9.槍ヶ岳スキー(飛騨沢滑走、1day往復)

槍ヶ岳

よすあき氏のリクエストで槍ヶ岳スキーへGo。3月中旬だが気温-12℃で飛騨沢はパウダーが残っていた♪
■メンバ レッドバロンさん、よすあき氏、私
■行程  2017年3月18日(土)晴れ、弱風、最低-12℃(槍ヶ岳山荘-5℃/11時)

02:41(1088m) 駐車場
03:06(1161m) ゴンドラ新穂高温泉駅右俣谷スキー歩行開始
04:46(1489m) 白出沢(アイゼン装着)→シール滑走→浦田川まで滑ってシール歩行
06:15(1755m) 滝谷避難小屋
07:13(2004m) 槍平小屋
08:30(2315m) 飛騨沢開始点
10:59(3013m) 飛騨乗越
11:36(3081m) 槍ヶ岳山荘着
12:07(3081m) 槍ヶ岳山荘発
12:42(3010m) 飛騨乗越より滑走スタート
13:21(1991m) 槍平小屋
13:37(1756m) 滝谷避難小屋
13:51(1500m) 浦田川より白出沢まで登り返し
14:53(1102m) ゴンドラ新穂高温泉駅スキー滑走終了
15:09(1059m) 駐車場

距離 32.0km(トラック暴れており参考値)
行動時間 12時間28分
累積標高差 2356m(トラック暴れており参考値)
0318map.jpg
0318alt.jpg
諸事情により先週で今シーズンクローズのよすあき氏から今週も行けることになったとの連絡。予報も良いのでビッグに槍ヶ岳というリクエストであった。槍ヶ岳と言えば天狗蔵さんも行ってみたいと聞いていたので先週の僧ヶ岳メンバに提案してGoが決まる。天狗蔵さんは都合悪く3名となる残念! また次回で!

往復33km、行動時間13時間半、累積標高差±2600m、3時出発で16時半戻りという内容。今回は時期が2ヵ月早くラッセルの可能性があり板も太く重いのだがメンバが強力のため同じ3時出発とし金沢組は0時徳光PAで待ち合わせ新穂高温泉に向かった。よすあき氏は30分睡眠、私は貫徹でのGOとなる。大馬鹿物である。
170318-024111.jpg02:41 無料Pより出発
いつもの記念撮影♪
170318-024222.jpg02:42 登山届を提出
下山時は下山届も提出した。
170318-034409.jpg03:44 暗闇の右俣谷の林道を進む
スキーと登山ツボ足のトレースをありがたく使わせて頂く。ラッセルが深いと行程が遅れると危惧していたが3連休だし飛騨沢まで続いているだろう。気温-5℃程度で雪は締まっていた。
170318-041315.jpg04:13 林道は果てしなく長い
そこそこの傾斜があるので帰りは滑走で楽が出来そうである。3月ならGWのように雪が緩むこともないはず^^

アクシデント1
先週の僧ヶ岳で判明したブーツ内側の踝がアタる件、ソール中敷き追加と靴下の調整で挑んだが、調子よかったのは最初の30分だけで両足とも痛みが出てお先真っ暗状態となる。今日は長いのに…。シェルの形状が脚の形に合ってないのでシェル出しするしかなさそう…。

アクシデント2
ハイドレーションが凍結して水飲めず…。ザックに入れたボトルの水も氷った。ザックのハイドレーション収納部にキャメルバックを入れていたレッドバロンさんは体温で加温され凍らなかったので、低温予想される山行では魔法瓶を出し入れするか、ハイドレーションなら体温で凍結防止する必要がありそう。もちろんホースはザックの肩ハーネスを通す必要がある。
170318-044537.jpg04:45 白出沢
出発から2時間でようやく白出沢。変化のない只管の平坦路は精神的にキツかった。この登り、雪が固くてシールが滑りやむ無くアイゼンを装着した。
170318-050135.jpg05:01 アイゼン履けば楽勝^^
170318-053801.jpg05:38 浦田川へ
白出沢で林道終了。樹林帯に入りシールのまま浦田川まで林間滑走。帰りは登り返しである。
170318-055611.jpg05:56 気温-12℃
この時間帯が一番気温が低かった。因みにケガ指が一番冷えたのは稜線(飛騨乗越)で下山スキーの準備をしている時。気温は-5℃だったが風が強く若干ドス黒く変色し焦った…。
170318-062604.jpg06:26 滝谷避難小屋近くに張られたテント
170318-062815.jpg06:28 ジャンダルム

