39.蔵王STS with ご来光(鳥の海起点126km10時間行動)

蔵王山

2016年時間切れ敗退した蔵王STSをリベンジ。交通安全性・熱中症を考慮した結果、ご来光狙いの22時出発でGoする。山頂はホワイトアウトな濃いガスだったが瞬間的にご来光を拝むことが出来た^^

■日時 2020年8月13,14日(木、金) 曇り/ガス、30℃超/10数℃、弱風/中風 (ライド/登山)
■メンバ 単独
■バイク EMONDA/TREK

22:07 [  0km] 鳥の海無料駐車場
00:32 [ 40km] 鳥居
03:09 [ 59km] エコーライン終点
03:29 [ 59km] 登山口発
04:41 [ 63km] 刈田岳山頂着
04:49 [ 63km] 刈田岳山頂発
05:33 [ 66km] 登山口
06:16 [ 84km] 鳥居
08:16 [126km] 鳥の海

自転車+登山
行動時間 10時間9分
距離 126km(うち自転車 120km)
自転車平均速度 19.8km/h(サイコン)
累積標高差 ±2712m
Ride with GPSでの詳細ルート(ダウンロード可能)

0814map.JPG
0814alt.JPG
お盆の4連休はのびのびになっていた鳥海山STSを予定したが今回も天候がヨロシクない。花のシーズンから更に遠ざかるが独立峰から望む日本海の眺望ゲットは外したくないので泣く泣く見送りに。
そこでの蔵王STSであった。

蔵王STSは鳥の海(阿武隈川河口)起点で2016年8月14日にトライしている。金沢在住の当時は仙台帰省時に急に思い立って実行したため、調査不足、出発時刻遅れもあり時間切れ敗退だった。すぐリベンジしたかったが金沢在住だと何かと手間なため仙台帰任後と思っていた。

温泉、スキー、樹氷で有名な蔵王は東北地方を南北に連なる奥羽山脈の宮城と山形の県境に位置する。「蔵王」は「蔵王連峰」を指しピークは1841mの熊野岳になる。そして標高1606メートルの刈田峠で両県を繋ぐ全長26kmの山岳道路が蔵王エコーラインだ。宮城側は仙台市街を越えて太平洋までと眺望抜群、冬期閉鎖からGW明けに開通されれば高さ10mに及ぶ雪壁ドライブを楽しむことも出来る。森林限界(標高1000m)からのハイマツ帯の景観も良く、宮城県民の馴染み深い山であり、この山のSTS達成は私のMUST案件だった。

敗退から温めること4年、奇しくも同じ「8月14日」にリベンジとなった。
核心部は20km連続する標高差1200mのヒルクライムである。
膝痛もちの自分にとって無策で突っ込めば即終了となる可能性すらある。
というのも、、、

0814kobai.JPG
蔵王は1841mと標高こそ低いがライドの獲得標高1600mは富士山STSに次ぐ2位であり、あの白馬STSよりも高難度なのである。

膝負担軽減策は適度な膝休めとジグザグ走行。ジグザグ走行は車の交通量がキモのため、交通量が少ない深夜にクライムすることにした。深夜なら熱中症の予防にもなる。流れで「ご来光」も絡めますかとなった。

ライドルートはRideWithGPSで作成し、eTrex20x/Garminに転送(ブルベと同じ要領)。
時間配分は前回レポと過去STS実績を参考にして以下見積もった。

鳥の海→鳥居 40km2H
鳥居→エコーライン終点 20km標高差1500m3H
刈田岳登山往復2H
エコーライン終点→鳥の海2.5H
山頂まで6H、往復合計10H

日の出は4時50分なので、山頂4時着として10H前の22時出発という計算。
自宅を20時過ぎに出発した。

200813-220317.jpg22:07 鳥の海スタート地点
港にあるトイレが併設された無料駐車場を利用。港は夜釣りの人が多く「ひっそり」という感じではなかった。長時間駐車は車両荒らしもリスクなので。。

200813-234443.jpg23:44 愛妻?おにぎり with アルミ箔塩
アルミ箔塩はナイスだった^^

200814-003230.jpg00:32 鳥居
ヒルクライムはここから

200814-015331.jpg01:53
この先の駐車場で立ちゴケしてしまった…(泣)
休憩からの出発時、忘れ物チェックで低速でフラフラとUターン走行したのが失敗だった。
この付近で長袖着用。気温10数℃だろうか。

200814-032742.jpg03:27 刈田峠着
リフト乗り場近くに自転車デポ。リフト営業開始は9時。
エコーラインでの休憩は2回だけだがジグザク走行の効果か膝痛は兆候なし^^ 交通量も殆どなく狙い通りだった。
それよりも立ちゴケ部が痛い(泣) 影響ないレベルだが。

200814-032847.jpg03:28 登山開始
クライム中は星空だったのに激烈に濃厚なガスに…。ホワイトアウトに等しい状況。

服装
サイクルシューズからトレランシューズに履き替え
長袖の上にストームクルーザ着用
レッグカバー装着(立ちゴケで膝出血のため筒状にしたビニール袋を膝に履かせその上から装着)
ヘッドライト切れの保険として自転車ライトを外して携行

