THE DAY間違いない予報に急きょ唐松岳にGoする。吹きっさらしの八方尾根は雪が硬いはずとSTIGMAをチョイスするが雪が深く完全な選択ミス! トップが沈むのでツボ足トレースを使用させて頂くと、板が滑りストックで踏ん張る上半身酷使の登りとなった。単純標高差1800m超のガッチリ系山行を大満喫!
■メンバ 単独
■用具 STIGMA160cm、TLT SPEED、TLT5Mountain
■行程 2015年3月15(日)快晴、強風、駐車場-6℃・最低-10℃
04:13( 819m) 無料駐車場発
06:41(1838m) 八方池山荘
09:10(2417m) 丸山ケルン
10:17(2645m) 稜線
10:41(2696m) 唐松岳山頂着
11:01(2696m) 唐松岳山頂発
12:33( 812m) 無料駐車場着
時間 8時間19分
距離 21.7km
累積標高差 ±3465m

当初予報は悪かったので取立山でお茶を濁すつもりだったが、全国的な晴れ予報に変わっていることに土曜日の昼過ぎに気付いた。遅すぎ? 取立山は論外となり、槍、四ツ岳、焼山、唐松が選択肢として浮上。3,4日前のまとまった降雪から単独ラッセルと雪崩リスク、登頂の可能性から手堅いところで唐松をチョイスする。
土曜夜9時過ぎ金沢自宅発。途中睡魔で2回ほど仮眠したせいもあり八方尾根スキー場着はAM1時…。3時半に気合いで起床し、気温-6℃の硬いバーンを半寝状態で登り始める。さぁ単純標高差1800m超の長い山行のスタートである。
04:34 国際ゲレンデから白馬村を振り返る
国際ゲレンデは非圧雪バーンで、滑走で荒れた新雪が融けて固まった状態。毎度のことだがSTIGMAのエッジむき出しシールはグリップが弱く序盤からストックで踏ん張りながらの登り。結構シンドイ…。1st急登の上でクトーを装着する。
05:37 兎平手前
天気は予報通り( ̄ー ̄)ニヤリッ
06:02 兎平ゲレンデでご来光
06:28 グラートクワッド脇からの鹿島槍と五竜
06:32 グラートクワッド終点
写真の人影は大半が写真登山者。登頂狙いはこの時間は10名程度だった。
06:45 八方池山荘を振り返る
07:04 八方山ケルン
07:04 四方八方素晴らしき眺望!
07:13 唐松岳は果てしなく遠い
07:19 尾根は強風で足元に雪の川が流れる
07:25 八方ケルン
07:37 第3ケルン
07:43 破断面
目を凝らすと1m以上の厚みで破断していた
08:04 五竜岳
08:20 気温-5℃くらい
風は強いが日差しがあるので寒くはなかった。
08:39 この付近160cm幅狭のSTIGMAはトップも沈む
モナカで沈むのが非常に厄介! 沈んだトップで表層を砕いて持ち上げるとモナカは四角く割れる。流石に効率が悪くツボ足トレースを使用させて頂くが、直登は板が滑り上半身酷使の熱い登りとなる。
09:10 丸山ケルン
09:18 雪煙立ち込める稜線
稜線は強風間違いなし! いつものことではあるが…。
09:35 スキーは私が先頭
リフト始動前からの登山者は10名ほど。この他に尾根上でテント泊したパーティが2組4名ほどいた。私以外はツボ足登山者。大半は八方池山荘宿泊と思われる。国際ゲレンデから登ったのは私のみで兎平からは3名のアイゼン跡が先行していた。この付近でスキーを担ぎアイゼンに切り替える。
10:12 稜線手前
狙い通りの快晴のうちに山頂を踏めそうである(^ω^)
10:15 稜線へ
10:34 唐松山頂へもうひと頑張り
右手の雪庇は発達していた。
10:43 唐松岳山頂
出発から約6時間半で登頂。
剱岳
唐松は好天確実な日に登りこの剱をゲットしてください!
