先週の大明神山に続く毛勝エリアで今週は毛勝山^^ 全国的に20℃を超える春の陽気だったが山の雪は締まっており面ツルの快適SKIを堪能した。左右が絶壁に挟まれた谷は「これぞ山スキー」というという山岳チックな高度感があり、稜線からは大迫力の剱岳そして鹿島槍、五竜、唐松、白馬の後立山の山群がパノラマで一望。こんなに楽しくてよいのか?状態であった。全てに感謝である。危惧していた阿部木谷最終堰堤付近の狭い谷の雪不足は通過に問題はなし、毛勝谷でヒヤッとする落石が2度発生、全層雪崩の兆候は見られず、真新しいデブリなし、という感じ。
■メンバ レッドバロンさん、天狗蔵さ、ウッシーくん、私
■行程 2016年4月9日(土)快晴、最低0℃、山頂中風
■道具 STIGMA160cm、TLT SPEED、TLT5Mountain
05:22( 292m) 片貝第2発電所
06:27( 693m) 片貝山荘(MTBデポ)
06:42( 693m) 片貝山荘出発
07:29( 871m) 橋
05:22(1051m) 最終堰堤
08:47(1254m) 毛勝谷・大明神沢の二俣
09:17(1468m) 毛勝谷二俣
10:19(1843m) アイゼン登行開始
12:17(2327m) 稜線
12:47(2399m) 毛勝山山頂着
13:12(2399m) 毛勝山山頂発
14:17(1052m) 最終堰堤
15:04( 695m) 片貝山荘
15:27( 301m) 片貝第2発電所
時間 10時間04分
距離 33.9km
累積標高差 ±2327m
※トレースが暴れているので距離と累積標高差は参考値


先週の大明神の後、次週は毛勝という話が出ていた。冬眠中のロード自転車を仙台自宅から回収する時期を模索していたので一旦保留したが、予報が0%でThe Day濃厚となり、帰省している場合ではないとコラボさせて頂く^^
前日23時就寝し朝2時半起床! 普段の起床時間とかけ離れた真夜中にも関わらず、目覚ましの10分前という絶妙な時刻に目覚めたことに感動しつつ3時前に金沢自宅出発する。朝移動のお供はコンビニのドリップコーヒー♪ 好みのファミマで買って魚津ICを目指す。
5時集合に対し4時過ぎに到着しそうなため有磯海SAで仮眠し、少し寝坊して、集合5分前のギリギリで現地着(汗)
先着は群馬ナンバーの山スキーヤー3人組。お話しすると自転車は持ってきてないとのこと。片貝山荘まで歩くと2時間以上かかりますと情報お伝えして、気温10℃生暖かい風の中、元気にGoする。ロード自転車しか持ってないウッシーくんはレンタルMTBでの参戦であった。砂利道あるからロードは無理だもんね。
05:22 さぁ出発です♪
05:25 片貝第2発電所の車止めからMTBでスタート。前方の3名が群馬ナンバーの方々(毛勝谷の二俣までで引き返したそうです)
06:01 林道デブリは3カ所。いずれもこの程度の軽いレベル。
06:25 途中休憩なしでちょうど1時間で片貝山荘着。林道は途中から砂利道となり急勾配で体力を使った。とりあえず汗だく。長袖脱ぎ半袖+アウターに着替える。
06:41 自転車デポして先へ進む。例年デブリランドになるすぐ先の右カーブに今回はデブリなし。やはり雪は少ない。
06:41 ウッシーくんのレンタルMTB。昨年オープンしたモンベル立山店で7000円/日だったとのこと。中古でいいので早急に準備した方が財布にはよさそうだね!
06:50 トトロの木にて
07:29 7時頃にスキー登行。ほどなくして阿部木谷の橋に到着。「右からの落石に注意で」と危険認識合わせをして左岸を進む。
07:45 デブリあるがこの程度で楽勝な感じ^^ 以前この付近で緊張を伴う規模の落石あったが今回は静かだった。これから危険? 今シーズンは雪が少ないから安心??
