MTBでGo
目覚まし一発で起床! 15℃の涼しさでメチャ快適。よく眠れた。2時間半睡眠にしてはスッキリしている。軽く食べてMTBでGo!

1003mtb.jpg00:39 MTBデポ
途中道を間違って10分程ロス…。MTBの効果が得られなかった気もするが復路は楽が出来るしヨシとしよう^^

211003-004952.jpg00:49 道標
道が間違いないことを確認。さぁまもなく急登スタート、7時間の長丁場なのでマイペースで登ろう^^

211003-005139.jpg00:51 暗闇の吊り橋
雲無い星空だが若潮(三日月)なので全然明るくない。試しにライトを消すとド真っ暗な闇となった。
因みにヘッドライトはBDのIcon 700ルーメンを使用し、BDのSpotを予備で持参。

211003-050930.jpg05:09 日の出30分前
吊り橋渡って4時間ちょい。ここまで写真は撮ってきたが暗くてよく分からないため全不採用と(汗)
標高1300m休場ノ峰まではガンガン標高が上がるがその後はアップダウンが多く稼ぎは悪かった。

211003-053848.jpg05:38 ご来光
高台で見晴らし良いこの場所で食事休憩兼ねてご来光を待つことに。太陽が顔を出すのはオレンジ色に輝く雲の帯の中央付近からだろうか。念のため磁石で真東を確認した。

草木や濡れた苔石を掴みながら登行で手袋は絞れるほどビッショリ。厚手のフリース素材に交換する。またこの先の強風に備えてアウターを着る。これで準備万端^^

そしてご来光! 尾根からのご来光は狙い通りだが期待以上だった^^ 超感動!

211003-053948.jpg05:39 飯豊山方向
この山の上部が広い稜線になっていて500m先に飯豊山山頂がある。上部はずっとガスで切れる様子も無い。登頂までに切れて欲しいが…

211003-054027.jpg05:40 宝珠山

211003-054245.jpg05:42 黄金の山腹

211003-054620.jpg05:46 紅葉

211003-054902.jpg05:49 コルに帯びて立つダケカンバ

211003-055540.jpg05:55 10月にして残る谷の雪

211003-063109.jpg06:31 稜線
ガスの切れ間に飯豊山山頂に立つ道標を目視できた。もう間もなくである。

211003-064519.jpg06:44 飯豊山
100名山56座目の登頂。7時間予想に対し6時間40分ほぼ予想通り。山頂はガスと強風、気温4℃で激寒。悔しいので行動食を摂りながらガス切れを待ってみる。

211003-064437.jpg尾西岳
だと思う^^; ガスが切れた写真がこれ

211003-065206.jpg広い稜線
関川村の「えぶり差岳」から喜多方市の川入まで大縦走しMTBでスタート地へ戻るという冒険は出来ないだろうか。縦走で2泊、下山後1泊する感じで。テント装備を担いでMTBを漕ぐのもシンドイが、その前に、川入にMTBをデポし関川村まで車で戻るのもシンドイが。

211003-072135.jpg07:21 宝珠山、1830m峰
山頂は極寒で限界が近づいてきた。ガス切れ待ちは諦めて7時丁度に下山開始。

211003-074304.jpg07:43 紅葉
赤系が少ないがおそらく今が見頃なのだろう。

211003-075343.jpg07:53 逞しき森林限界の高木

211003-075405.jpg07:54 マンダムである

211003-090647.jpg09:06 老木

211003-090735.jpg09:07 左手の山塊
烏帽子岳、北股岳、あたりだろうか。ガスも切れてきた。

211003-093855.jpg09:38 標高1400m付近のアップダウン連続地帯
写真では分かり難いがエゲツナイ急勾配だったりする^^;

211003-094037.jpg09:40 ホシガラスの壁
一般的な100名山なら補助ロープが設置されるだろう。このレベルの難所は5か所くらいはあったか。

211003-100128.jpg10:01 ドピーカンの出来上がり♪
この時間帯に稜線にいる選択肢はないのでヨシとした。

211003-104105.jpg10:41 松の巨木

211003-114101.jpg11:41 吊り橋

211003-120324.jpg12:03 駐車場戻り
スタートから12時間、山頂から5時間の山行が終了。冒険要素が強く刺激的で面白かった^^ 整備過剰な山が多い中、逆に良かった印象。

行動時間
CT  往10:10、復7:40、計17:50
計画 往 7:00、復5:00、計12:00
実際 往 6:41、復5:03、計12:00(休憩込み)
ドンピシャだった。

211003-122309.jpg12:23 飯豊山荘
温泉施設故障のため9月4日から臨時休館らしい。ここで登山バッチが買えると思っていたので残念。

●まとめ

・ダイグラ尾根所感
難易度 上級者向き
整備  枝払いのみ。難所に補助具なし
携帯電波 1300m点より上部は繋がる(DOCOMO)
紅葉  黄色が多く赤系は少ない。今回は紅葉ピークと推測。
登山者 10名ほど

・誤った踏み跡に「×マーク」がない。誤った踏み跡は行き止まりになるので気づけるが、宝珠山~飯豊山間は特に分かり難く何度もルートミスした。
・2つの踏み跡の片方に進み「補助具のないガレた壁」となっても、それが正しいか誤りかは行き止まりなるどうかまで分からない。

●備忘録

・リスク高い判断からヘルメット着用
・水は1.8リットル持参
・食料はおにぎり4個、パン3個、カロリーメイト1箱、塩飴5個
・稜線が極寒でも標高を100mを下げれば半そで山行だった。それほどの体感温度差。
・防寒具はダウン1、長袖2枚、アウター2枚
・モバイルバッテリー、予備充電池、予備ヘッドライト、予備GPS、登山地図
・スマホGPSはGEOGRAPHICA。事前に地図をキャッシュさせておく
・仙台から一般道で4時間と遠い
山形ルート(国道48、13)は13号線が信号多く混雑するので1本西側の山道を調査
白石ルート(国道113)は南陽の無料の自動車専用バイパスをうまく使えないか

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コメント

  1. 多摩太郎 より:

     こんにちは
    相変わらずバイタリティですね。この尾根は ( ダイクラ尾根 ) は飯豊山の中でも、特に急峻で知られていますね。私は以前ですが、梶川尾根から縦走し川入りに下山しました。
    紅葉し山峰がとっても綺麗ですね。

  2. 管理人 より:

    多摩太郎さん
    流石、登られているのですね。
    ブログにも書きましたが関川村の朳差岳から川入までの大縦走をいつかやってみたいです。
    5月の残雪期、天候が安定している時期のテント泊なんていいですね。

  3. hemuhana より:

    緻密な計画を立てられて行かれたんですね。難コースですが、刺激的で楽しむ事が出来たとの事、良かったです。
    それから『ホシガラスの壁』には笑ってしまいました。きっと私以外は意味が判らないでしょうね(笑)
    次回は稜線歩きも楽しまれて下さい。
    お疲れ様でした!

  4. 管理人 より:

    hemuhanaさん
    コメントありがとうございます。
    登山地図で点線の難ルートでしかも尾根が長大。単独なのでトラブると面倒という事で結構慎重にやりました。情報、有難かく活用させて頂きました。その結果が夜行?という矛盾ありますが(笑)
    飯豊山はあの稜線を歩きたくなりますね~。それも北から南まで一気にやりたい^^
    春の気候が安定するタイミングが好天ゲット確率が高いかと目論んでいました^^