五竜岳
狙い通りの360度パノラマをゲット! 遥か遠方に槍ヶ岳、日本海は近かった。もう最高の気分。
強風だが気温-5℃で日差しがありまぁまぁ暖かかった。写真を取り合ったらシールを剥がしアイゼンを収納し20分ほどで下山滑走開始。稜線はカチカチのため横滑りでコルまで降り板を担いで山荘まで登りあげ、尾根滑走のスタートとなる。
11:36 気持ち良く滑ったのはこの斜面くらい?
尾根斜面は表面がパックされ大半は滑り難かった。八方池山荘に近づくと雪が重くなる状態…。
この日は梅さんも来ていたらしく2361m点からの北斜面で面ツル上質パウダーをゲットしたようである。私は登頂が主眼のため達成後はモチがダウンし気分は温泉モードであった(>_<) もったいない?
12:05 兎平
第52回全日本スキー技術選手権大会だったらしい。
メモ
・幅広の板は硬い雪の登りには不向きかと、アンペレージとSTIGMAを持参。駐車場の硬い雪質からSTIGMAを選択したがアンペレージが正解だったと思う。尾根滑走も幅広の方が沈まないので滑り易かったはず。
・下山滑走の11時頃の尾根は大量の登山者(山スキーが多い)であふれていた


コメント
やっぱりDルンゼ滑降したかったのでは。梅さん達も八方にいたようですが、破断面を見てDルンゼを取りやめたようです。
私は、土曜日の山行で何となく満足してしまい、嫁さんに付き合っていました。たまにサービスしておかないと山に行かせてもらえなくなります。土・日と全日本技術選もやっていたので、BCスキーではなくそちらを見に行くことも考えていたのですが。
私たちが今シーズンレッスンを受けた、藤井選手が3位になったので、私たちの求めているスキー技術は、間違っていないようです。
今シーズンは、天狗蔵君を誘ってDルンゼ滑降をやりたいと考えています。
お早うございます。
唐松岳。。。まだまだ冬の様相ですね。かなり多くの人が登っています。
やっぱり人気の山ですね。
立山 剣の展望いいですね。
レッドバロンさん
ルンゼは残雪期というイメージでして考えてませんでした。
Dルンゼではないですが、谷方向への滑走面に1m以上の破断ありましたし、しばらくはリスクある感じでしたよ。
晴れの日が増えてきますから、これからは週末を大事に過ごさなければと思います。
白山の除雪が始まったら別山行きましょう!
多摩太郎さん
北陸では大きな山を独り占め、誰にも合わない単独山行もしばしばですが、人気の八方尾根は山スキーヤーの絶対数が違いますね。
前方にも後方にも人の目があったので気持ち的に安心の山行でした^^
はじめまして。
失礼ですが、安全第一ということで今後の山行のために書かせて頂きます。
八方尾根スキー場は営業期間中、夜間のゲレンデを立入禁止にしています。理由はしっかりしていて、ウインチ付き圧雪車が張っている長いワイヤーが跳ねると人間の体などひとたまりもなく、非常に危険だからです。
ゲレンデ状況 | 白馬八方尾根スキー場
http://www.happo-one.jp/gelande/condition.html
白馬八方尾根スキー場さま
HP確認しました。
夜間(pm17:00~am7:30 )の立ち入り禁止なのですね。知りませんでした。
今後は禁止期間中は立ち入らないようにしたいと思います。
因みにスキー営業の期間中でしょうか?
管理人殿、ご確認ありがとうございます。
私、北陸在住の一般人です。スキー場の人間ではございません(笑)
そのため、すみませんが正しい禁止期間は分かりかねます。
山スキー初心者です、これからも記録を参考にさせて頂きます。お互いご安全に行きましょう!
htbさん
そうでしたか。
万が一圧雪車との接触やワイヤー事故が起きると責任が問われるのはスキー場側となるでしょうから、やむを得ない気はしますね。