07:57 雪は繋がっていたが1週間後には切れそうな感じ。
08:04 雪は適度に締まっていてシールが効きサクサクと登行(^ω^) 疲労度が全然違うぜよ。
08:05 最終堰堤手前の邪魔な木。私はスキーで踏みつけて通過。レッドバロンさんは力で持ち上げて通過。
08:06 天狗蔵さん
08:06 ウッシーくん
08:17 最終堰堤
ここまで4月上旬とは思えない雪の少なさだったが辛うじて繋がっておりスキーは脱がずに歩けた。数日で雪は切れてヤブが顔を出すだろう。
08:26 懸念していた細い谷は写真の状況で危ういブリッジはなかった。落石恨もなし。
08:32 左右対称な谷♪ 正面は大明神と毛勝の間の2249mピーク。
09:17 毛勝谷二俣
左が進行方向である毛勝谷。右は2249mピークに繋がる谷。
09:25 毛勝谷はデブリランドだった。2週間前の新雪と思ったが近くで見ると地面近くで破断しているように見えた。詳細不明。
09:44 デブリ右側の片斜面を登る。
09:49 デブリの上も歩いてみたが凹凸が激しく難儀した。
10:03 クラック。幅は狭いが深さは2mくらいか。
10:04 光沢部分は凍ってカチカチ。雪が滑って落ちた後、滑り面が凍って固まったもので、雪崩リスクではなかった。しかし、この付近で落石が2回発生。左手前方から大きなカボチャほどの石が小さなジャンプを繰り返しながら極めて静かに落ちてきた。最初に気付いたのは天狗蔵さん。当初落下コースから外れていると思われたが、少しずつ向きが変わりレッドバロンさんのすぐ横を通過。一瞬ヒヤッとした。落石が発生したらいち早く気付くとともに、進行方向を「正確」に推測し、安全側に念のため避難しておくことが重要と思った。
というのも以前、涸沢から奥穂のザイテングラードを残雪期に登行中、左前方で落石が発生した。この時は自分が先頭で登っており、自分の50mほど下に3名ほどのパーティがいた。落石は私の20~30m左側方を転がり、その距離感から後方パーティにも干渉しないコースと思って「ラークッ」は叫ばなかったのだが、石は少しずつ方向を変えてパーティすれすれを通過、肝を冷やしたことがあった。落石は想像以上に転がるコースを変えるため、離れていても「ラークッ」と叫んで発生を共有することと、念のため安全側に避難しておく意識が重要と思う。
10:18 振り返ると彼方に日本海♪
11:01 2030m付近の小さな二俣でアイゼン装着。スキーで登れる可能性もあったが、雪の締まり具合から安全みて装着とした。この先は急勾配のため装着したくても出来ないゾーンとなる。
11:02 稜線を望む
11:12 アイゼン歩行はツボ足が沈み難儀だった…。デブリゾーンの雪が硬いためデブリを探しながらの登行。背後は僧ヶ岳(中央)と駒ヶ岳(右)。
11:14 どうですかこのダイナミックなスケール感!
11:20 超幸運?な虹を見る
「太陽の周りの丸い虹」で検索してみてください。日暈(ひのかさ、ハロ)といい、正確には虹ではなく氷晶による光学現象のようである。
yahoo知恵袋 : 昨日午前、太陽の周りに大きな丸い虹を見ました…
おち研 : 太陽のまわりに丸い虹が見えたら超ラッキー!変な虹の探し方
色の順番(円の内側→外側)が、虹とハロは逆で、虹は紫→青→黄→赤、ハロは赤→黄→青→紫。また虹は太陽と反対方向に見えるのに対し、ハロは太陽の周りに見える違いがあるようだ。
11:57 間もなく稜線
12:20 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 稜線からは素晴らし過ぎる剱岳が!
全員がカメラ野郎と化した瞬間を激写!
眺望ヤバし! 2週連続での幸運に感謝である。とにかく鳥肌モンの感動!
残雪期登山っていいなぁ♪
12:32 毛勝山頂に向けてもうひと頑張り
12:47 毛勝山 山頂 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
出発から7時間20分で登頂! ウォーとにかく感動。気持ちE!! ストレスばかりで落ち込んでいる方、最近感動してないなぁって方、山で綺麗な眺望を見て下さい。超オススメですよ!
山スキー最高! 毛勝最高!!
13:14 至近の剱! 泣けるほど感動!! 実物は写真以上!!!
