19.薬師岳スキー(折立起点1day)

薬師岳

開通したての有峰林道から薬師スキーを楽しんできた。今シーズンラストに相応しい、、、とは言えないが予想以上の天候と無事シーズンを終えられた事に感謝!

■メンバ 単独
■用具  freeride164cm/SKI TRAB、Explore/DIAMIR、TLT5Mountain/Dynafit
■行程  2012年6月3(日)曇、山頂5℃

03:14(1341m) 折立登山口
05:53(2196m) 五光岩ベンチ
06:44(2294m) 薬師峠
08:30(2926m) 薬師岳山頂
09:06(2904m) スキーデポ地点出発
09:27(2294m) 薬師峠
10:02(2196m) 五光岩ベンチ
12:00(1341m) 折立登山口

累積標高差 ±1964m
時間 8時間46分
距離 22.5km

今年の目標、富士山Sea To Summitは累積標高差4000mとハードだ。その体力作りも兼ね当初、亀谷料金所からMTBを漕ぐ予定だったが予報悪化に伴い午前中勝負の山行に変更。19時20分ギリギリに亀谷料金所を通過し折立で車中泊する。

有峰林道 亀谷料金所ゲート情報
有峰林道に入るタイムリミット  19時20分
有峰林道から出るタイムリミット 20時00分

入るのも出るのも20時と思っていたが「20時から翌6時までは通行禁止」という規則により20時折立着から逆算した19時20分にタイムリミットが設定されるらしい。前日に折立に入る場合は要注意である。
0603bench.jpg04:30(1866m) 1866m点ベンチ
2時30分強い眠気の中気合で起床。雲の切れ間から星が見えるがその光は弱く予報通りの天候。気温は10℃と暖かく半袖シャツの上にMarvel Peakジャケットを着てヘッドライトで3時14分入山する。
登山口に雪は無く完全な夏道。登山道はさほど荒れておらず1580m付近の急登に道を塞ぐ杉の倒木があった程度。1800m付近からは雪が増え夏道が消えるが前日のトレースを参考に歩を進めた。樹林帯を抜けると眺望が開けご機嫌な尾根歩きが始まる。
0603koru.jpg04:53(1909m) 1934mピークの先のコル
夏道の雪は出たり消えたり。スキーは履かずツボ足で進む。
0603gokoiwa.jpg05:32(2159m) 五光岩方向
樹林帯を抜け広い尾根に出ると雪が消え石畳歩きに。ピークを巻く様に右に大きく曲がって尾根の上部に出ると岩井谷越しに五光岩そして薬師岳。ここでスキーを履く。
0603tarofurikaeri.jpg06:18(2291m) 太郎平からの振り返り1
0603tarofurikaeri2.jpg06:30(2320m) 太郎平からの振り返り2
0603torotorabasu.jpg06:30(2320m) 太郎平トラバース
薬師峠をダイレクトに目指すと途中の谷に難儀し非効率(前回)。太郎平小屋の300mくらい手前まで登ってから水平にトラバースし薬師峠の上部に出るルート(今回)が正解っぽい。帰りも同じルートにしよう。
0603yakushidaira.jpg07:15(2494m) 薬師平
薬師峠にはテント3張り3名パーティが朝の食事をしていた。曇の間からの日差しと雪の反射が眩しくサングラスをかけ日焼け止めついでに水分補給し、正面の急登をスキーで直登する。薬師平に出ると次なる壁が(写真)。夏道は右から巻くが雪がある時期はここも直登。
0603sanso.jpg07:47(2693m) 薬師岳山荘
薬師平から尾根に出ると薬師沢右俣の本谷が飛び込んでくる。黒五の眺望もまずまず。更に10分ほど登ると尾根の窪地に薬師岳山荘が佇んでいる。窓は木で覆われ営業はまだの様だ。
0603sancho.jpg08:30(2926m) 薬師岳山頂
出発から5時間ちょい雷鳥のお出迎えの中、山頂着。残念ながら立山、水晶・赤牛方向は雲の中だが雨を想定していたので予想以上の好天に満足だった。
0603kitayakushi.jpg北薬師岳
綺麗な細尾根と金作谷カール。ここを滑るのも面白いかもしれない。
山頂で写真と食事休憩するが他に登山者はおらず眺望も悪いので20分ほどで下山することに。岩ガレの稜線をロボット足で歩きスキーデポ地点へ。ここでシールを剥がし9時6分スキー滑走開始する。
0603raicho.jpg09:08(2907m) 雷鳥
冬場は羽が真っ白、冬を越すと濃い色に生え変わる雷鳥。今回見た3羽はいずれも白いのは腹だけだった。ちょうど生え代わりの時期か。
0603kurogo.jpg09:13(2900m) 黒部五郎岳方向
0603jurintai.jpg11:05(1822m) 下部の樹林帯
この付近夏道が雪で埋まると非常に迷い易い。トレースがあっても正しいとは限らないのでGPSで小まめに確認した方がよい感じ。

結局スキーは1934mピーク手前のコルまで。2150m以降で2回ほどスキーを脱ぐが脱着も面倒なのでコルでスキーをザックに固定し、その後は雪が出てもツボ足で歩き通した。折立着はちょうど12時で8時間46分の山行が終了。

今回で2011のスキーシーズンは終了。経験豊富な方が雪崩れ合う等、雪の事故が多いシーズンだったが自分自身は道具故障、事故・怪我も無くシーズンを終える事が出来た。リスクが高いと感じたら潔く敗退する単独行ポリシーが上手く回っているのかもしれない。

備忘録
・有峰林道のゲート通過リミット時刻に注意(冒頭参照)
・太郎平のショートカットは太郎小屋の手前300mくらいからが正解
・残雪期は迷い易いルート。GPS必須。

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