200814-035643.jpg03:56 危険表示
風は西から東(万が一お釜方向から有毒ガスが発生しても遠ざかる方向)なのを確認しつつの歩き。一応このあたりの用心は癖です^^

200814-040350.jpg04:03 行先表示のポール
10m間隔なのだが次のポールが全く見えないホワイトアウトっぷり。山スキーの様相。

200814-042308.jpg04:23 避難小屋手前
眼鏡が曇り足元視界もままならない歩きはシンドカッタ。この写真はガスが切れた一瞬に撮影。

200814-043049.jpg04:30 稜線もこんな感じ
ご来光はダメっぽい。とりあえず熊野岳方向に歩く。

200814-044424.jpg04:44 熊野神社

200814-044717.jpg04:47 熊野岳

200814-045319.jpg04:53 ご来光ゲット
奇跡的にガスが切れた瞬間だった。

200814-045801.jpg04:58 拡大写真

200814-050228.jpg05:02 お釜と私♪
これもガス切れた瞬間。

200814-050457.jpg05:04 枯れかけのコマクサ

200814-050714.jpg05:07 避難小屋までを振り返る
次のポールが全く見えないほどの視界不良では慣れてない方の行動は危険です(気持ちが不安定になり思考力・判断力が低下。低下しなければ安全確保しながら歩くだけなので問題ないです)

200814-051136.jpg05:11 左手が宮城側(お釜側)

200814-051614.jpg05:16 お釜を違う場所から
ガスが切れたタイミングまで待って撮影

200814-052656.jpg05:26 稜線からリフト乗り場までの登山道

200814-055514.jpg05:55 デッパツ
ダウンヒルは体が冷えるのでレッグカバー、ストームクルーザを着用したまま。シューズだけ履き替えた。

白馬STSのダウンヒルでは速度コントロールミスでコースアウトするという大失態をしているので、安全運転を強烈に意識してのGo! この自問自答が重要。

ダウンヒル途中のビューポイントにて
ガスは山頂付近のみらしい。ヒルクライム中は星が綺麗にみえていたのでガッツリのご来光を期待していたのだが甘かった。まぁ一瞬だけ拝めたのでラッキーと考えよう。

200814-061631.jpg06:16 鳥居
20kmのダウンヒルは凄い距離だった。ここを夜中に単独で、、、モノ好き感ハンパなし。

200814-063406.jpg06:34 立ちゴケのケガ
写真では分かり難いが2か所とも傷が盛り上がっており単なる擦り傷とちゃう。。
特に気にしてませんが(笑)
ここで、長袖シャツ、ストームクルーザー、レッグカバーを外し、サングラス着用。日焼け止めして炎天下装備へ。

そして8時15分ごろ激暑の鳥の海に到着。長い一日が終わった。
駐車場所のトイレで濡れタオル拭き&ギャツビー爽快ウェットティッシュでさっぱりして、亘理の妻実家に寄って帰路についた。

■まとめ
敗退から4年越しのリベンジを果たせた。交通量が少なく、寒いほどに涼しく、時間配分もバッチリと計画通りだった。
膝痛は兆候もなし! ただ直登とジグザクは膝負担に激烈な差があるので、今回の結果から「膝が強くなっている」とは考えていない。。残念だが。

■持ち物
ザック(クロスランナーパック15/montbel)
登山長袖シャツ
ストームクルーザー(Montbel)
レッグカバー
トレランシューズ
日焼け止め
サングラス
熊鈴
塩飴×10、アミノバイタル×2、行動食(おにぎり×3、カロリーメイト×2箱)
ビニール袋
ワイヤー鍵
スマホ
財布(現金、クレジットカード)
空ペットボトル

■服装
サイクルグローブ
Tシャツ
サイクルパンツ
帽子
ヘルメット
ヘッドライト(ICON/BlackDiamond)

■自転車装備
フロントライト×1(Volt400/CATEYE)
リアライト×2(オムニ5/CATEYE)
GPS(eTrex20x/Garmin)
サイコン(マイクロワイヤレス/CATEYE)
パーツケース(いつものセット)
ボトル600ml(水)

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コメント

  1. 多摩太郎 より:

    こんにちは
    残暑おみまいもうしあげます
    天気予報など観ていても、けっこう仙台界隈も30度を超えるようですね。
    バイクで蔵王を極めたのですね。
    すごいです。。。 ! !

  2. 管理人 より:

    多摩太郎さん
    11年ぶりの仙台の夏を過ごしていますが、昔感じなかった暑さですね。朝晩は涼しいものの日中は金沢と大差ない気がするほどです。
    蔵王STSはようやくリベンジ出来ました。ご来光がバッチリ拝めれば最高だったんですがそう上手くはいきませんね(笑)
    異常に暑い日々、疲れを貯めないように涼しくしてお過ごしください^^