13:15 感動が収まらないがそろそろ撤収しますか。毛勝谷は面ツル最高のコンディションであることが分かっており、眺望だけでなくスキーも期待出来るのである( ̄ー ̄)ニヤリッ
因みに天狗蔵さんが東又谷(山頂から北側の谷、三階棚滝に延びるルート)を覗き込んだところ谷に雪はなくこのルートは今シーズンは無理とのことだった。(参考 2014年5月6日 阿部木谷-東又谷周回の報告)
13:18 毛勝谷は面ツルだぜぃ
13:19 別角度からの毛勝谷全容、正面は僧ヶ岳だぜぃ 日本海もバッチリだぜぃ
Let’s enjoy Sking! 先が見えない谷にドロップしていく。
13:36 ウッシーくん
13:37 私
13:39 天狗蔵さん
13:44 ウッシーくん
14:10 画面中央下の蟻んこがレッドバロンさん、天狗蔵さん、滑っている蟻んこがウッシーくん。素晴らし過ぎるダイナミックなスケール感である。
14:12 大明神沢。大明神山は右の山に隠れて見えない。谷上部は目視出来ないが、谷の急峻さ、底面細さ、下部にデブリが見られることから上部はデブリランドの可能性がありそうである。リスクは高そうだが大明神登頂後の下山スキールートとして気になる谷ではある。
14:14 間もなく最終堰堤。ルンルン気分で沢にダイブしないように気持ちを切り替えた。
14:18 スキーを脱がずに僅かな雪を繋いで滑走。多少の石滑りはご愛嬌になってしまった…。
14:22 デブリの横断
14:31 橋を渡り林道を滑走
15:01 勇ましき戦士たちは後姿もカッコいい?
15:04 片貝山荘着。さぁラストMTBダウンヒルです( ̄ー ̄)ニヤリッ
砂利道は強烈なバイブレーション、メットがずり落ちて前が見えない & 裸眼+サングラスで視界もボヤけて攻められない。それでも攻めたらチェーン外れる始末アイタタ。天狗蔵さんハンドルから手が離れて転倒、レッドバロンさんは急停止した天狗蔵さんを避けようとして転倒。砂利道も元気に楽しもうとするとイロイロと発生するのだが、これもまた楽し^^
15:27 大満喫の山行を終えて
なぜこれほどまでに楽しいのか? この楽しみを長く続けられるように精神と肉体の健康を維持したいものである。
p.s. 今回もフキノトウをゲットしました^^ 今回は天ぷらかなぁ^^
16:23 魚津からの毛勝山。楽しい山行をありがとう!
皆で「はじめ家」というラーメンを食べ、金太郎温泉で締めた。コラボのみなさんありがとうございました!


コメント
いやはや素晴らしいブログに感動です。カメラの性能の違いがもろに出ています。迫力が違いました。スケールの大きさがうまく表現されていました。また参考にさせてもらいます。本当に素晴らしい眺望とスキー滑降でしたね。
レッドバロンさん
土曜日はお疲れ様でした。もう最高の山行でしたね!
手荒く取り扱っていますがCANON G15は高性能なんですよね^^
防水なし、低温で液晶表示が崩れる、連写が遅いとスキー向きではないですが、画質はかなり気に入っていました。
天候が悪い予報の時はアウトドア仕様を持参するようにしています。
土曜はおつかれさまでした!
こんな近くにこんなにも素敵な場所があるとは、地元なのに全く知りませんでした。大スケールの谷を滑る蟻んこみたいな自分たちの写真がイイですね♪山行に行く毎に、色々揃えたい道具や改良したい装備がでてきますが、とりあえずMTBの準備が先決ですね!またよろしくお願いします!
今週は毛勝山と、なかなか満喫太郎ですね。
土曜日は風は強かったが1日通して天気もよく、最高のタイミングでしたね。
ウッシー君には、富山在住なら毛勝山がいいよと勧めたのら、早速コラボしてましたねー。
こっちは笹倉温泉から火打山に行って来ました。先生が行ったルートはデブリだらけだったのでピストンでしたがナイスざらめを楽しめました。
日差しが強く、色の薄いサングラスだったので雪目になってしまい昨日まで目がチカチカしてました。
肝心の雪ですが、最初の橋からスキーは使えました。帰りも雪が切れることはなかったですが、もうじき一部切れそうです。
北面台地は例年より少ないですが、まだ楽しめますよ!
ウッシーくん
土曜は最高でしたね!
綺麗な写真がたくさん撮れたのも良かった^^
ロードとMTBの2台所有は保管場所の問題もありますが、春の山スキーの必需アイテムなので準備するしかないですね(笑)
またヨロシクです!
キムキムさん
風は危惧してましたが予想より弱くラッキーでした。
ウッシーくん爽やかにヤル気マンマン男で期待の新人となってますね^^ ポテンシャルも高く今後が楽しみです。
先週は笹倉からの火打山でしたか。あの長い林道を歩いたんですね^^
春の山スキーは残り数回ですから、美味しい山を満喫しないとですね。
焼岳は登ってますが火打はまだなので心惹かれるものがあります。