レッドバロンさん、天狗蔵さんとのコラボで猫又山2378mを楽しんできた。予想以上の雪解けでスキーが履けず長い林道歩きとヤブ漕ぎに苦しんだが、その分楽しい山菜教室を満喫させて頂く^^ 靄で眺望は良くはなかったが稜線手前の気の抜けない急登とこの時期にしては十分過ぎる大斜面滑走はルンルン大爆発であった。
■メンバ レッドバロンさん、天狗蔵さん、私
■用具 STIGMA160cm、TLT SPEED、TLT5Mountain
■行程 2014年5月25日(日)薄曇り、駐車場18℃
05:05( 480m) 無料駐車場発
05:31( 677m) 南又発電所
05:35( 697m) MTBデポ
07:06(1124m) スキー装着、登山靴デポ
10:02(2185m) 稜線
10:47(2378m) 猫又山山頂着
11:19(2378m) 猫又山山頂発
11:31(2221m) 猫又谷ドロップイン
12:02(1179m) 登山靴履き替え
14:12( 765m) MTB回収
14:26( 724m) 洞杉(どうすぎ)見物
14:37( 543m) 無料駐車場着
時間 9時間32分
距離 26.7km
累積標高差 ±2086m
(GPSトレースが暴れているので参考値です)

今シーズンの締めは薬師の予定。その1週前の山行はネットで情報収集し決めようと思っていた。その結果…
・5月11日Repuさんの報告から興味津々の猫又山
・前の週、レッドバロンさんが笠ヶ岳と迷った猫又山
・白馬方面よりも近く安く、適度に低リスク、かつ、未登頂の猫又山
ということで別の候補は無く猫又山しかない、と決めた。この山域となればあのお二人に声をかけるしかないと幸運にもコラボが実現。今回もルンルンで朝2時半起床、3時前金沢出発で魚津を目指した。
05:05 今回のメンバ
さぁ行くぜぃ
いつものスタイルでGo
05:31 南又発電所
ギアが不調なMTBでガンガン進む天狗蔵さん
06:09 長~い林道歩き
例年この時期なら発電所付近からスキーが履けるが今年は歩いても歩いても雪がない! 発電所ちょい先の林道土砂崩れ点でMTBをデポしたがまだ乗れたなぁ~は後の祭り。
06:38 徐々に雪が出てきたが…
スキーを履くには程遠い。しかしコゴミゼンマイやフキノトウが目立ち始め早速の山菜教室であった^^
07:28 スキー歩行
7時過ぎ1100m付近でようやくスキーを履く。帰りもこの距離を歩くのかと一瞬気が重くなるが、山菜教室があればもはやお楽しみタイムである^^ 登山靴、山菜をデポしド正面の稜線に向けてGo!
07:39 猫又谷
左右は急峻だが毛勝の阿部木谷ほどではない。谷は幅があるためセンターを歩けば落石リスクは低そうな感じ。今回は小さな雪の塊が2,3回転がる程度だった。
後から紹介する先行者幸さんのブログによると支流を転げ落ちる大きな岩の落石があった模様。
08:46 振り返り
1800mくらいまでは緩やかでそれ以降稜線まで一気に勾配が急になる猫又谷。
先行するアイゼンの登山者は追いつきそうで追いつかない。なかなかの強者である。
09:42 急斜面
スキー登行がギリギリ可能レベル。エッジを雪面に叩き付けステップを残しつつ安定を確保。叩き付けに手を抜くとエッジが滑り肝を冷やした。キックターンし易い僅かな緩斜面を探しながらジグを切って登り上げる。まぁ急になる前にアイゼン装着した方が安心である。
09:42 先行者との距離も近づいてきた
09:57 稜線が近づき斜度が緩くなる
10:00 吸い込まれるような斜面
10:02 稜線到着
至近の剱岳は大迫力!
この近さはヤバイ。先日の毛勝といいこの山域は北アとのロケーションが良く眺望抜群である。靄で不明瞭の借りは将来実行するであろう毛勝三山縦走山スキーで返そう。
10:02 剱岳と天狗蔵さん
稜線では先行者の2名とお話し。一人は幸diaryの幸さんで「いつも連れてってもらってるんです」と謙遜されていたが剱の難所を登行するベテラン山屋に間違いない印象。健脚が物語っていた。ブログの報告も拝見させてもらいますね^^
10:19 山頂まで残り200m
稜線から山頂は標高差200m。取り付きの壁で私はスキーを脱ぎ四つん這いでお二人は根性スキーにて這い上がる。その先は写真の広い稜線。天狗蔵さんは黄色のライン、私とレッドバロンさんは赤のラインに進む(正解は黄色)。
10:31 根性あるのみ
赤ラインは写真の急登とヤブ漕ぎで板を外さなければならず時間を要した。天狗蔵さんの黄色ラインは広い雪の斜面だったらしい。キレ落ちた肩斜面のトラバースの様に見えたので意識的に別ルートにしたが裏目に出た形。次回は右からですね。
10:47 猫又山 山頂
駐車場出発から5時間40分で登頂。予想以上の雪解けに難儀したが計画時刻の範囲内で何とか。お決まりの自分撮りで全体写真撮影♪
雄叫びステージにて
雄叫びステージは実は恐ろしい(レッドバロンさん)。天狗蔵さんは恐怖感は無いようでした…。流石である。
意外と危険な雄叫びステージは写真中央のトンガリ
毛勝山、釜谷山、猫又山が毛勝三山
猫又谷。稜線への急登は隠れて見えない。
天狗蔵さんと
ド真っ直ぐな猫又谷へドロップイン♪
滑走の標高差は約1000m!
