27.槍ヶ岳MTB登山(1day)

槍ヶ岳

高速休日1000円最終週末は遠征でしょう。候補は未登頂の100名山で北岳-間ノ岳(南ア1泊)、仙丈-甲斐駒(南ア1泊)、空木岳-木曽駒(中央ア1泊)あたり。しかし、土曜の予報が日を追う毎に悪化し金曜には全てで雨が確定してしまった。せっかくの3000m超級に雨天視界不良では登る価値が半減してしまう。結局晴れ予報の日曜日に日帰りで槍ヶ岳(3180m)に登ることにした。

■メンバ 単独
■行程  2011年6月19日(日) 晴れ上部はガス、無風、8~15℃

02:30(1393m) 駐車場所出発
02:33(1323m) 釜トンネル
04:21(1613m) 横尾山荘(ここまでMTB)
05:36(1817m) 槍沢ロッジ
08:52(3064m) 槍ヶ岳山荘
09:17(3180m) 槍ヶ岳山頂着(出発から7時間、横尾から5時間)
09:34(3180m) 槍ヶ岳山頂発
09:56(3064m) 槍ヶ岳山荘
11:23(1817m) 槍沢ロッジ
12:20(1613m) 横尾山荘(ここからMTB)
13:38(1323m) 釜トンネル
13:45(1393m) 駐車場所着(槍ヶ岳山荘から3時間半、横尾から1時間半)

累積標高差 ±2407m
時間 11時間15分
距離 55.0km

0619kamaton.jpg2:33 1323m 釜トンネル入口
前日は金沢を15時頃出発して平湯で温泉に入り18時半中ノ湯駐車場所にスタンバイした。翌朝出発は2時半なのでカップ麺と眠り薬(焼酎)で止む気配の無い雨の中、20時半、早目に寝袋に入る。
翌朝2時雨は上がっていた。路面ビショビショで止んだばかりという感じ。テンションイマイチだが晴予報を信じ行くしかないでしょう。ヘッドライトを点けて定刻2時半にMTBで出発する。
釜トンネル入り口でお決まりの写真撮影。トンネルは全長1310mで急勾配だ。先週の白山膝痛の一件もあるので負荷がかかり過ぎないよう慎重に漕いでいく。

0619yokoo.jpg4:21 1613m 横尾
スキー、ブーツが無く軽い分、漕ぎは楽で横尾まで1時間50分だった。膝痛の予兆も無し。それにしても月の無い未明は実に暗い。3時半まではヘッドライトだけが頼りのスリリングなダートMTBだった。

0619nirinsou.jpg4:40 1620m 山道
横尾から槍沢ロッジまでは槍沢のせせらぎを左に感じながら勾配の緩い山道を歩く。

0619kurebasu.jpg6:17 1992m クレバス
1970m付近から一気に増えた残雪には所々クレバスが走っている。深いところで2m超で転落するとヤバイ感じ。

0619nakaoobami.jpg6:50 2109m 中岳、大喰岳
大曲を過ぎると中岳と大喰岳(おおばみだけ)が飛び込んできた。槍は?と探すが僅かに右の山に隠れ見えない。。。意外とジラしますな。この付近から12本爪アイゼンとストックで登る。

0619akasawayaam.jpg7:10 2249m 赤沢山(2670m)
振り返ると赤沢山がデカイ。

0619setumen.jpg7:15 2294m 雪面
雪は多く槍ヶ岳山荘から2100mまでの標高差900mはスキー可能な感じ。石は少ないが雪面はスプーンカットなので快適滑走とは行かないか。

0619yari.jpg7:53 2600m 槍ヶ岳
天狗原分岐先の急登を越えると穂先が顔を出した。おぉ。別の山からは何度も見ているが実物を間近で見ると感慨深いものがある。日本第5位の標高3180mまでもうちょい。ガスる前に登頂しますか。この距離感なら後1時間くらいか?

0619border.jpg8:01 2658m ボーダー
ガンバった者にだけ与えられる快楽。見ているだけでも気持ち良さが伝わってくる。この日はボーダー2名、スキーはゼロだった。登山者は少数パーティが20名程度と17名の大パーティ。大パーティは松本の山岳会とのこと。毎年この時期に静かな槍を楽しみに来るそうだ。雪の量についてお聞きすると、GWまでは多かったがその後の雨と高温で融雪が進み現時点では例年以下だそうだ。

0619sanso.jpg8:54 3070m 槍ヶ岳山荘と大喰岳(3101m)
槍ヶ岳山荘に到着。横尾から4時間半、中ノ湯からは6時間半だった。最後の標高差300mは例によって着きそうで着かなかったが余力は十分で苦にはならなかった。眺望は残念ながらイマイチ。近隣の山々は雲の中だった。

0619hosaki.jpg8:57 穂先
急峻にそびえる石の塊は標高差100mである。頂上手前に5m程の垂直なハシゴが見えた。なんと恐ろしい場所に。。アイゼンとストックをデポしたら取り付き開始。

0619sancho.jpg9:17 3180m 山頂
出発から7時間、横尾から5時間で山頂着。天空のハシゴは緊張で体に力が入ったが、全体的にホールドが多く安定し浮石も少ないので3点確保で不安は感じなかった。雪も無し。奥穂の岩登りよりは難易度は低いと思う。

100名山登頂はこれで33座になった。登山を始めて3シーズン目にしてはハイペースと思うが近場は概ね登り尽したので今後はペースダウンだろう。

0619hashigo.jpg天空のハシゴ
設置した苦労に感謝である。命がけの作業だったに違いない。
山頂では写真撮影のみ。山荘で食事休憩して10時20分下山開始した。小学生時代に極めたミニスキーの感覚で残雪斜面を靴スキーで滑り降りる。長い距離を上手に滑っていたら、その様を見たパーティから歓声を受けた^^

山荘から横尾まで  2時間
横尾から中ノ湯まで 1時間半(MTB)

0619map.jpg累積標高差 ±2407m
時間 11時間15分
距離 55.0km

備考録
・槍ヶ岳山荘からの大斜面は標高差1000m超と滑り応えがあり残雪期スキーには良さ気な感じ。横尾からのアプローチが長いのが難点か。
・横尾から中ノ湯へのMTB帰路は明神橋に近づくにつれ観光客が増えてくる。観光客優先とし要所ではMTBを降りて押すこと。
・7月以降の上高地は観光客が増えるだろう。安全面からMTBは6月末までとすべき。
・水場が多いので2リットル持参で足りる(不足時は補充)
・時間配分     計画  実績
———————————
中ノ湯→横尾   2時間   2時間
横尾→槍山頂   6時間   5時間
槍ヶ岳山荘→横尾 5時間   2時間
横尾→中ノ湯   1時間半  1時間半
合計       14時間半 10時間半

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

コメント