170318-063317.jpg06:33 デブリ脇を通過
170318-070910.jpg07:09 槍平小屋
170318-071132.jpg07:11 冬季避難小屋
屋根の積雪は2m近い。
170318-073213.jpg07:32 飛騨沢は写真遠方に見える尾根の更に先!
170318-080621.jpg08:06 天気は予報通り^^
170318-081638.jpg08:16 雪は厚さ5cmのモナカで帰りは難儀しそう(>_<) 170318-083301.jpg08:33 謎の生命体
170318-083306.jpg08:33 飛騨沢突入!
170318-085935.jpg08:59 広大な大斜面
ここからが長かった。稜線は目には近いが時間の割に距離が縮まらない。
170318-090019.jpg09:00 振り返り
テント泊装備の登山者を追い抜いた。重いザックと沈む脚に相当難儀していた。ガンバである。
170318-101107.jpg10:11 睡魔との闘い
この付近で睡魔がピーク。寝ながら登っている状況。立ち止まって目を閉じるとそのまま意識を失う睡魔が30分以上続いただろうか。意識朦朧。板に付く雪の形がキリンビールの麒麟に見えたり、人や動物の顔や体に見えたりといった変な感覚があった。
170318-101731.jpg10:17 レッドバロンさんも脚がピーク
170318-111704.jpg11:17 稜線手前で大ブレーキ
固い雪にシールが滑り立往生…。アンペレージで使っているVOILEのクトーは雪を綺麗に除去しないと取り付け出来ない構造のため装着が手間で時間もかかる。この間ケガ指を冷やすこともあり先頭のよすあき氏から雪が固いコールがあったにも関わらずクトー未装着で挑んでハマってしまった。他の方はクトー装着しており難なく通過。私は身動きが取れなくなりウィペットを突き刺して体勢を立て直し何とか自己復帰したが、稜線まで残り10mという位置でスキーを外してザックに固定して石の上を歩くハメとなり、その間、風吹く稜線でメンバを待たせてしまう大失態。最も犯したくない行動にトホホな大反省であった。
170318-113552.jpg11:35 槍ヶ岳山荘着
出発から約9時間。穂先アタックは凍結による滑落リスクから断念しここまでとした。前回はピッケルで登頂したがハシゴ手前の雪のテラスで滑落リスクがあり脚が震えた。今回は3月で雪が固いのと、進退窮まった時の回避装備を持参してないことからアタックはハイリスクと判断。
何名かアタックしていたが、単独の方は雪のテラスの下降だけで10分以上かかっており相当難儀されていた。別の2名パーテイはクライミング装備だったが往復で1時間半かかったとのこと。この時期にトライするなら十分な時間的余裕と日差しで雪が緩みピッケルが刺さるコンデションそして装備面など十分な準備が必要と思う。
170318-114926.jpg11:49 というわけでまったりの昼めしタイム♪
よすあき氏、バーナーを担ぎあげてのラーメンときた。流石である。しかし低温(-5℃くらい)と標高(3000m)の影響で着火が出来ずレッドバロンさんにライターを借りての着火となった^^ 標高が高いと電子式は火花が弱く着火出来ないことがある(以前経験)。バーナー付属の着火システムは電子式のため予備ライターが必要なのだが、火打石式(ガリガリと音がするタイプ)じゃないと意味がないのでご注意を。
170318-115001.jpg11:50 小屋テラスからの眺め
常念岳
170318-121427.jpg12:14 小屋裏手かのら眺め
西鎌尾根と最遠方の山は黒部五郎か
170318-121611.jpg12:16 高きモチベーションに乾杯!
170318-121757.jpg12:17 飛騨乗越に下る
前方の山は大喰岳(おおばみだけ)
170318-123814.jpg12:38 スキー滑走準備をして
170318-124901.jpg12:49 飛騨沢大斜面にドロップイン!
170318-125136.jpg12:51 -5℃で雪軽し♪
170318-125635.jpg12:56 写真を取り合いながら飛騨沢を滑って
170318-130615.jpg13:06 樹林帯を抜け
170318-130637.jpg13:06 懸案のモナカは緩んで快適雪となり
170318-131924.jpg13:19 あっという間に槍平小屋に到着
170318-133508.jpg13:35 浦田川に沿って滑走し登り返して白出沢へ。その先は林道をジェットコースター。
170318-145208.jpg14:52 新穂高温泉到着
約12時間! 温泉で締めてレッドバロンさんと別れた。
レッドバロンさん、よすあき氏、大変お世話様でした!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

コメント

  1. 多摩太郎 より:

     お早うございます。
    またびっく山行でしたね。。。 ! !
    行きは よいよい  帰りはあっという間に。。。
    ジャンダルムが迫力あります。
    凄い体力 気力にビックリです。

  2. 管理人 より:

    多摩太郎さん
    槍平までの長過ぎる平坦路が精神的にキツイですが、ジャンダルムや笠ヶ岳、また稜線からの北アルプスを見渡す眺望は感動しますね~
    下山スキーは一か所登り返しがありますが、ここ以外は適度な傾斜がありずっと滑って下山出来るので早くて楽ですね^^