レッドバロンさん
天狗蔵さん
山スキーでウェーデルン♪
今回も溢れ出すルンルンを…
…止めることは出来なかった(笑)
今回は山菜教室だけではなく現代スキー術についても教えて頂く。キーワードは股関節、内足と内足のアウトエッジ、お尻の筋肉、腰を前に折らない等。動きのイメージは左ターンの場合、右側の股関節を捻りながら送り出してターンを始動させ、右足を伸ばし気味にして軸を作りつつ、右のお尻の筋肉に荷重がかかる感覚と、左足のアウトエッジを使う感覚を持ちながらズラさず切って弧を描く感じ。
ズラシスキーが脚力を消耗させることは分かっていたが、身体の柔軟性(関節の可動範囲)要因と決めつけていた。今年は終了なので来シーズン自分なりに試行錯誤してみようと思う。
12:18 ヤブ漕ぎ大会
12:34 高い雲で日射に弱まり雪は最後まで腐らなかった
13:10 山野草を撮影するレッドバロンさん
13:20 渡渉
14:22 洞杉(どうすぎ)見物
魚津市観光協会公式サイト(魚津たびナビ)より
『洞杉とは、天然生のスギの古木、巨木です。
名前の由来は、幹の内部が空洞になっているものが多いことからそう呼ばれるようになったと言われています。
生育地は、片貝川南又谷の標高500~700m前後の斜面~稜線で、大型の転石・露岩の多い急斜面地に多く生育しています。過去の調査では大小合わせて124本が確認されていますが、人が近づけない場所を含めてそれ以上の数が生育しています。樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っていると思われます。
洞杉の多くは、巨大な石を抱え込むような形で生息しているのが特徴で、南又谷地区の豊かな自然環境とあわせ他に類を見ない素晴らしい景観を作り出しています。
環境省が平成11・12年に行った巨樹・巨木調査では、洞杉は主幹の幹周が1,560cmあり、樹種別の巨木”杉単体”部門で新潟県の将軍杉(1,931cm)、鹿児島県の縄文杉(1,610cm)についで3番目の巨木となっています。
平成16 年に有志が行った調査で、最大の洞杉は四本の株立ち幹周り合計が30.18mと計測されました。(参考地)』
山菜
コゴミゼンマイ、フキノトウ、ウドをゲット。ほとんど天狗蔵さんに採って頂きました。ありがとうございます! こんな私でよいのか?
MTBを回収後、洞杉を見物して無料駐車場戻りは14時半。都合9時間半だった。レッドバロンさん、天狗蔵さん満喫山行ありがとうございました。薬師行けたらお願いします。またロードと沢も興味大ありなので検討したいと思っています。ロードは会社仲間からもデビューを勧められてます…。栂海新道は「そうめん」に対抗した何かを企画したいですね。
メモ
・谷は広く毛勝よりもリスク小さい印象
・剱が至近で眺望抜群
・核心部は無いが稜線手前の急登は凍るとヤバイ
・谷にはデブリ跡がるので残雪期に入る過程で雪崩ているはず。なので適期は雪庇が落ちた後、かつ、発電所くらいからスキーが履ける時期と思う
・今回の入山者は先行者登山者2名、釜谷から降りてきた登山者2名、我々山スキー3名。また登山関係以外で5名ほど。


コメント
おぉ、いらっしゃったのですね!私が滑った5月11日に比べ、かなり雪が少なくなっているようですが、快適に滑れたようでよかったですね。
お疲れ様でした。残雪期終盤の雰囲気が随処に出ていましたね。そろそろスキーの納め時かと思うと寂しい感じです。
最近のスキー技術を理解していただたと思います。来年は是非実践の中でマスターしてください。この身体の使い方が分かってくると、膝への負担も軽くなると思います。
今度は、夏山でコラボしたいですね。
Repuさん
いい山でした。
Repuさんレポの通り谷の幅は広く、この時期要注意な全層雪崩や落石もリスクは小さい印象でした。
報告山行になりましたありがとうございます。
今回は靄のため剱の眺望がイマイチでしたがこのリベンジは毛勝三山縦走という形で果たしたいと思いまし^^
レッドバロンさん
雪は例年より随分少なかったようですが、谷の滑走は十分楽しめたと思います。谷が広いの東又谷の三段棚滝のようなリスクがなく、落石も少ないので、多少時期が遅れても安心な山かもしれませんね。
スキー技術については、私なりにイメージは分かったので後は実践かと思います。
いろいろありがとうござました。
近代的スキー教えたるぜ。
ヴェーデルンは捨て去ろう!
あさまささん
気づいてはいるのですが前傾し過ぎ状態です。
土踏まず付近かさらに少し後ろにスイートスポットがあるのがわかるのですが、
バランス範囲が狭くこのポジションを維持できません(後傾になってしまう)。
近代スキーはあまり意識してなく昔の滑りでいいと思っていましたが外足荷重は疲れるので、来シーズンは近代スキーを研究してみようかと思っています。