1dayMTB槍ヶ岳スキー。山頂からの眺望は間違いなく今シーズン1番! 過去を振り返ってもベスト3には入る360度パノラマだった。槍ヶ岳という北アルプスの中央に位置する山で好天に恵まれる幸運。全てに感謝である。
前回の報告
2011/06/19 槍ヶ岳MTB登山(1day)
■メンバ 単独
■用具 freeride164cm/SKI TRAB、Explore/DIAMIR、TLT5Mountain/Dynafit
■行程 2012年5月13日(日)快晴、無風、-3℃~
02:00(1315m) 釜トンネル発
03:42(1693m) 横尾山荘(ここまでMTB)
05:14(1813m) 槍沢ロッジ着
05:32(1813m) 槍沢ロッジ発
09:07(3056m) 槍ヶ岳山荘
09:45(3180m) 槍ヶ岳山頂着
10:20(3180m) 槍ヶ岳山頂発
10:40(3063m) 槍ヶ岳山荘
11:00(3063m) 槍ヶ岳山荘発
11:39(1813m) 槍沢ロッジ
13:09(1693m) 横尾山荘(ここからMTB)
14:15(1315m) 釜トンネル着
累積標高差 -
時間 12時間15分
距離 -
GWの消化不良を一撃で解消するには濃厚な山行しかないと上高地からの槍ヶ岳1dayMTBスキーを計画。前日の槍ヶ岳山荘ライブカメラによると気温-5℃と軽い新雪だった。この時期の新雪は基本的に弱層(アイスバーン)の上に積もるため即雪崩リスクになるが、この程度なら心配無用と冬山の装備で20時金沢を出発する。
道中、気温はどんどん低下し平湯は0℃と寒い。駐車場所には既に3台、YASUHIRO氏と思われる車もあった。明日はどの山に行かれるのか。いずれにせよ濃厚な山行に違いない。2時に目覚ましをセットし22時半寝袋に入る。
2:00(1315m)釜トンネル
ふと目が覚めると1時半だった。もう起きるしかないでしょう。いつもの手製サンドイッチを食べてMTBに跨る。星空が綺麗な放射冷却で0℃の寒い朝だった。
写真のMTBは中古で入手したSPECIALIZEDというメーカーで今回が山行デビューである。オフロード走行の実力を見せてもらおう。
05:14(1813m)槍沢ロッヂの先
釜トンネルから横尾までは1時間40分。-2℃水溜りが凍る冷えだが、横尾まで雪は無くMTBは快適だった。工事用道路は砂利道なのでスキーはザックに担いだが新MTBはポジションが良いのかケツの痛みは無く、ギアチェンジもスムーズでなかなか宜しい^^
横尾にMTBをデポし兼用靴で平らな夏道を歩く。雪は一ノ俣から徐々に増えるがスキーが履けるほどではなかった。槍沢ロッヂ着は横尾から1時間半ぐらい。腹ごしらえ、トイレ、水の補給など15分と長居してしまった。
06:02(1996m)ババ平
槍沢ロッヂを過ぎると一気に雪が増えた。硬く歩き易いのでツボ足のまま進みババ平でスキーを履く。帰りのスキーはロッジまでだろう。吸い込まれる様な青空、最高の気分で進む。
09:07(3056m)槍ヶ岳山荘
釜トンネル出発から7時間ちょいで槍ヶ岳山荘着。槍沢の急勾配は息が切れたが、スキーを雪面から極力離さない&ペースを落とし1歩1歩踏み締める様にすると驚くほど楽に登れた。新しい発見。
槍沢は基本的に大規模なデブリランドだが大半は融けて凹凸は少なく快適に歩けた。さてシールを剥がし、アイゼン装着したら穂先へGoである。
09:45(3180m)槍ヶ岳山頂
出発から7時間45分で槍ヶ岳山頂。穂先までのアプローチは滑ったら終了のザラメ急勾配で本日の核心部。アイゼン必須の緊張するシチュエーションだった。
360度大パノラマ撮影大会開催
こんな好天は生涯2度と無いかもしれない、そんな眺望だった。南から順に時計周りで撮影。
まずは大喰岳(3101m)、中岳(3084m)、南岳(3032m)、その先穂高連峰と続く。右奥は乗鞍岳(3026m)とその先に御嶽山(3067m)。左の遥か奥は木曽駒ケ岳(2958m)。
西方向
槍ヶ岳山荘、笠ヶ岳(2897m)そして遥か遠方に白山(2704m)。本山行の見出し写真は白山が写っているこの写真にした。石川県民なら白山でしょう。
続いて北西方向
西鎌尾根の先は双六岳(2860m)、三俣蓮華岳(2841m)、黒部五郎岳(2839m)。中央遥か遠方は薬師岳(2926m)か。
真北には立山
中央が立山(3015m)だろう。右奥の山群は扇沢周辺で鹿島槍(2889m)、五竜岳(2814m)あたりか。
北鎌尾根
数々の山岳小説の舞台になっている北鎌尾根。実物は初めて。写真手前の岩から先はほぼ垂直の崖だった。相当ヤバイ感じ。
東方向
常念岳(2857m)が右側、大天井岳(2921m)が左側。手前の沢は天上沢。写真には写っていないが右手方向に富士山(3776m)がはっきり見えた。
11:00(3063m)槍ヶ岳山荘からドロップイン
山頂では30分以上滞在、眺望を堪能しまくった。繰り返しになるが本当に素晴らしい景色だった。
今回初めて「週末山紀行」の方ですよねと声をかけられた。遂にこの時が来たか。何気に嬉しいものである。この方、今シーズンが山スキーデビューで大阪から白山1day、今回も新穂高温泉から槍ヶ岳1dayなど「濃厚」好きな方だった。今後とも宜しくです。
さぁ槍沢ロッジまで標高差1200mスキーを楽しみますか。11時丁度にドロップイン。雪は豊富で石も無く、デブリは融雪で凸凹無く快適に滑走出来た。中盤からは雪が腐ってきたが広大な一枚バーンを満喫した。
槍ヶ岳山荘→槍沢ロッジ 40分
槍沢ロッヂ→横尾 1時間半
横尾→釜トンネル出口 1時間ちょい
備考録
・雪は豊富。2週間はロッジ付近まで滑走可能だろう。
・前回は登山、今回は山スキーだったが山行時間は登山の方が1時間短かかった。
・新MTBはフィーリングOK
・前回体が濡れたジャケットとパンツは洗濯+撥水+アイロンで仕上げた。撥水は効いているが長時間の強い雨に対しては未確認。


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